2025/03/29(土)dynabook DE200 は使えるか

 電池で駆動できる小型 PC の dynabook DE200 (Core i3) を衝動買いしました。ノート PC と違い別途モニターが必要です。とりあえず手元にあった PHILIPS のディスプレイモニターを流用しましたが、こちらは AC100V から DC19V 3A に変換する電源アダプターを使います。電池では動きません。

 電池駆動は車内での使用などを考えていますが、モニターがネックとなります。家庭用コンセント付のポータブル電源ユニットがあれば使えるけど、そのために買うのも何だしなぁ。

 小型モニターは USB-C 接続で稼働できるタイプが主流になってきました。1万円以下で買える機種もあるから別途に用意してもいいけどね。PHILIPS のモニターは他に使い道を考えましょう。

 簡単なペラの説明書には専用の「USB Type-C アダプター」なるものが書かれています。DE200 本体の USB-C 端子を拡張するパーツですが、本機には同梱されていません。別売です。1万数千円するから本体価格並みの出費を伴います。

USB Type-C アダプター
[USB Type-C アダプターと USB-C 端子(↑印)]

 試しに "尼損" あたりで売られている廉価版の拡張アダプターを差したら認識しました。4K 30Hz でよければ MDMI ケーブルが使えます。(ついでに USB-A 接続機器や SD カードも)

 ほかのメディアを使わないなら USB-C にモニターを接続し、USB-A にキーボード&マウスのドングルを差せば一通りの作業はこなせます。入力デバイスを Bluetooth 接続にすれば USB-A 端子が空くので拡張アダプターなしでも結構使えそうです。

 dynabook DE200 にはフリー SIM のスロットを備えたモデルもあります。本機には付いていませんが、スマホのテザリング機能で代用できます。USB テザリングは端子が埋まっていて使えない場合があります。パーソナルスポット接続は電池を食うから Bluetooth テザリングでいいでしょう。

 DE200 本体は内臓の電池で動きます。ほかのデバイスも電池駆動や USB バス駆動ができれば作業場所を選びません。ノート PC の代わりになりそうです。

2025/03/27(木)外出先で使える Windows PC

 小型パソコン Intel NUC に Windows 11 を無理やりインストールして延命することができました。モニターがある場所なら本体と周辺パーツを持ち込めば作業できます。

 「超人」先生のお宅なんかはこの方法でいけます。パソコンは置いてあるけどすべて Mac だから Windows 環境がありません。IP カメラが不調のときはこちらに SOS が来ます。カメラやルーターの IP アドレスを調べたり、設定を変更したりするときに使い慣れた PC が必要です。

 ノート PC を持っていけばいいじゃないの・・・という声が聞こえてきそうですが、手元のノートは死んでいるか、ディスプレイが壊れているかでアウトです。

 ノートみたいに AC 電源がなくても使える PC が1台くらいあると便利だけどね。

 そんなことを考えているときに、バッテリーで駆動する小型 PC が特売されているのを見つけました。去年あたりから価格が2万円を切って気にしてましたが、本体だけでは使えないので手を出さずにいた機種です。

 dynabook DE200 シリーズです。intel core i 7/5/3 と3機種あって、エントリーの core i3 が税込1万5千円切りだったので思わずポチってしまいました。もう1万円出せば i5 が買えるけど CPU の性能にこだわる使い方はしないから i3 で十分です。

dynabook DE200

 キーボードの左隣の白っぽい筐体が DE200 です。その左はテザリング用のスマホです。大きさ的にはスマホより少し長めで厚めといったところです。

 モニターは PHILIPS の 15.6 インチで、USB-C ケーブルで接続しています。PC 本体には USB-C のほかに USB-A 端子がひとつあるだけで、HDMI 端子はありません。USB-C がもうひとつあるけど、そちらは充電専用です。

 USB-A 端子がひとつしかないので、キーボードとマウスは USB ワイヤレスのコンボタイプを使いました。最初の Windows 10 セットアップで Bluetooth 接続機器を探す仕様になっているから、USB コンボじゃなくてもいいけどね。

 でも初期設定が始まってから気が付いた次第で、その辺の説明はない(というか簡素なペラの説明書しかない)からすべて手探りです。いかにも業務用といった感じです。

2025/03/22(土)Windows 10 の引っ越し_4

 Intel NUC を Windows 10 と 11 のデュアルブートにしたところで、次のステップに進もうとして考え直しました。Windows 10 を USB メモリから起動するようにして、eMMC の OS は消してしまう予定でしたが……

 今年の 10 月で無料サポートが終了する OS に拘る必要はない気がしてきました。Windows 11 が問題なく動くのであれば、そちらに移行したほうがよさそうです。

 celeron J3455 は Win.11 の対象外の CPU です。7世代の Apollo Lake で、Win.11 は8世代以降が対象だから・・・というのが理由のようですが、スペック的には条件を満たしているように思います。レジストリをいじって無理やりインストールしたら起動しました。いまのところ順調に動いています。

 Windows 10 の起動ドライブにするつもりで用意した USB メモリは、SSD に入れた Windows 11 の修復ディスクにしました。書き込み速度が遅いので、しっかり時間がかかります。こんなので OS を起動しようなんて、とんでもない話です。起動ディスクにするのをやめといて正解です。

 USB メモリは書き込み・読み込み速度ともに遅い媒体です。USB 3.1 で 10Gbps というのは理論値で、実際には速いものでも読み込み速度は 200MB/s(1.56Gbps) 程度です。今回使用したのは 70MB/s くらいですかね。書き込みの遅さは推して知るべしです。

 今回の作業中、UEFI の起動用画面で Windows か Linux を選択できる項目(OS Selection)があるのを見つけました。Windows 10 の無料サポートが終了したら eMMC に Linux を入れる手もありそうです。

 Windows10 以外の OS は利用できないと、半ば諦めかけていたのに、Win.11 は動くし Linux まで使えそうです。何でも調べてやってみることですね。

 エクスプローラーで見ると、Win.10 が入った eMMC は容量 27.3GB のうち空き容量は 1.83GB で真っ赤っかです。軽いアップデートはいけるでしょうが、重い累積プログラムは厳しい状態です。やはり Win.11 でいきますか。
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