2010/09/18(土)テナントのDPショップ
人の集まる場所だし、デジカメやケータイからプリントする人もいるから、何とか店を維持できているんでしょう。
残っているのは、ほとんどがチェーン店です。それでも、別のチェーンに名前が変わっていることがあります。吸収合併や営業権譲渡が繰り返されました。ジャスフォートは、ずいぶん前にキタムラに変わりましたね。
採算は赤字でも、写真店がなくなればサービス低下につながるから、スーパー側としては、店を維持してほしいのが本音でしょう。
知り合いの写真スタジオは、スーパーの中にDPショップを出しています。昔は数店あったのですが、いまでは1店舗に減りました。
最後に残った直営店は、スーパーそのものが閉店になる予定だそうです。当然、中に入っているテナントも閉店することになります。
周りに競合店が次々と出店して、スーパー自体の売上が急落したのが閉店の理由です。表向きは、建物・設備の老朽化だそうですが・・・
テナントは、入っているハコの隆盛で業績が左右されます。ハコの集客力が落ちれば、売上利益がダウンする構造です。撤退となれば、店を閉めるしかありません。
さぞかし残念だろうと思ったら、どうやらそうではないみたいです。採算ラインはとうに割っていたそうで、重荷になっていたとか・・・
こちらから閉店するより、ハコの都合で閉店になったほうが有利です。たとえわずかでも営業補償が受けられます。
かくしてまた1店舗、DPショップが姿を消します。例えハコが閉店しなくても、時間の問題だったかもしれませんね。
2010/09/17(金)相次ぐDP店の閉店
全国ネットの写真店は、扱っているメニューが一律で、専門店みたいな個性がない印象があって、どちらの店にも入ったことすらありませんでした。
なくなってどうということはないのですが、利用していた客にとってはさぞかし不便でしょうね。
自宅の近所にあった、同じ系列のチェーン店も閉店しました。ドラッグストアの駐車場に建っていたから、おそらくそこの地主さんが、フランチャイズで経営していたんだと思います。
それで生計を立てていたわけではないでしょうが、営業を継続していく意味がなくなったのかもしれませんね。
DP店の閉店には、自動現像機の液管理が大きく関係しています。処理量が少なくなると、安定した液管理ができなくなるからです。手動補充で追いつかない場合は、母液ごと交換することになります。
利用客が減って、経営が苦しくなったところへ、液管理のコストアップが追い討ちをかけます。もうやっていられない・・ということになるわけです。
プリンターは、デジカメやケータイからのプリントがありますが、ネガ現機はフィルム現像がなければ、母液が回転しません。ネガ現機の維持ができなくなった時点で、廃業を決める店もあるでしょうね。
2010/09/16(木)年寄りのデジカメ
キーボード操作に不慣れな高齢者でも、タッチパネルで直感的に操作できるのが、ハードルを低くしているようです。指先の操作で、文字が拡大できることも人気の秘密です。
ケータイでも同じようなことがありました。本人が望まなくても、親族が心配してケータイ電話を宛がうことがことがあります。大きなテンキーと、家族に直接つながるボタンだけのシンプルなケータイは、一時は品切れで順番待ちの状態でした。ボタンをひとつ押すだけで、親族と会話ができます。
デジタル家電は、いまや高齢者も大事なターゲットです。デジタル技術で多機能化して付加価値を訴求できるのは、比較的若い世代です。高齢者には、常用する機能が簡単に使いこなせる配慮が必要です。
デジタルカメラもそろそろ、そういう段階に差し掛かったと思います。お年寄りの中には、いまでもフィルムで撮影している人もいるでしょうが、現像処理する写真店は減少の一途です。歩いて行けるところにあるうちはいいのですが・・・
電源スイッチを入れて、ファインダーを覗き、シャッターボタンを押せば写真が撮れる・・・ そんなシンプルなカメラが安定して売れる素地はあると思います。
機能盛り盛りもいいけど、もっと簡単に写真が撮れる、記録を残せるカメラがあってもいいのでは?
リタイアするにはまだ早い気がしますが、趣味で手軽に使えるデジイチが1台欲しくなりました。コニミノのナナデジでは、性能の割に仰々しすぎます。コントロールグリップを外しても・・です。
パナのコンデジは、24mm からのズーム付きで気に入っていますが、ちょっと頼りないような・・・
APSC サイズのミラーレス機を横目で見ながら、各社の動向が気になる今日このごろです。