2025/07/31(木)パッションフルーツの挿し木苗

 根がスカスカで枯れかけたパッションフルーツを剪定したときに差し穂を採っておきました。水を入れたビンに浸けておいたら、そのうち何本か根が出始めたので小鉢に植えました。

 培養土はバーミキュライトがいいみたいで、水を吸わせたあとですぐに植えても発根率が高いと言います。保水性がいいからでしょう。

パッションフルーツの差し穂

 パッションフルーツは種からでも育てられますが、収穫できるまでに何年か掛かります。挿し木で増やすのが一般的です。早ければ翌年から収穫が見込めます。

 ある程度の大きさに育てた苗を室内か温室で冬越しさせるのが理想ですが、収穫するまで剪定しないので差し穂が手に入るのは夏の終わりか秋です。今回は早めに採れたので、温室に入れるまでにそこそこの大きさに育つ可能性があります。

 パッションフルーツの栽培でよく失敗するのは、春の開花時期までに十分に育たず、実が生らないことです。春の定植までに苗をいかに大きく育てるか、温室に入れるまでの苗づくりが肝心です。

 平年は、小さな挿し木苗を温室で冬越しさせ、もう1年育ててから春に定植していました。来年はこのうちの何本か活躍するかもしれません。基の株がダメになった原因が病気でなければいいけどね。
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