2018/03/13(火)底が浅い廉価版の防犯カメラ_1
カメラをコントロールするレコーダー(NVR)は、小型 PC よりも性能的には低いメインプロセッサを使っています。それでも HDD に録画しながら、モニターに何台分もの画像を表示できます。専用機だからね。それなら、8チャンネルの NVR を使って 4CH NVR を2台ともまとめてしまえばよいのでは… と考えました。これがドロ沼への道の始まりです。
PoE 対応の IP カメラ用 NVR が単体で売られていることは稀です。ましてや廉価版の 8CH となると、普段はまずお目にかかることはありませんでした。ところが先月は、珍しく何台か売りに出ているのを見かけました。一見して細かいスペックが書かれているようでも、肝心の出力電圧が明示されていなかったり、後ろ姿の画像がなかったりで、怪しげな製品もありました。そんな中でイケそうなのを見つけてポチリです。
ところが届いた商品を見てビックリ! フロントマスクは注文品とウリ二つですが、バックパネルが全く違います。説明書は簡体中文なので実体がよくわかりません。よそのブランド名がついたマウスが余分に入っていたかと思えば、同梱されてるはずの DVD ディスクが見当たらないなど、どう見ても返品手返し品です。出品者に問い合わせたものの、ちょうど春節で長期休暇中みたいです。「残り1台」だったせいか、注文時の商品ページはなくなっていました。(どうすりゃいいのさ、この私)
結局、商品違いで返品処理です。お金は戻ってきましたが、8CH NVR は手に入りませんでした。仕方がないので、前からチェックしていたカメラ4台付の 8CH NVR セットを購入しました。カメラは4台も要らないけど、3万円以下のキットだから文句は言えません。余ったカメラは壊れた時の予備ですね。とりあえず8画面表示ができれば、当初の目的は達成です。ところが、この 8CH NVR には PTZ コントロール機能がありませんでした。(アチャ!)
商品サイトの説明で PTZ コントロールができるとは書いてなかったから一応は想定内です。でも、届いた商品の化粧箱には「PTZ Control : Support」の文字が…。NVR のソフトウェアにも「PTZ 設定」という項目があります。項目だけで、それらしい画面がどこにも見当たらないので問い合わせてみました。(続く)