2025/03/14(金)Windows 10 の引っ越し_2

 Intel NUC の SSD に Windows 10 をインストールして、オンボード(eMMC) の Windows 10 とデュアルブートにしました。起動画面で Windows が二つ並んでキーボードの↑↓キーで選択できます。

 eMMC が容量不足になって、アップデート時にエラーが出るようになったため OS を引っ越すことにしたわけです。SSD からも起動できるようになったので eMMC の OS は消してしまってもいいのですが……

 ここで悪魔のささやきが聞こえてきました。「片方を Windows 11 にアップグレードしたらいいじゃないの」・・・

 この小型 PC の CPU は celeron J3455 で Windows 11 の対象外です。スペック的には基準を満たしてますが、対象となっているのは J4000番台以上です。アップグレードを試してみても CPU が原因でエラーが出て先に進めませんでした。

 ネット上には J3455 搭載の NUC に Windows 11 をインストールした商品が散見されます。去年の秋にはアキバでウチの NUC と同じものが 3,000 円の見切り価格で売られていたそうです。そんなのを買って改造したのが出回っているのかもしれません。

 以前は、レジストリをいじって CPU が対象外の古いパソコンにインストールする方法が Microsoft のサイトで公開されていました。ところが OS のバージョンが 24H2 になってから削除されてしまったみたいです。

 Windows 10 は今年の 10 月に無料のサポートが終了となります。新しい PC を買うか、Microsoft に延長料金を払うか、どちらかを迫られた形です。(商魂まるだし)

 巷には、レジストリをいじってインストールの要件チェックを潜り抜ける方法が、野良サイト情報として出回っています。そのうちの LabConfig というキーを追加するやり方を使いました。

 SSD の Windows 10 を 11 にアップグレードしてもよかったけど、時間があったのでクリーンインストールを選びました。こんなことなら遠回りせずに最初から Windows 11 を入れとけばよかったですね。でも石橋をたたいて渡る慎重さがあったから、この年まで生きながらえてこられたのかも。

 今度は Windows 10 と Windows 11 のデュアルブートになりました。しばらく使ってみて支障がないようなら Windows 11 をメインにしますか。
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