2018/02/15(木)格安 SIM の「二段階革命論」

 スマホが到着しても中に入れる SIM がないことには話になりません。WiFi 環境であればネットにはつながりますが、それでは Wimax2+ の契約が切れた SIM スロットなしの Xperia X Ultra と同じです。この機種は防水機能で雨の日には強いけど、WiFi 専用では屋外無用の箱入り娘と同じなのが辛いところです。

 X Ultra はサイズが 6.44 インチとやや大きめで、画面は見やすいですが、Android 端末が必要なときしか使わなくなりました。今回購入した ASUS ZenFone4 Max も普段、家ではほとんど使わないと思います。こちらはデータ SIM を入れて外で使う予定で、携帯電話機能は当面ガラケーのままでいくつもりです。時代遅れになりつつあるものの、あこがれてた「2台持ち」の気分にしばらく浸りたいと思います。(軟弱なの)

 データ SIM は、mineo にする予定です(ミネオじゃなくてマイネオというらしい)。初期費用が安く済むエントリーパッケージを頼んでおきました。MVNO はどこにしても大差はないみたいですが、個人的な事情で mineo のシステムや料金体系が一番合ってるように思います。決め手となったのは…

(1) SMS 付データ SIM にして、月々 100 円の LaLa Call をオプションでつければ 050 で始まる IP 電話が使える。しかも 100 円分の通話つき。ケータイへの通話は 30 秒8円、固定電話は3分8円。音質はともかく、音声付 SIM がなくても電話ができる。(しかもデータ容量の消費はナシ)

(2) 普通は、契約内容 (SIM) を変更したり、MVNO を変えたりすると IP 電話の番号を引き継ぐことはできないが、mineo の音声付 SIM で LaLa Call 付にすると番号を引き継ぐことができる。(変更手数料と SIM 代は必要)

(3) 余ったデータ容量は翌月に繰り越せる。しかも繰り越した分から消費されるので、翌月分(契約分)の余りは翌々月に繰り越せる。自分で使い切れないときは家族に譲れるし、譲る家族がいなければグループでシェアできる。いつも余るようなら契約容量を下げても手数料は不要だから経済的で安心。

 とりあえず 3GB あたりでスタートしますか。SMS と LaLa Call を付けて、税込で月 1,200 円ちょっとです。しばらく様子を見て、2台持ちに飽きたら MNP で転出して音声付 SIM に乗り換える作戦です。称して「二段階革命論」なんちて。

 いまキャンペーンをやっていて、5月8日までにデュアルタイプ(音声付)を新規申込すると、データ通信 3GB 分 900 円を6ヵ月間割引するそうです。あくまで「新規」だから、タイプ変更は適用外なんだとか。(マズイじゃん)

 まずデータのみのシングルタイプを契約しておいて、後から音声付のデュアルタイプに乗り換えるつもりでしたが、「ちょっと待った」です。後から音声付を新規申込して、先に契約したデータ SIM を解約してしまう手口もあるみたいですが… (モバイル電話の世界はややこしい)

 「5月革命」は一筋縄ではいかない雲行きです。よく検討してから契約しないとね。

2018/02/14(水)迷った挙句 DSDS 機を注文した

 スマホを買うと決めた以上、いつまでも迷っていては先へ進めません。希望する機能がすべて揃った機種はないから、どこかで妥協が必要です。最後までこだわったスペックは、WiFi です。居る時間が長いのは自宅と事務所です。どちらも WiFi 環境は整っています。できれば IEEE802.11ac の 5GHz が使えたらいいな… なんて考えていました。

 でも、よくよく考えてみれば、どちらにもパソコンがあります。スマホの小さな画面でネットやメールをネチネチやるなんてことはないでしょうね。お前さん WiFi のないところで LTE が使いたかったんじゃないのかえ? てなことで、WiFi は 2.4GHz 帯でもいいことにしました。

 そうと決まれば、前々から候補に挙がっていた大容量バッテリーの ASUS ZenFone4 Max がトップに浮上です。無駄になるかもしれないけど、ここでも話題にしてきた DSDS 機です。しかも SIM を2枚挿したまま Micro SD カードが使えます。それまでは MOTOROLA G5 Plus くらいしかなかった思います。

 実際には SIM を何枚も持つことはなさそうだから、デュアルシムでなくても困ることはないでしょう。いちばん困るのは電池の持ちです。初代 ZenFone Max のころから、バッテリー容量には注目していました。いま使ってるガラケーは一週間くらいほったらかしでも平気です。一日でヘタッたらきっと気が狂うでしょうね。(狂わないまでも滅入ります)

 巷の評価を見るといいことばかりではないようです。主な弱点を挙げてみると…

(1) 5.2 インチで解像度が 1280x720 では粗い。(バッテリーの持ちが優先。文字が大きくていいんじゃないの?)

(2) カメラの画質がよくない。(これで写真を撮ろうとは思わない。決定的瞬間に出会っても、たぶんカメラ機能があることすら思い出さないかも)

(3) ジャイロスコープ機能がない。(それ、なんに使うの?)

 スマホにどっぷり浸かって人生を奪われた人たちから見れば、「このおっさん、どうしようもないぜ」てなとこでしょうね。それでもいいのよ。たとえ陽が西から昇ろうと、絶対にスマホなんかに人生を奪われないぞ!(と気勢を上げてみる)

 とりあえず注文だけは入れておきました。どういう使い方をするかは、試行錯誤しながらやるっきゃないでしょうね。

2018/02/13(火)SoftBank 銀 SIM は使えるか?

 先月のケータイ通話料が 0 円だったと聞いて、驚いた人がいるかもしれません。近頃は LINE や Skype で「私もゼロ円」という人が増えましたが、かけ放題なしのガラケーで通話料 0 は稀有な存在だと思います。

 スマホ購入にあたり、現在の利用状況を検証してみました。My SoftBank で先月の請求明細をチェックしてみると…

(1) 機種代金 0
(2) 基本料 934 (ホワイト)
(3) 通話料  0
(4) 通信料 145
(5) ウェブ使用料 300
(6) ユニバーサルサービス料 2

 合計 1,381 円(税別)、税込の請求額 1,491 円となっています。前月(12 月)は 1,529 円でした。多い月でも 2,000 円ちょっとです。キャリアとの契約でもスマホじゃなければこの程度の出費で済むという一例です。さすがに通話料 0 は久々だけどね。

 (4) の通信料は、S! メール (MMS) @0.2 円 729Pkt(0.01GB) となっていました。パケ放題で月 4,200 円(税別)払えばタダですが、ドブに銭を捨てるようなもんです。しかもウェブ使用料の 300 円は必要です。メールが要らなければ、ホワイトプラン基本料 934 円とユニバーサルサービス料 2 円の 936 円(税別)で済む計算です。

 新規に契約するとホワイトプランは2年契約ですが、私の場合はずいぶん前から使っているので、いつ解約しても違約金等は発生しない状態です。SoftBank のガラケー SIM は、機種に依存しないみたいで、3G ケータイ同士ならそのまま使えるとの情報です。いわゆる「銀 SIM」というやつです。

 巷の噂では、スマホの DS 機で 3G のスロットに入れて通話できるそうです。ただしガラケーは標準 SIM。スマホは micro SIM か nano SIM です。大は小を兼ねないので物理的に入りません。そこで登場するのが SIM カッターです。二段階で nano サイズに打ち抜いても使えるというから驚きです。

 実は、いつかその日が来るだろうと、SIM カッターは用意してあります。しかし冷静に考えてみると、SoftBank の銀 SIM を使い続けるのは、得策ではない気がしてきました。キャリアメール (MMS) を引き継ぐのは難しそうだし、SMS があればなくてもそれほど困りません。ところが、ウェブ使用ができるままにしておくと、パケ放題ではないので、高額のパケット料を請求される危険性があります。通称「パケ死」ですね。(設定をきちんとしないと…)

 MNO の音声付格安 SIM にはメール (SMS) が含まれています。今と同じくらいの基本料金でデータ通信もある程度はできるから、MNP で転出して乗り換えたほうがよさそうな気がしてきました。

 スマホを買ってもしばらくはガラケーとの2台持ちでいくつもりです。DSDS 機にするかどうかは、データ SIM と音声 SIM をどこの MVNO にするかで変わってきます。同じ MVNO にするつもりなら1枚の SIM で済みますが、世の中めまぐるしく変化しているから、いつ気が変わるとも限りません。DSDS 機であれば臨機応変に対応できます。(と悩みは続く)
OK キャンセル 確認 その他