2012/02/23(木)常用カメラを考える
610 万画素のコニミノ・ナナデジは、既に旧式もいいところですが、画素数に不満はありません。キャビネ程度のプリントや Web 用の画像に使うには十分です。ただ図体が大きいので、持ち歩くときに不便です。
知らない人が見たら、フィルム式だと思うかもしれませんね。KONICA MINOLTA なんて、デジイチでは聞き慣れないメーカーだし・・・
フィルム時代のレンズがゴロゴロしているから、遊ぶならミラーレス機(最近はノンレフレックス?)がいいかもしれません。マイクロ 4/3 だと実質焦点距離が2倍相当になるので、検討するなら APSC フォーマットでしょう。こちらは 1.5 倍で済みます。
サムスンは候補から外すとして、ソニー NEX、富士 X-Pro 1、リコー GXR M-A12、あとは PENTAX K-01 といったところですか・・・
X-Pro 1 は、前にも採り上げたように、CONTAX G シリーズのデジタル版だと思います。専用の短焦点レンズで楽しむのが本命で、マウントアダプターで遊ぶ機種ではないとの認識です。とりあえず 30 万ほど軍資金を用意しないと・・・
リコーの GXR M-A12 は、ライカ M マウントです。手元にレンズがないし、いまから「レンズ沼」にはまるのはご勘弁です。
PENTAX K-01 は、面白いカメラです。SLR 用の K マウントを採用しています。FA 24mm F2 やフィッシュアイズームなど、使ってみたいレンズはありますが、ほかのマウントのレンズが使えません。ペンタのサブ機ですね。
ということで、残る候補はソニーの NEX です。マウントアダプターで遊ぶなら NEX-5N がよさそうです。とりあえず A マウント用があれば、αのレンズが使えます。
邪道だとか言いながら、CONTAX G レンズも試してみたい気がします。あとコンタの Y/C マウントと、ペンタの K マウントも・・・
マウントアダプターだけで、本体価格を上回りそうな気配です。これではカメラを買う予算がなくなってしまいます。ここしばらくは様子見ですね。
2012/02/22(水)コンデジが低調なワケ
25mm 相当のワイドから5倍の光学ズームを内蔵しています。露出モードは、プログラム AE のほかに、絞り優先・シャッター速度優先・マニュアルが選べます。露出補正はもちろん、オートブラケット機能までついています。
ホワイトバランスは、AWB のほかに電灯光などの個別モード、さらにその場の光を手動で記憶させることも可能です。デジイチの普及機と変わりませんね。
使ったことはありませんが、HD 動画も撮れます。
ちょっとカメラをかじった人間が、カタログスペックで選ぶと、こういうのになるわけです。 25mm 相当なんてフィルム時代にはなかったし、露出モードの変更や露光補正ができるコンパクトカメラは高級機でした。
1010 万画素も必要なかったのですが、それが2万円でお釣がくるなんて・・・
それでも不満があります。画質がイマイチな点です。とくに高感度の室内撮影では、画が汚いのが苦になります。あれこれいじってきちんと設定すれば、もっときれいに撮れるでしょうが、何もできない代わりにそこそこ写るカメラのほうが、手軽で便利なような気がします。
ネチネチやらないと写らないコンデジは、スマホに取って代わられるでしょうね。
高画質を望む消費者は、コンデジからレンズ交換式のミラーレス機や高級コンパクト機にシフトしていくと思われます。やはりフォーマットサイズが大きいほうが、画質的には有利です。マイクロ 4/3 より小さいニコン 1 シリーズでも、サチコン管換算で1インチあります。それとレンズが違います。
低価格競争に明け暮れ特徴を失ったコンデジは、消費者に魅力を訴求できずに、今後ますます下降線をたどると予想します。
2012/02/21(火)常時携行のカメラは?
とはいうものの個人的には、実際にケータイでバカバカ写真を撮ることはないですね。バスの時刻表を複写するとか、後でひとに説明するために画で記録しておく程度です。
携帯電話にカメラ機能があること自体を失念していることもあります。きっと心の中では、カメラだと思ってないんでしょうね。
スマートフォンの普及で、コンデジが苦戦しているそうです。いままでもケータイにはカメラ機能があったはずですが、どういう風の吹き回しなんでしょうか?
その理由は、カメラの性能アップだけでなく、写真アプリも含めた画像処理能力に関係がありそうです。スマホはケータイよりもパソコンに近い電子機器です。
たぶん i Phone 4s で撮った画像は、いまメモカメラ代わりに使っているパナのコンデジと同じくらいでしょう。光学ズームがないとか、露出モードが変えられないなどの違いはありますが、何も考えずに撮ってちゃんと写れば、そのほうがいいような気もします。
一般ユーザーが常時携行するカメラに求めているのは、ユビキタスな能力だと思います。いつでも、どこでも、誰が撮ってもキレイに写るカメラが理想です。
高感度化で室内や暗い場所でもキレイに撮れるようになりました。裏面照射型の撮像センサーなど、新しい技術の成果です。
低価格競争に明け暮れて、性能的にはドングリの背比べ状態のコンデジより、急成長のスマホがよく写るようになるのは、当然の成り行きかもしれませんね。