2025/04/02(水)モニターの電源をどうするか?

 内臓の電池で動く Windows 10 マシン(dynabook DE200)と接続するモニターをどうするか考えていて、手元にある PHILIPS の 15.6in 小型モニターとは別に、もう少し小さなモニターを用意することにしました。

 PHILIPS のでもいいけど、電源が 19V 3A で AC アダプターが必須です。 12V 仕様のカーバッテリーでは動きません。PC 本体が小さいから 10 インチ以下の小さいモニターのほうがよさげです。

 電源は USB-C ケーブルで給電できるものを探しました。電池駆動の dynabook DE200 も充電端子は USB-C です。車内ならシガーソケットから変換できます。

 解像度がフル HD より低くてもよければ1万円以下で買えるものが多数ありますが、今回は 8.9 インチで 1980x1200 pixel のモニターに決めました。割引特典があって1万円ちょっとで買えました。

 同程度の予算で買える小型のポータブル電源も検討しました。100W クラスで AC コンセントが使える機種もありますが、電源が確保できただけで、手元の機材はそのままです。それではちょっとね。

 ポータブル電源を買うなら、ほかの用途にも使える大容量のものでないと無意味です。個人的には 1000W 以上のものを考えています。停電時にせめて冷凍庫が動かせるクラスでないと……

 AC 電源が数時間で復帰すればいいけど、災害で停電が2~3日も続くようだとアウトです。太陽光発電で充電しながら使うとなると、発電量も蓄電池も大容量でないといけません。最低でも数キロワット以上が必要です。

 となると 1kw クラスのポータブル電源ではなくて、直列・並列接続で蓄電容量を増やせるリチウムイオンバッテリーと太陽光発電パネルで5~10kw のシステムを組んだほうがよさそうな……

 電池で稼働する小型 PC から出発して、大規模な太陽光発電まで構想が広がりました。いつものパターンです。これでいつもはまるんだわね。

2025/03/29(土)dynabook DE200 は使えるか

 電池で駆動できる小型 PC の dynabook DE200 (Core i3) を衝動買いしました。ノート PC と違い別途モニターが必要です。とりあえず手元にあった PHILIPS のディスプレイモニターを流用しましたが、こちらは AC100V から DC19V 3A に変換する電源アダプターを使います。電池では動きません。

 電池駆動は車内での使用などを考えていますが、モニターがネックとなります。家庭用コンセント付のポータブル電源ユニットがあれば使えるけど、そのために買うのも何だしなぁ。

 小型モニターは USB-C 接続で稼働できるタイプが主流になってきました。1万円以下で買える機種もあるから別途に用意してもいいけどね。PHILIPS のモニターは他に使い道を考えましょう。

 簡単なペラの説明書には専用の「USB Type-C アダプター」なるものが書かれています。DE200 本体の USB-C 端子を拡張するパーツですが、本機には同梱されていません。別売です。1万数千円するから本体価格並みの出費を伴います。

USB Type-C アダプター
[USB Type-C アダプターと USB-C 端子(↑印)]

 試しに "尼損" あたりで売られている廉価版の拡張アダプターを差したら認識しました。4K 30Hz でよければ MDMI ケーブルが使えます。(ついでに USB-A 接続機器や SD カードも)

 ほかのメディアを使わないなら USB-C にモニターを接続し、USB-A にキーボード&マウスのドングルを差せば一通りの作業はこなせます。入力デバイスを Bluetooth 接続にすれば USB-A 端子が空くので拡張アダプターなしでも結構使えそうです。

 dynabook DE200 にはフリー SIM のスロットを備えたモデルもあります。本機には付いていませんが、スマホのテザリング機能で代用できます。USB テザリングは端子が埋まっていて使えない場合があります。パーソナルスポット接続は電池を食うから Bluetooth テザリングでいいでしょう。

 DE200 本体は内臓の電池で動きます。ほかのデバイスも電池駆動や USB バス駆動ができれば作業場所を選びません。ノート PC の代わりになりそうです。

2025/03/27(木)外出先で使える Windows PC

 小型パソコン Intel NUC に Windows 11 を無理やりインストールして延命することができました。モニターがある場所なら本体と周辺パーツを持ち込めば作業できます。

 「超人」先生のお宅なんかはこの方法でいけます。パソコンは置いてあるけどすべて Mac だから Windows 環境がありません。IP カメラが不調のときはこちらに SOS が来ます。カメラやルーターの IP アドレスを調べたり、設定を変更したりするときに使い慣れた PC が必要です。

 ノート PC を持っていけばいいじゃないの・・・という声が聞こえてきそうですが、手元のノートは死んでいるか、ディスプレイが壊れているかでアウトです。

 ノートみたいに AC 電源がなくても使える PC が1台くらいあると便利だけどね。

 そんなことを考えているときに、バッテリーで駆動する小型 PC が特売されているのを見つけました。去年あたりから価格が2万円を切って気にしてましたが、本体だけでは使えないので手を出さずにいた機種です。

 dynabook DE200 シリーズです。intel core i 7/5/3 と3機種あって、エントリーの core i3 が税込1万5千円切りだったので思わずポチってしまいました。もう1万円出せば i5 が買えるけど CPU の性能にこだわる使い方はしないから i3 で十分です。

dynabook DE200

 キーボードの左隣の白っぽい筐体が DE200 です。その左はテザリング用のスマホです。大きさ的にはスマホより少し長めで厚めといったところです。

 モニターは PHILIPS の 15.6 インチで、USB-C ケーブルで接続しています。PC 本体には USB-C のほかに USB-A 端子がひとつあるだけで、HDMI 端子はありません。USB-C がもうひとつあるけど、そちらは充電専用です。

 USB-A 端子がひとつしかないので、キーボードとマウスは USB ワイヤレスのコンボタイプを使いました。最初の Windows 10 セットアップで Bluetooth 接続機器を探す仕様になっているから、USB コンボじゃなくてもいいけどね。

 でも初期設定が始まってから気が付いた次第で、その辺の説明はない(というか簡素なペラの説明書しかない)からすべて手探りです。いかにも業務用といった感じです。
OK キャンセル 確認 その他