2009/12/22(火)地デジ放送とCATV (2)
「一戸建て住宅の方」と「マンションや集合住宅の方」は、アンテナを確認し、電器店等へ行くように案内しています。デジタルテレビに買い換えるか、チューナー(または内蔵録画器)を買い足すかです。
ご丁寧に目安になる最低費用まで書いてありました。
もうひとつ「ケーブルテレビでご覧になる方」というのがあって、別扱いです。「ケーブルテレビ事業者に相談する」となっています。
加入契約料・工事費・月額使用料が要る・・というのはいいとして、「STB(セットトップボックス)をレンタルするなどの対応が必要な場合がある・・」とあります。
一番最後に小さな字で、「※総務省では、視聴者が利用しやすい提供条件等による『地上デジタル放送のみの再送信サービス』の導入を推進しています」と書かれています。歯切れが悪いですね。
早い話が、地デジ電波を受けてそのままケーブルに流すパススルー方式を推進・・ということでしょうか? これなら自家アンテナがケーブルに替わるだけで、一般の視聴者と同じ条件です。
CATV業者のだまし討ちにあって、自家アンテナを撤去されてしまった我が家としては、ここはぜひとも総務省に頑張ってもらいたいところです。いまさら有料サービスを申し込む気はないし、STBなるもののレンタルを頼む気もありません。
いまのうちに取れるだけ有料サービスを契約させておいて、土壇場になってから再送信(パススルー)サービスを発表・・というシナリオなのかもしれませんが・・・
総務省案内の「地デジ説明会」に参加できない人には、「戸別訪問も実施します」と書かれています。65歳以上の高齢者のみの世帯が対象だそうです。「申込はファックスで・・」となっていました。(年寄りにFAXを?)
電話でも申し込めるそうですが、来年の事業仕分けでやり玉にあがりそうです。
2009/12/21(月)地デジ放送とCATV
ところで、まだ地デジ対応じゃないうちのアナログテレビは、どうすればいいんでしょうか? アナログ放送の廃止まで、あと2年もありません。
答えは簡単。地デジチューナー内蔵の新しいテレビに買い換えることです。
でも、これでは話があまりにも単純すぎます。古いスペックのパソコンをリペアして使っている身としては、不相応のような気がします。
地上デジタルチューナーを購入して、いまのアナログテレビを使い続けるのが、一番安上がりな方法です。パソコンの電源部を交換するのと、金額的には大差ありません。
問題なのは、受信方法が自家アンテナではなく、ケーブルテレビであることです。ケーブルテレビの有料サービスを利用しているのではなく、アンテナだけを利用している無料サービスだというのが気になります。
ホームページを見ると、「※ケーブルテレビサービス(有料サービス)にご加入いただいていない方の試験配信終了後のお取り扱いに関しましては、改めてご案内させていただきます」となっています。
ずいぶん前に、CATVのアンテナを利用する工事が無料だというので切り換えたのですが、あとで見たら、屋根の上にあった自家アンテナがありません。勝手に撤去されてしまったようです。
なくてもテレビは見れるし、まぁいいか・・・ そう思って抗議しなかったのが、いまごろアダとなりました。
HPを見ると、地デジ放送を見たいのなら有料サービスに加入して、ケーブルテレビ専用チューナー(STB)を設置するよう勧誘しています。
この前も勧誘電話が掛かってきて、地デジはどうしている?と聞かれました。相手するのも面倒だから、既に対応済み・・と返事したら、「アンテナを立てられたんですね」だって。
「改めてご案内させていただきます」という内容が、どんなのかはわかりませんが、市販のデジタルチューナーをつけても見られない・・ということだったら許せませんね。(うちのアンテナ返せ!)
2009/12/20(日)デジタル写真とパソコン
古いスペックのパソコンを生き返らせて、いまさらどうする?というご意見もあるでしょう。Pentium2の800MHz/500MHzと168pinのSDRAMでは、確かに時代遅れもいいとこです。
でも、このスペックで、いままで何冊もデジタル写真集の編集をしてきました。デジタル写真の普及期は、デジカメの画像データはまだ軽かったし、VOS/V機ではこの程度のものしかなかったし・・・
そろそろパソコンを新調しようと思ったのは、デジタル一眼レフの買い替えを考えたからです。どうみても、いまあるパソコンでは、快適な画像処理を望むのには無理があります。
最近のデジカメには動画機能がついています。個人的にはデジイチに動画機能は必要ないと思いますが、ついていれば使うかもしれません。3Dゲームはやらないとしても、動画を編集する可能性はあります。
高いお金を払ってノートパソコンを買ったのに 最新の3Dゲームができない!と嘆いている人がいます。ゲームマニアは、12cmどころか 20cmものケースファンをブンブン回して、グラフィックボードの熱を排気するくらいです。ノート内蔵のグラボに高度な3D機能を求めるのは、ないものねだりです。
モニターで見た画像とプリンターで出力した写真の色が違う!と不満を持つ人もいます。ノート型のモニターは、カラーマネージメントをするには不向きです。ほとんどの機種にRGB各色を調整する機能がありません。
モニターの特性をつかんで、頭の中で色変換するか、プリンター側のユーティリティーの設定で調整するかです。
パソコンの基礎知識なしでは、自分の求めるスペックは得られません。反面、CPUの速度や3Dのベンチマークに気をとられて、画像処理が目的だあることを忘れないように注意しないと・・・