2010/04/21(水)Ubuntuのデモ画面
そこでとりあえず、現行の9.10を試してみることにしました。
Windows上でCDイメージをダウンロードして、CD-Rに焼きます。XP付属のライティングソフトでは面倒そうなので、CDBurnerXPを使いました。「ISOイメージの書き込み」を選択してからコピーします。これでUbuntu 9.10のインストールディスクが完成です。
BIOSの設定で、起動ドライブをCDRWに変更して立ち上げると、Ubuntuのインストーラーが開きます。
今回は HDDへのインストールはしないで、デモ画面を見てみることにしました。「コンピューターに変更を加えないでUbuntuを使ってみる」という項目が最初に出ます。エンターキーを押すか、そのまま放置しておくと、デモ画面が表示されます。
GNOME 特有のオレンジ色のデスクトップ画面が表示されます。壁紙は変更できますが、デモ試用だからこのままにしておきます。
CD-Rからの起動なので反応が若干遅い気がするものの、一旦起動したアプリケーションは快適に動きます。デモだから、GINPなどは機能の一部に制約がありますが・・・
試しに自宅のデスクトップ(旧マシン)でも起動してみました。しっかり待たされてからデスクトップ画面が表示されます。ただし、そこまでです。
ゲームの「四目並べ」は起動するものの、石が落とせません。ブラウザのFirefoxは、立ち上げさえままならない状態です。
再起動したら何とか動きましたが、どこかもたついてます。やはり旧スペックのマシンでは、まったく使い物にならないみたいですね。
2010/04/20(火)Ubuntuの新バージョン
検索したら 10.04 というのが今月リリースされるそうです。英国時間で4月29日からだとか・・・
2年に一度のLTS(Long Term Support)版です。いわゆる「長期サポート版」ですね。現時点ではβ版での試用となります。
もう少し待って正規のLTS版にするか、β版を試してみるか、それとも一旦 9.10 を入れてみるか? 判断に迷うところです。
今度の 10.04 は、デスクトップのアイコンが左右逆になっていたり、起動時間が短縮されたりと、かなりの部分で変更されているみたいです。
WindowsからMac OSに替えたときほどの変化はないでしょうが、初めから 10.04 でいったほうがよさそうな雰囲気です。
はやる心を抑えて、ここはじっとガマンの子ですね。
Ubuntu は、登場してからまだ5年ほどの新しいディストリビューションです。わずかの間に LINUXの一番人気に踊り出ました。世界中で推定1千数百万人が利用しているとか・・・
普及の理由は、WindowsやMac OSと同等のデスクトップ環境と、豊富なアプリケーションだと思います。しかもそれら全てが無償で利用できます。
世の中まだ Windows が主流だから、全部 LINUX にするわけにはいかないでしょうが、使い慣れたらこちらがメインになるかもしれません。
Ubuntu はアフリカの言葉で、「他者への思いやり」みたいな意味だそうです。「皆さんあってこその私」とも・・・
PCソフトの大手企業も、こういう姿勢でやってもらえればいいのですが、お金を払って買ったのに、まだ利権を主張されるのはちょっと・・・
2010/04/19(月)AM3マシンにUbuntuを
早くLINUXの環境に慣れたい想いもあり、事務所のパソコンにもインストールすることにしました。新しく組み直したAM3マシンです。
以前使っていたハードディスクに入れることにしました。SATAではないから速度的には不利ですが、練習するには十分でしょう。Windows 98を入れていたのでフォーマットはFAT32です。Ubuntu の標準フォーマットは、ext3 だそうですが、とりあえずこのままでいきます。
旧ファイルを外付けHDDに退避させて、と・・・
大した容量ではないのに、転送には時間が掛かります。早くUSB3.0の環境が欲しいですね。残り時間を見たら、「残り7分」まで減ったかと思ったら、今度はどんどん増えて192分と出ました。最後まで行ったり来たりの繰り返しです。(XPも頼りないですね)
転送中にウィルスチェックに引っ掛ります。「ワーム発見!」ときました。ファイル名を見た限りでは、悪意のある「ワーム」ではないようですが、この際「削除」です。
早速インストールしようとしたものの、パーテーションを2つに切っていたので、20GBしかありません。ここはひとつにまとめたほうがよさそうです。
FAT32で32GB以上をフォーマットするには、別のソフトが必要です。フリーソフトのFat32Formatterを使いました。たかだか40GBでも結構時間が掛かります。