2009/02/10(火)昔懐かしいカメラ店

 京都でコンパクトフラッシュのお世話になった「カメラのナニワ」は、大阪・心斎橋に本店がある老舗のカメラ店です。梅田にヨドバシカメラが出店するまでは、関西では押しも押されもせぬ一番店でした。

 最後に本店に行ったのは、かなり前だから、その後ずいぶん変わったでしょうね。ヨドバシとの競争というよりも、デジタル時代の波に乗るのではなく、飲み込まれたんだと思います。
 京都店を見ていて、そんな印象を受けました。

 ナニワが市中一般のカメラ店・写真店と格が違うな・・と思ったのは、マニアックな用品類が置いてあったことです。ストロボのシンクロコード類は、ひと通り揃っていました。こういうの、ありがたいですね。
 マンフロットのパーツ類があったのには、思わずニンマリです。昔の日プロ名古屋支店(ひと呼んで「鶴見商事」)に比べれば、アマチュアっぽい品揃えですが、普通の店にはまず置いてありません。

 デジタルカメラは、Nikon D3Xも並んでいました。(もちろんウインドーの中ですが・・)
 フジフイルムのS5proは、デモ機が雛壇に出てました。こういうところは、いかにもカメラ専門店ですね。家電量販店とは違います。デジタル一眼レフは、ひと通り置いてありました。

 上の階に行くと、中古のカメラ・レンズがズラリと並んでいました。かなり安かったけど、買う人は少ないでしょうね。普及品はダラ安ですが、マニアックなものは、そこそこいいお値段でした。
 シンクロコードなどのパーツ類が充実しているのは、中古品も扱っているからでしょうね。でないと、あの在庫はデッドストックです。

 ヨドバシやビックに比べて、いかにも老舗のカメラ店・・という雰囲気でした。写真やカメラを趣味にしているひとにとっては、貴重な存在ですが、一般大衆を相手の商売は、カメラ系量販店に軍配が上がります。
 京都まで来て、なぜか「玉手箱」を開けてしまったような気分になりました。

2009/02/09(月)カメラのメモリがない

 先週、呉服屋さんのお誘いで、京都へ行ってきました。ちょうど新作展示会のシーズンで、写真スタジオ向きの催し物もありました。
 既に旧モデルとなったコニミノのα7Dをカバンに入れて行きましたが、現地に着いたら、しまった!メモリがない! そういえば、パソコンに放り込んだままでした。

 どこかその辺で手に入るだろうと、四条から五条まで歩きながらお店を探しました。コンビニは無理でも、カメラ屋か電気屋なら売っていそうです。
 ひと昔前なら、繁華街ならどこにでもあったカメラ店が見当たりません。DPショップに入って、ダメもとで「コンパクトフラッシュありますか?」と聞きましたが、案の定ありません。もう一軒訪ねましたが、そこもダメでした。
 皆さん「切らしてまして申し訳ない」と済まなさそうでしたが、デジタル一眼レフを販売していないDPショップを訪ねるほうが間違いだったかもしれません。もし置いてあったら、撮影のための自家用でしょうね。

 結局、その日は写真を撮らずに、夜になって街を散策がてらメモリを探しました。四条烏丸から東へ商店街をトボトボ歩いていたら、デジタルプリントの看板を見つけました。またDPショップか・・・
 繁華街の店だけあって、店頭受付機が数台並んでいて、用品類も置いてあります。でも、SDカードだけでした。(やっぱりね)

 さらにトボトボ歩くと、脇道の看板に「ナニワ」の字がチラリと見えました。京都でナニワ?ひょっとして・・と行ってみると、睨んだとおり「カメラのナニワ」の支店です。
 店の表にワゴンがあって、メモリのダミーカードが並んでいます。一番上の列にSanDiskのコンパクトフラッシュがありました。やっと見つけた!
 一番容量の小さいのがEXⅢ 2GBでした。5,980円也です。512MBとか1GBとかはないの?と探しましたが、いまどきそんなものは置いてありません。他のメモリと比べて割高だけど仕方ないですね。

 せっかくの京都だから洒落たお店で一杯・・のつもりでしたが、メモリを忘れたために「吉野家」です。メモリと電池は自己責任・・と日ごろ言っていながら、自分がハマった一日でした。

2009/02/08(日)特殊インク用に改造

 バッグやマグカップに、自分の写真をプリントする業務用のシステムがあります。印刷出力した特殊シートを熱で転写する方式です。

 出力された特殊シートの写真は、変な色になっていますが、熱を加えて転写すると普通の色に変わります。特殊なインクを使っているようです。
 プリンター本体は、市販のインクジェット式と同じです。メーカーの純正インクではないので、インクカートリッジとインクボトルをチューブでつないで補充する方法を採用していました。
 印字ヘッドと一緒に、チューブが左右に行ったり来たりするから、ヘッドに負荷が掛かります。せいぜい4色まででしょうね。

 コストを下げる目的で、純正以外のインクを普段使いすることも可能ですが、よほど大量に出力するのでなければ、そこまで大げさな改造は無意味でしょうね。
 自分オリジナルの色調を得るために、独自開発のインクを使いたいのなら、やってみる価値はありそうです。

 いま使っているプリンターは、ブラックのインクが、マットブラックとフォトブラックの2種類から選べます。写真をプリントするときには、フォトブラックのほうが向いていますが、文書などを刷る場合は、黒の濃度が上がりません。
 目的によって、いちいちインクカートリッジを入れ替えるのは、面倒で不便です。兼用はやめて、どちらか専用で使うことになります。

 定番でグレーのインクもあるのに、なんで入れ替える必要があるんでしょう。たぶんソフト制御上の問題だと思いますが、最新機種ではグレーの代わりにフォトブラックを当てているようです。買い直しですか・・・

 純正インクは割高だと思います。それと、使っているうちにインクの残量がバラバラになるので、次から次と交換しなければなりません。7色もあると、もう大変です。
 容量の大きなカートリッジにしてくれると助かるんですが・・・できれば価格据置で・・・
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