2009/12/13(日)モニターはピンキリ

 画像処理マシンのモニターを何にするか考えていて、頭が痛くなりました。どの機種がいいか迷う・・という意味ではありません。ナナオのColorEdgeかFlexscan SXあたりにすれば間違いないのでしょうが、お値段がちょっとよろしいような・・・

 CORE i5/i7を諦めて、CPUをAMDのAthronⅡX4にするか、はたまたⅡX2にするか・・なんて考えている身にとっては、高嶺の花もいいところです。
 画像処理と言っても、それでメシを食おうというわけではないから、投資した分の元が取れる可能性は、ほぼゼロです。趣味でデジタル写真を楽しむためだけに、プロスペックのモニターを買うのは贅沢だと思います。
 若気の至りでダーストの引伸機DA900を買ったころの勢いは、もうないですね。

 いま使っている17インチのCRTは、2台ともいつか交換時期がくるだろうから、とりあえず安い液晶にしておいて、余裕ができたら順送りにするのが、賢いやり方かもしれません。買い換えたときの感激もひとしおだろうし・・・(意外とそんなに変わらなかったりして)

 XGA(1024x768)じゃ何だから、SXGA(1280x1024)にでもしておきますかね。WUXGA(1920x1200)だと、順送りにしたときに、古いビデオカードを探し回るハメになるのも嫌です。(ところでいまのグラボはSXGA対応だったっけ・・・)

 オーディオタイプのMicroATXに載っているグラフィックチップは、XGAまででした。オンボードのチップだから、どうしようもないですね。いまどきのマザボと違って、グラボを差すスロットはありません。(ロープロファイルのPCIはあるけど)
 現在、15インチの液晶を使っていますが、このままいくしかなさそうです。

 電源部を載せ換えて生き返ったパソコンのグラボ(ASUS V3400TNT)は、True Color(32bit)で UXGA(1600x1200)まで対応しています。表示の自由度が高い CRT全盛時代のスペックです。
 17インチのCRTで UXGAは無理があります。天体望遠鏡の倍率と一緒で、過大表示にして購買意欲を煽ろうということですかね。

2009/12/12(土)パソコンのモニター

 画像処理用のパソコンを検討していて、モニターが必要なことをコロッと忘れていました。周辺機器のなかで一番値の張りそうな部分です。

 いまあるのは、17インチのCRTと15インチの液晶です。どちらも時代遅れのスペックだから、新たに調達しないといけません。
 「酸化セリウム」の先生のところに、三菱の20インチCRTが転がっているそうですが、奥行きがあるので置く場所がありません。持ってくるのも重そうだし・・・

 以前、声が掛かったときに嫁入先を探したのですが、引取る人はいませんでした。知り合いの画像処理を職業にしている人も、足元に転がっているとか言ってました。
 手元にあるMONACOのカラーセンサーを使えば、色調整ができます。画像処理には向いていますが、コントラストはかなり落ちていると思います。

 画像処理をしないのなら、19インチで激安の液晶モニターが売られています。でも今回は、画像処理に特化したマシンに使う前提だから、安物で済ますわけにはいかないでしょうね。
 プロが使うようなハイエンドの機種は必要ないと思います。20万円もするモニターは、とても買えません。それでも最低数万円の出費は覚悟しないと・・・

 1台でいくかツインモニターにするかで、ビデオカードの機種が変わります。1枚のカードでツインにするなら、出力側の端子がダブルになったタイプを選ばないといけません。
 ツインモニターにするのは、パレットを別画面にまとめることで、作業スペースを広く確保するためです。置き場所の問題もあるし、どうするか?ですね。

 写真スタジオでは、プレゼンのときに、撮影画像とチョイスした画像を別々に表示するために、ツインモニターにしているところがあります。1画面に大きな画像を2コマ並べて比較するために、一覧用にもう1台必要・・という場合もあります。
 こういう使い方はしないので、画面の広ささえ確保できれば1台でも構いませんが・・・

2009/12/11(金)パソコンの電源部

 日本のAC電圧は100Vです。海外では115V以上が主流だから、パソコンの電源部には115/240Vの切替スイッチがついているものがあります。115Vにして使いますが、1割ほど日本の電圧と差が生じます。

 国内向けの機種にこだわる人は、こういうところまでチェックしているんでしょうね。実際には送電ロスを見越して、日本国内でも100V以上にしている電力会社が多いようですが・・・
 電圧を一定にして、家電製品の効率化と省エネを図る装置があるそうです。長い目でみれば元が取れるかもしれません。

 アメリカの民間基準で、80PLUSというのがあります。使用状況が10%~80%の状態で、効率が80%以上のものに認定マークを与える制度です。認定を受けているものは、それなりの信頼があるとみてよいでしょう。
 あくまで民間基準なので、申請していない機種には付与されません。80PLUSの表示ないからといって、粗悪品と決めつけるのは間違いです。
 MicrosoftのOS適合認定と同じですね。認定を受けていなくても、問題なく動作するソフトやパーツはいくらでもあります。

 CPUをはじめパソコンのパーツは、消費電力が大きくなりました。ビデオカードを複数装着した場合は、かなり大きな電気容量が必要です。
 とはいっても、ビデオカードやハードディスクが各1個の一般的な構成なら、MAXで300Wを超えることはなさそうです。無理して大容量の電源部にする必要はないと思います。500Wもあれば十分でしょう。

 消費電力が大きくなったことで、各パーツの発熱量も高くなっています。冷却ファンの大型化が進みました。いま使っている古いパソコンは、8cm角のファンがほとんどですが、現在は12cm角が標準のようです。
 静音マシンを作るのが難しい時代になりました。せめて、電源部のファンがうるさくて我慢できない・・という事態は避けたいですね。
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