2018/05/20(日)車の買取屋は笑顔で勝負する

 3ヵ月ほど前から車ディーラーの勧誘電話が掛かってくるようになりました。家内が乗ってる車の車検の勧誘です。ずいぶん前からアプローチしてくるところをみると、よっぽど儲かるみたいです。ディーラー車検は高いからね。

 まだ日にちがあるからとほかっておいたのですが、家内が体調を崩して入退院を繰り返しているうちに、もう来月に迫ってきました。家内はしばらく車に乗れそうもありません。乗らない車を車検にかけて、駐車場に停めっぱなしというのもなんだしなぁ。

 そこで、車検を受けずに売り払うことにしました。また乗れるようになったら買えばいいことです。ディーラーから「もう車検の時期です。いま予定日を決めることは可能でしょうか?」と電話がありました。「不可能でしょうなぁ」と言ったら、一瞬「ん?」と詰まった後、諦めたようです。(よそへ出すんじゃないよ、売っ払っちゃうの!)

 前回の車検で踏んだくられたとかで、家内はこのディーラーを嫌っています。売却先は市中の中古車屋にすることに決めました。ネットの情報では、車の査定額には大きな開きがあるようです。とりあえず何軒かあたることにしました。

 最初に立ち寄った先はシャッターが閉まっていてお休みのようです。2軒目の買取屋は査定できる担当者が外出中でした。駐車場にはレクサスなど高級車がズラリと並んでいます。ウチには不向きな店のような気がして、「出直してくる」と立ち去りました。

 3軒目は買取専門のチェーン店です。笑顔でやたらと愛想のいい店長でしたが、出てきたた査定額は7万5千円。9年近く乗ったけどまだ4万キロに達してないから、事故車並みの査定額です。住所氏名など個人情報を書かせておいて、渡す書類(見積書)などはないと言います。バカにしないでよぅ。(山口百恵はもう古いか)

 自動車税がまだ払ってなかったので聞いてみたら、売却するまでの2ヵ月分と廃車手続きの費用は負担してほしいと言います。一旦廃車にして新規に登録し直すんだそうです。買い手が見つかるまでは登録しないと思いますが、相手に経費を全部払わせて、自分が負担するつもりはないみたいです。(リサイクル券は没収と…)

 4軒目は実車を並べて販売している中古車屋です。ここは委託販売に力を入れているようで、駐車場にはお客から預かった中古車が安値で並んでいます。車検まで1ヵ月しかない車を委託しておいて、売れ残ったら「仮ナンバーを取って引き揚げろ」は困ります。実際には最低買取価格というのがあって、それでよければ引き揚げる必要はないそうですが…

 後々まで尾を引きたくないので、初めから買取で依頼しました。ここの店長も笑顔で愛想のよいタイプでしたが、出てきた見積もりは 15 万円。3軒目の倍額です。同じ笑顔でもずいぶん違うもんですね。こちらの希望額より安かったけど、実際の腹積もりよりは高かったので、ここで売ることに決めました。未払いの自動車税は2ヵ月分だけこちらの負担です。(払ってなくてよかった)

 リサイクル券の還付はないか聞いたら、「あれは廃車するときの話」との返事。言ってることが支離滅裂だけど、笑顔に免じてこの際よしとしますか。あの満面笑みの愛想のよさは、こういうときのため?
OK キャンセル 確認 その他