2024/02/07(水)HUAWEI のタブレットを購入した

 米中貿易摩擦の影響で HUAWEI のスマホやタブレットに Google のアプリが搭載されなくなってからずいぶん経ちます。2019 年までに発売された製品は普通に使えるようですが、それ以降のものはダメみたいです。

 そんな状態なのに HUAWEI のタブレットを購入しました。1年半前に発売された8インチの LTE モデルです。発売時の価格は 24,800 円。それが 9,980 円だったので思わずポチッてしまいました。

 用途はカーナビの代わりです。この手の中華タブレットは持ってますが、通信機能が不安定なので代替品を探していました。HUAWEI の日本向けモデルは各キャリアのプラチナバンドに対応しています。

 RAM 2GB、ROM 32GB と性能的にはエントリーモデルですが、一丁前にオクタコアです。カーナビに限定した使い方なら性能的には十分でしょう。問題は通信機能です。

 ランニングコストをかけたくないのでフリー SIM は KDDI の povo 2.0 を使います。何もトッピングしなければ基本月額はゼロ円です。通信速度は最大 128Kbps ですがカーナビは動きます。

 携帯電話代わりの小型スマホは持ってるし、5G 対応のスマホもあります。行先などの設定はテザリングですれば大丈夫です。短時間のドライブならテザリングのままでもいいでしょう。

 いままで使ってた中華タブレットは、LTE も WiFi も不安定でした。10 インチの T60 はプラチナバンド対応なのに通信が不安定。8インチの Smile 1 は KDDI のプラチナバンドには非対応です。その点、HUAWEI は LTE も WiFi も安定してます。

 Google Map と YAHOO! カーナビが使えないか心配してましたが、ひと手間かければどちらも使えます。Gspace か Gbox の仮想領域で GMS 対応アプリを動かせます。

 Gbox は広告が出ないのでそちらを使うことにしました。povo 2.0 のアプリも仮想領域でないと正常動作しません。設定途中でハングしてしまいます。GMS に依存しているアプリは仮想領域で動かすことが条件です。

 用途がカーナビだから不要なアプリは削除するか強制終了させました。SNS 関係のアプリも使わないのでインストールしませんでした。割り切って使えば性能的には十分です。

 中国の製品はセキュリティー的に信用できないと考えてる人が多いようですが、では Google や Apple は大丈夫かというと、それも疑問です。やたらと自社サービスに連携させようとする動きがないぶん、HUAWEI のほうがいいように思えます。
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