2022/09/23(金)フリー SIM の構成を検討する

 Android タブレットが加わって、我が家のモバイル環境は大中小の3台構成になりました。いちばん大きいのは 10 インチタブレット T60、一般的なスマホサイズの ZenFone 4 Max、小さいのは3インチの jelly 2 です。

 このうち ZenFone 4 Max はもっぱらテザリング用で、デスクトップ PC と USB ケーブルでつながってます。外に持って出るのは「大小」の2台です。ほかにもあるけど、機種が古すぎて実用性に欠けるので出番はなさそうです。

 セルラーモデルのモバイル機器3台に、フリー SIM が全部で4枚指してあります。テザリング用のスマホには mineo D プランの SMS 付データ SIM。いまはもうない 3GB プランです。月額 385 円のパケ放題オプションをつけてあります。

 ガラケーの後継機 jelly 2 は、あくまで携帯電話の扱いです。SMS 以外に「お財布ケータイ」機能が加わりました。通話 SIM は日本通信の「合理的 290 プラン」。1GB のパケット付きです。

 RAM は 4GB ですが ROM は 128GB あります。micro SD カードを挿すことはないので、もう1枚フリー SIM を入れました。基本料金ゼロの povo 2.0 です。2回線目を新規に申し込みました。同一名義でも紹介特典がもらえるとは、KDDI は太っ腹ですね。(三木谷とは大違い)

 ZenFone 4 Max に入れてた povo 2.0 はタブレットに移しました。この機種は DSDS 機でもデュアルヴォルテじゃなかったから、3G が終了した au(KDDI) は逐一切り替えないと使えず不便でした。

 現在は、もらった特典と期間限定の 1GB(30 日間有効)を使ってテスト中です。タブレットに入れたほうは紹介者特典の 3GB を足して 4GB 使えます。

 ドライブレコーダー機能は GPS と KDDI 回線の組み合わせで、いまのところトラブルもなく使えてます。最新の地図を利用できるのがありがたいですね。画面も大きくて見やすいです。

 T60 は GPS の性能がイマイチというレビューを散見しますが、前から使っていたドラレコがあまりよくなかったので、さほど気になりません。出発してずいぶん経ってから「GPS を受信しました」なんて調子だったからね。それよりはマシです。

 KDDI 回線は、データ通信はできますが、通話と SMS が不可でした。VoLTE 非対応のようです。電波の掴みが悪いという評価もありますが、スマホと比べてアンテナの立ち方が弱いものの、使い物にならないほどではなさそうです。

 タブレットは、このまま基本料金ゼロの povo 2.0 でいくか、それとも他の格安 SIM にするか、迷うところです。全体的にどういう構成がよいか検討してみたいと思います。

2022/08/31(水)セルラーモデルのタブレット

 手元にある 6.44 インチの小型タブレットは、ほとんど使い道がないと諦めて、新規にタブレットを購入しました。本当は8インチがよかったんだけど、いろいろ事情があって 10 インチです。

 使用目的は車載用です。カーナビの地図が古いので買い替えようかと思いましたが、GPS 機能があるタブレットなら常に最新地図が使えます。値段も2万円くらいで似たり寄ったりです。タブレットは他にもいろいろ使い道があるしね。

 スマホのテザリングを使えば WiFi のない場所でも使えますが、2台が一蓮托生です。自宅のテザリング用のスマホをいちいち持ち出すのは億劫です。それに、うっかり車から降ろし忘れると、豪雨の中でも取りにいかないといけません。自宅のネット環境は「スマホ命」です。

 そこで考えたのがフリー SIM が使えるセルラーモデルです。タブレット自体が単独でネットにつながります。運転中に通信トラブルになるリスクが減るしね。

 カーナビなどたまにしか使わない用途のために月々の経費がかかるのは避けたいところです。そこで基本料金がゼロ円の povo 2.0 を使うことにしました。

 ところが格安のタブレットは、ほとんどが中国製の輸出機で、日本の 3G/4G に対応するバンド数が少ないのが難点です。au(KDDI) はおろか、ドコモでもつながるかどうか微妙です。

 「ソフトバンクを推奨」を謳う機種が多いですね。ソフトバンクなら LTE バンドの B1/B3/B8 の3つに対応しています。でもソフトバンクで基本料金がゼロ円の SIM はありません。

 そんな中で、B18/B19/B26/B28Full まで対応している機種が現れました。UAUU とかいう聞いたことのないメーカーですが、調べた限りではまともな製品のようです。ゲームはしないし、高画質の動画にも興味はないから、antutu スコア 19 万程度の性能であれば十分です。

 手元にある povo 2.0 の SIM をスロット1に入れたら、LTE のアンテナが立ちました。でも実際には APN を設定しないとダメみたいです。このあたりがちょっとややこしいですね。

 データ通信はできますが、SMS と通話はダメでした。日本通信の SIM とデュアルにすると、ドコモ回線はちゃんと通話できました。でも KDDI(au) はデータ通信しかできませんでした。

 こういう仕様のようです。タブレットで電話するつもりはないから別にいいけど、SMS 認証が使えないのは不便です。設定画面では使えるような表示になってるけどね。

 povo 2.0 の au 回線はデータ通信のみと割り切って、トッピングとギガ活で運用するのがよさそうです。ギガ活(au Pay で付与)は疎遠だけど、必要なときは迷わずトッピングするつもりです。たまの利用ならそのほうが経済的です。

2022/06/20(月)ガラケーの電話帳をスマホに移転

 ガラケーの電話番号を MNP で転出して新しいスマホに引き継ぎます。ソフトバンクの場合は電話で転出を申請します。固定電話よりもガラケーからかけたほうがよさそうです。

 マイページで契約内容を確認したら、利用を始めてから 13 年以上になってました。2G 回線が終わる1年前だったから、そんなもんでしょう。ずいぶん長いこと使い続けてましたね。

 ガラケーの電話帳をスマホに移す方法はいくつかあります。ソフトバンクの有料サービスは、ネット接続を切ってしまったから不可です。一旦パソコンに移してからスマホに移転することにしました。

 ガラケーの機能で、本体メモリのデータを micro SD カードにコピーします。それを抜いて PC のカードリーダーで読ませてからスマホに送ります。ファイルの拡張子は vcf になっていました。テキストエディタで開けますが、何が保存されているかわかるだけでそのままでは使えません。

 PC に vcf ファイルが読めるアプリをインストールしようとしても別のアプリがないとダメだとか、小うるさいことを言ってきます。スマホの機能で、電話帳を自動的に認識するのではないかと思い、メールに vcf ファイルを添付してスマホに送りました。

 添付ファイルをクリックすると、どこに保存するか聞いてきます。とりあえず「連絡先」を指定します。「連絡先」を開いてみると……

 ジャーン! ちゃんと移転できてるじゃありませんか。自分の使いやすい場所に保存するだけです。

 jelly 2 のレビューで、一人に複数の電話番号を登録してあってもひとつしか移転できなかったという報告を目にしましたが、ウチの場合は住所などのデータも含めてすべて移転できました。

 長年にわたって整理してないから、いまは使わない連絡先や電話番号がいっぱいです。ガラケーとは使い勝手が違うので、不要なデータは片っ端から削除しました。もし必要なことがあれば、PC に vcf ファイルの原本が残っています。

 どうしても連絡をとりたい相手だけに新しい電話番号を知らせて、従来の電話番号を捨ててしまう選択肢もあります。古いしがらみを断つつもりなら、そのほうがいいでしょう。

 今回 MNP で乗り換えたのは、日ごろ連絡がない先でもせめて電話番号くらいはつながっていたいという未練ですかね。

 「昔の名前で出ています」なんちて。
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