2012/05/04(金)Operaの画面が乱れる

 Firefox が次のバージョン(13)から、Windows 2000 への対応を打ち切るというので、Opera を入れてみました。Firefox 12 はまだ対応中なのに、自動更新をキャンセルしても起動するたびに警告が出ます。早いうちに Opera に慣れておかないと・・・

 ホームページの表示は、ざっと見た限りでは順調です。表示されないサイトや画面が大きく崩れることはありませんでした。ただし、フル画面にすると、画面の一部が乱れます。デフォルトではウィンドーがひと回り小さく表示されるのは、このためでしょうか?

 いろいろ調べてみたら、次の条件が重なったときに症状が出るようです。OS が Windows 2000 である。Opera を全画面表示にしている。MS IME のツールバーが表示されている。
 言語バーは、ほかのもの(例えば ATOK)でも症状が出るみたいです。言語バーの真上にあたる部分が、バーコード状になって判読できなくなります。言語バーをタスクバーに隠してしまえば、症状は出なくなります。

 Mozilla からは、OS のバージョンを上げるか、ブラウザを Opera にするか、どちらかを選択するようにとの案内です。Windows 2000 を使い続ける事情がある場合は、Opera に替えるケースが多いと推察されます。ウチと同じ症状がアチコチで出そうな気がします。
 その割には、この症状についてのコメントが、どこにもないのは不思議です。3条件が揃えば必ず出るわけではないのか、そういう条件で使っている人が少ないのか・・・ Win2k のマシンは1台しか残ってないので、検証することはできないし・・・

 The Official Japanese Opera Forrums に、10.53 のときに XP SP3 でこの症状が出たと、質問が載っていました。ATOK の言語バーの上が乱れるというものです。サンプル画像を見たら同じ症状でした。
 MS IME や ATOK のバージョンによって違うのかもしれません。旧タイプや旧バージョンを引きずっていると、いろいろ問題が起きますね。

2012/05/03(木)昔はスタンドアローンだった

 初めて自分の手でパソコンを組み立てたときの OS は、Windows 98SE でした。その前は Windows 3.1 です。もっと前は MS-DOS のほかに、日本語 BASIC とかいうのもありましたね。DOS/V 機の前は、国民機と言われた NEC のマシンです。
 あのころはインターネットという概念はなくて、パソコン通信でした。利用していたのは一部のマニアで、一般消費者の主な情報源は雑誌です。パソコンはスタンドアローンが普通でした。

 通信手段は、モデムを使った電話回線です。使った時間分の電話代が掛かるから、常時接続というわけにはいきません。必要なときだけダイアルアップで接続します。ネットにつなぐかどうかは、ユーザーがそのつど判断して、手動で行なうのが基本でした。
 レガシー OS と旧タイプのアプリなら、スタンドアローンで不便を感じることはほとんどないでしょう。インターネットの利用は、別のマシンでやればいいことです。

 Windows 2000 で使っているノートは、Firefox を起動するたびに警告が出るようになりました。Ver. はすでに 12 です。次回の更新からは OS が対象外になります。
 うっとうしいので、自動更新をキャンセルしたのですが、それでも警告が出ます。OS を更新するかスタンドアローンにするかは、まだ先の話です。しばらくは我慢して使わないと・・・

 Firefox を使っていたのは、IE6 では画面が正しく表示されないサイトがあるのと、「ブラウザのバージョンが古い」と文句を言われることがあったからです。Firefox は最新バージョンが使えたので、そういう問題はなかったのですが・・・
 後継のブラウザとして、とりあえず Opera を入れておきました。OS を替えないなら Opera を使うように・・との案内です。こちらはしばらくは大丈夫みたいです。あとは Sleipnir 2 くらいでしょうか? (Sleipnir 3 は非対応です)

2012/05/02(水)レガシーOSの使い道

 サポートの切れた基本ソフトを「レガシー OS」と呼んでいます。一般的には延長サポートも終了して、ベンダーからのフォローがなくなったものを指すようです。XP は延長サポート中ですが、Windows 2000 はレガシー OS です。2010 年7月に Microsoft からのサポートがすべてなくなりました。

 企業がレガシー OS を使い続ける主な理由は、使用中のソフトが新しい OS に対応していないことと、システムを更新する予算がないことです。背に腹は替えられないというやつです。それは個人でも同じですが・・・

 個人ユースで辛いのは、対応するセキュリティーソフトがなくなったり、最新バージョンのブラウザが使えなかったりすることです。OS を更新したために、使用中のソフトが使えなくなるリスクより、これから使えるソフトがなくなっていくデメリットのほうが、次第に大きくなります。

 現に、Windows 2000 を提供していた Microsoft のブラウザは、Inernet Explorer 6 で打ち止めです。7 や 8 は使えません。(使えるという話があったら眉唾ものです)
 他社の Fire Fox は、新バージョンでも対応していましたが、今度の 12 が最後だそうです。いつまでも古い OS のフォローに拘っていては、新しい機能を採り入れられないからでしょう。それ以降は Opera を使ってくれとの案内でした。

 ベンダーからのサポートがなくなったということは、アップデートする必要はもうないわけです。同様にアップデートをしない(あるいは必要のない)アプリケーションと組み合わせて、スタンドアローンで使うぶんには、実用上の問題はないはずです。
 ほかの PC と比べて、セキュリティー面ではいちばん安全かもしれません。ウィルスは USB メモリーなどからも感染するから、万全とは言えませんが、危険度はグッと下がります。

 家庭環境で、スタンドアローン PC の使い道があるかどうかです。家計簿をつけるためだけに1台あてがうのは非効率だし・・・
 XP 互換モードだなんて言ってないで、最新 OS で動かない旧アプリを一手に引き受けるマシンにするのが賢明かもしれません。さしづめコンピューター名は「姥捨て山」か、それとも「宝の山」か・・・
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