2011/04/18(月)ご近所の地デジ対策

 やっとのことで「地デジ難民」にならずに済み、ひと安心したところで、ご近所の地デジ対策はどうなっているんでしょうか?
 新しい電波塔の方向に UHF アンテナを向けている家もあれば、VHF 下の UHF アンテナが、アナログ電波塔の方向を向いたままの家もあります。他人事ながら心配です。

 アンテナが立っていない家は、電波障害で共同配信を利用しているか、CATV などの有料視聴をしていると思われます。
 共同配信の家庭には、地デジだけの有料視聴の案内(月々 1050 円)がされているはずですが、自家アンテナでアナログ放送を視聴している家には、STB 使用のケーブルテレビしか案内されていないのでは?

 ケーブルテレビ会社のホームページを見ると、有料サービスに加入していない場合の取り扱いは、「改めてご案内させていただきます」となったままです。
 料金案内のページを見ても、STB 使用の有料サービスしか載っていませんでした。地デジだけの視聴サービスは、どこにも記載がありません。アナログ波の停波まであと3ヶ月だというのに・・・

 我が家には、しつこいくらい地デジの有料視聴を勧誘してきていたのに、共同配信以外の家庭にはその内容は伏せたままです。STB を使った有料視聴が割高なのを知られたくないからでしょうか?
 STB を使う視聴サービスは、テレビが複数ある場合は台数分の費用が掛かります。何台もテレビがある家庭は、かなりの負担です。2台目からは約半額ですが、3台あれば基本料金の約2倍(最低でも月額 5,355 円)になります。

 この前ポストに入っていたチラシには、「テレビ・ネット・電話まとめておトク」とありました。またコミュファか・・と思ったら、ケーブルテレビ会社のチラシでした。
 こちらには、地上デジタルコースが載っています。ただし、ネット(1Mbps~)と電話を足して 4,795 円~です。懲りませんね。

2011/04/17(日)地デジ対応の総括Vol.2

 自前で設置した地デジアンテナは、この前購入した地デジチューナーにつなぎました。コンポジット接続で「ビデオ3」です。従来の CATV の共同配信は2分配して、台所の液晶テレビと、アナログテレビのアンテナ入力に接続しています。

 居間のアナログテレビは、地デジとアナログ放送が、入力切替することで、どちらでも視聴できるようにしました。アナログ波の停波まであと3ヶ月です。特別な郷愁があるわけではありませんが、最後にどうなるかを見てみたい気もします。(砂嵐になるだけなのに・・)
 実際には、共同配信のケーブルを外されるまでは、いままで通り映ると思います。停波後は、地デジをアナログ変換して配信することになっているからです。

 同じ番組を地デジとアナログ放送に切り替えて比べると、確かに地デジのほうがキレイです。アナログ波はザラつき感があります。地デジは滑らかです。写真と同じような傾向ですね。
 単独受信では、どの放送局も 80db~95db で受信しています。2分配ならブースターなしでも何とかいけそうです。地デジは映るか映らないかなので、局ごとの細かな数値の違いは無視していいでしょう。

 本番に備えて、分配器に自家アンテナをつないでみました。居間のアナログテレビは、分配器から近いせいか、どの局も 80db 以上で受信しています。
 台所の液晶テレビは 70db 台でした。分配器から 7m 程のケーブルでつないでいるからでしょうか? このまま維持できれば、ブースターなしでもよさそうですが・・・

 共同配信が停止になるまでは、台所の家内の液晶テレビは、接続を従来のままにしておくつもりです。めったに見ませんが、三重テレビが映らなくなると、事情もわからずブチブチ文句を言われそうです。(文句があるなら、CATV とは自分で契約してちょうだい!)

2011/04/16(土)地デジ対応の総括

 地デジアンテナを実際に設置してみて、いろいろ思うことがあります。
 たまたま我が家は平屋の小さな家だったから、同軸ケーブルを引き摺りながら設置場所を探せました。もしテレビ画面が視認できない場所にアンテナを設置するなら、UHF チェッカーはあったほうがよいと思います。

 西側の道路近くまで出れば、直接電波を拾うことができそうです。では、どの位置から拾えるのかは、チェッカーなしで1人で確認するのは難儀です。
 東側の庭(空き地)でも直接拾えそうです。これもチェッカーがないとできません。二人一組でやれば可能ですが、こういうことでタッグを組むには、家内は不向きなタイプです。きっと面倒臭がって、協力しないでしょうね。

 軒下で受信できるのがわかったから、いまさらチェッカーを買うのは無駄な出費になります。でも、一度調べてみたい気持ちはあります。
 予測が正しければ、道路際ギリギリのところで直接受信できそうです。(アンテナ本体は敷地外にはみ出るかも?)
 反対側の空き地でも、物置小屋のあたりで、直接電波が拾えるはずです。どちらもケーブルの引き回しに問題があるから、確めたところで実現性はありませんが・・・

 地デジ放送は、受信可能エリアだから間違いなく映るというわけではないことがよくわかりました。隣の家で問題なく映っていても、自分の家では全く映らないこともあり得ます。
 仮に近所の電器店に相談に行っても、話だけでは判断できないでしょうね。現場の状況を確めないと、プロでも適切なアドバイスは難しいと思います。

 もし電器店に設置を依頼したら、屋根上に 3m くらいのポールを立てて、14 素子程度の八木式アンテナを付けるはずです。お隣の屋上を越えれば、直接受信できます。2分配くらいならブースターはなくてもいいでしょう。
 屋根上での作業が嫌でなかったら、私もそうしたと思います。
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