2010/06/27(日)Ecolinuxが起動しない
余った旧マシンを事務所の 23 インチワイドモニターにつないでみることにしました。確かフル HD でも表示できるビデオボードを積んでいるはずです。
D-Sub 15 ピンのアナログケーブルを1本買ってきて、つないでみました。Windows 2000 はスンナリ立ち上がり、画面サイズを 1920x1080 ピクセルに設定し直します。
ビデオボード(NVidia Riva TNT)は、最大 1920x1200 ピクセル(32bit)まで対応していました。古い割には贅沢な設計です。
久しぶりに使うモニターですが、やはり画面が広いですね。23 インチでは文字が小さいような気がしますが・・・
次に Ecolinux を立ち上げようとして、トラブル発生です。いつものようにパスワードを打ち込んだのですが、起動せずに何度も入力を求められます。
ひょっとしてパスワードを間違えたのかと思い、別の文字列を打ち込むと「認証エラー」が出ます。間違えたわけではなさそうです。困りましたね。
再起動するときに、リカバリーモードにして立ち上げてみることにしました。意味不明の文字列が表示された後で、リカバリーメニューが現われました。前はちゃんと動いていたから、Resume nomal boot を選びます。
文字列がダーッと走って、ubuntu login: が出たら、ユーザー名とパスワードを打ち込みます。$プロンプトが出たところで、startx と記述したら・・・
ネズミが Ubuntu ロゴの水車を勢いよく回す絵が出ました。(やった!)
すぐに Xfce のデスクトップ画面が表示されました。(やれやれ)
LINUX なんか二度と使わない!という人がたまにいますが、きっとこういう目に何度も遭ったんだと思います。解決策を自分で調べるのが LINUX の原則です。使いこなすまでには、時間と忍耐が要るみたいですね。
2010/06/26(土)「世界最小」は必要か?
実際にレンズを装着すると、ずいぶん大きくなりますが、APSC サイズの撮像素子を採用して、マイクロフォーサーズのカメラよりも小さいというのは立派です。
ボディーを小さくするために、犠牲になった部分もあります。ストロボが別付けになったり、アダプターを介して取り付けたα(A)マウントのレンズがマニュアルフォーカスしかできなかったりする点は、筐体の制約からでしょう。
共通仕様のアクセサリーシューでないこともマイナス点です。
レンズを付けた状態では、いくらボディーが小さくても、そこそこの大きさになります。「世界一」である必要があるかどうかは、意見の分かれるところでしょう。(事業仕分みたいな話になってきた)
次期モデルや他社機には、世界最小・最軽量であることよりも、機能重視のミラーレス機を望みたいところです。これ以上小さくなったら、かえって使いにくいでしょうね。
ミラーボックスとペンタプリズムがないだけのレンズ交換式カメラでいいのでは?
αレンズがオートフォーカスで使えないのは、個人的には苦になりませんが、一般ユーザーから見れば実用性に乏しい仕様です。ただ「はまる」というだけです。
Eマウントの専用レンズがどれだけ揃えられるかに、このシリーズの成否が掛かっている、と言っても過言ではないでしょう。
次期ムービーカメラにEマウントを採用する計画があります。このあたりはソニーの強みです。
ムービー市場とは無縁のニコンや PENTAX(HOYA)が、今後どう出るか?興味があります。もし「世界一」を目指すなら、機能と互換性を重視した設計にしてほしいですね。
「Nikkor レンズ交換式のカメラでは世界最小・最軽量」というのはアリですが・・・
2010/06/25(金)APSCはミラーレスに?
スチール写真を撮るのに特化してきた一眼レフで、動画を撮ろうというのは邪道だと思います。ボディーのデザイン、フォールディング、レンズの特性・・どれを取ってもムービー撮影では専用カメラに劣ります。
今月発売された NEX-5 ・ NEX-3 には、動画機能が搭載されています。NEX-5 は、フルハイビジョンにも対応しています。(NEX-3 は MPEG4)
動画機能にはあまり興味はありませんが、ボディーの作りは NEX-5 のほうが堅牢のようです。買うなら NEX-5 でしょうね。フル HD 動画はオマケです。
ソニーでは、このEマウントを使ったムービーカメラの発売を予定しているそうです。うまいこと考えましたね。スチール写真中心なら APSC のミラーレス機で、ムービー中心なら専用カメラで・・という棲み分けです。
アダプターを付ければ、どちらもαレンズが使えます。一眼レフ用のレンズが、ムービーに向いているかどうかの話は別として、手持ちの資産が利用できるのは魅力です。
フィルム時代の 135 一眼レフボディーを流用してきたデジイチは、ミラーレスにすることによって、ようやく独自のフォルムを体現することができました。
きっかけは、予想外に売れた OLYMPUS ペンシリーズです。マイクロフォーサーズという規格でありながら、APSC デジイチの向こうを張って善戦したのが刺激になったようです。
今回の NEX シリーズに触発されて、一眼レフ各社から APSC サイズのミラーレス機が、投入されるかもしれませんね。
ミラーボックスとペンタプリズムなしでも、パララックスのないプレビュー画像が得られるのが、デジタルの強みです。この強みを生かさない手はありません。
APSC 一眼レフ層を満足させるような機種が出てくるのが楽しみです。まだ売れるからと、ミラー式のデジイチに拘るようでは、商機を逸します。
ミラー式に拘るなら、やはり 135 フルサイズ機でしょう。(ここでまた持論)