2018/07/09(月)猫の侵入経路は逃走経路と同じ?
物置は敷地のはずれにあるので、変な動物に居つかれてはいけないと、剪定した枝などで床下の隙間を塞いであります。長年ほったらかしにしておいたせいか、子猫が入り込む程度の隙間ができていたようです。まずはその隙間をチェックしておきます。じっと息をひそめて様子をうかがっていたら…
出てきました。子猫が2匹です。やはり物置をねぐらにしていたようです。水鉄砲は持っていなかったので、とりあえず追いかけるふりをしてみました。一匹はお隣との境に、もう一匹はそこからは脱出できないとみて、ポチガードのアコーディオンフェンスのほうへ逃げていきます。ブロックを並べてガードしてあるので簡単には脱出できません。フェンスの端にあるわずかの隙間をググッと抜けていきました。もう必死です。
自分の棲み処(縄張り)と決めたら、猫はそう簡単には諦めません。ここは自分の家だ!と思っているのは人間の勝手な考えで、猫に土地の権利書や登記簿を見せたところで何の効果もないでしょう。きゃつらには、ここはデンジャラスなところだよ!と、身をもって教えるしかないわけです。
ここ数週間で、生まれたばかりの子猫はかなり大きく育っています。おそらく我が家の物干し台の下や物置の床下に潜み、夜のうちに母親から授乳していたのでしょう。もうそろそろ自立して生きていけそうなところまで大きくなっていました。古巣を忘れ難くて舞い戻ってくるのか、それとも新天地を求めてさすらうのか、しばらくは様子見です。
敷地の周りはネットを張るなどしてガードしてありますが、完璧ではありません。必ずどこかに隙があります。ましてや子猫は数センチでも隙間があれば簡単にすり抜けます。見つけたら追いかけて、逃走経路が侵入経路とみて補強するしかありません。それでもまたどこか隙を見つけて侵入してきます。簡単には諦めないのが猫の習性です。
猫の侵入に比較的寛容だったご近所も、最近ガードが厳しくなりました。いたるところに猫除けのネットが張ってあります。きっと悪さをされて我慢できなくなったのでしょう。ガードの固い我が家を狙うようになったのは、そんな周りの環境変化が関係していると思います。
天敵も入り辛いから一旦侵入に成功すれば、もうそこは天国です。ウッドデッキの物干しや物置の下は隠れ家になるし、家庭菜園もあります。猫のために作ったんじゃないんだけどなぁ。とりあえずこまめに侵入経路を塞いでいくしかないようです。猫とイタチごっこじゃ洒落にもなりませんが…
2018/07/07(土)しとしとぴっちゃん 子連れ猫
前回は水鉄砲で追い払いました。今回も同じ手でいこうと水鉄砲を取り出しましたが、壊れていて噴射しません。子供のおもちゃだからね。急遽トイザらスへ買い出しです。すぐに壊れるといけないので2丁仕入れました。千円ちょっとの出費は痛いけど、猫に物干し台を占拠されるよりはマシです。
追い払ったと思ったのに、時々植木鉢がひっくり返されているところをみると、ちょくちょく侵入されているみたいです。昨日は物干し台に出る掃き出し窓の向こうに、動く二つの物体を発見しました。二重窓のポリカプラダン越しにゆらゆら揺れて動いています。きっとあの子猫だわ!
急いで予備の水鉄砲に水を詰め、裏庭から回って追い詰めます。やはり2匹の子猫でした。ちょっとの間に一回り大きくなっています。別々の方向に逃げるのは、狙いを定めさせないための本能でしょうか。陽動作戦に惑わされ、水鉄砲は空振りに終わりました。
来ないようにするためには、命中させないといけません。猫の毛は水をはじかないので濡れるのを嫌います。いまの季節はいいけど冬場だと命に係わります。本能的に危険を察知すれば、自然と足が遠のくものです。縄張り意識が強く執念深い猫に諦めさせるためには、こちらにも執念とかなりの根気が必要です。
家の周りは防犯カメラ6台で監視していますが、ベランダは死角になっています。あと2台増設する予定で、設置場所を検討していたところでした。室内用の魚眼カメラがあるのを思い出し、物干し台の雨除けの下に吊り下げることにしました。台風でもこないかぎり、雨が直接あたることはないでしょう。
とりあえずの仮設だから、本体は針金で吊るして、フラットケーブルで窓から引き込みました。NVR につないでモニター画面に映し出します。しばらくして画面を見ると、あの2匹が物干し台で寝そべってじゃれついてるじゃありませんか。すわ水鉄砲だわ!
今度も陽動作戦にハマり不発でした。繰り返しているうちに、いつかは命中するでしょう。一匹だけじゃダメです。当たってないほうは留まろうとするから、2匹とも命中させないと立ち去らないような気がします。
たまに親猫が外のほうで鳴いています。危険を知らせているのかもしれません。「あのオヤジが来たゾ」なんてね。ここ数日降り続いていた長雨が上がったら、物干し台の下に潜り込まれないようにネットを張るつもりです。ねぐらと逃げ場がなくなれば、侵入される頻度は少なくなるのでは?と淡い期待を込めて…
2018/07/01(日)慌てることはないさ 4Kモニター
個人的に押さえておきたい機能は、画面を4分割できる PBP です。親画面の中に子画面を表示する PIP と違い、異なる機器からの入力ソースを同時に4つ表示できます。例えば 42 インチだと、21 インチのフル HD モニターを4つ並べたのと同じ表示が可能です。モニターアームが必要なときは一つで済むし、しかも枠なしで表示されるから視認性が向上します。もちろん一つのソースを全画面に映して大画面を楽しめます。
一時は LG の 43UD79-B にしようかと思いましたが、フリッカーフリー機能がありません。発売前は「フリッカーセーフ」となっていたようですが、のちに間違いだったと訂正されました。ブルーライト軽減機能もありません。こちらは、単純に波長の短い部分をカットして発色が黄色っぽくなるだけのものが多いようです。目の保護に重点を置くならフリッカーフリーのほうですね。
ここへきて HDR(High Dynamic Range) という機能を搭載する機種が増えています。ダイナミックレンジを広げる技術です。平たく言うと、明るい部分の白トビを抑え、暗い部分の黒ツブレを無くす機能です。元のソースが HDR に対応していれば、従来よりも鮮明な画像が見られます。パネルの性能が低いとあまり効果はないようですが…
シューティングゲームで、物陰に潜む敵を素早く見つけるのには効果がありそうですが、個人的にゲームはしないので、あまり関係なさそうです。写真の要素は「黒のシマリと白のヌケ」です。白トビも黒ツブレもない画像では物足りないかもしれません。かえって不自然で不気味に感じるかも?
必要なければ HDR 機能を切ればいいから、ついてて邪魔になることはないでしょう。HDR は、あってもなくても…といったところです。それよりも必須なのは、PBP で画面を切り替えるときのリモコンです。PC モニターでリモコン付きは少ないんだよね。これらの条件で価格サイトを検索すると、ヒットするのは数機種に限られます。
フィリップスの新製品で HDR400 と HDR1000 の2機種は、「すべて入り」ですが電気ダダ食いです。バックライトがパネル全面なのと、フリッカーフリーも関係しているようです。アトランティスの 32 インチは、スペックの割に価格は安いものの、ちょっと人柱っぽい感じがしないでもありません。もうすぐスイーベル機能なしのスタンド付で5千円ほど安いのが出るそうです。
どうしてもいますぐ要るわけじゃないから、もう少し待つとしますか。買った後で「しまった!」ということはあっても、「あのとき買っときゃよかった」というのは少ないからね。