2025/07/23(水)差し穂の状態で蘇った葉っぱと実

 根がスカスカになったため、掘り起こして水耕状態で様子を見ていたパッションフルーツですが、この状態での蘇生は無理だと判断しました。葉っぱはしおれる一方だし、実の皺がますます醜くなりました。もう枯死寸前です。

 実のついた部分を切り出し、差し穂の状態にして吸水させてみることにしました。葉っぱのしおれかたからして蘇生は難しいと思いましたが……

 植物の生命力はえらいもんですね。あれだけしおれていた葉っぱがピン!としてきました。実の皺もいくらか改善されています。色づいていた実が3個、蔓から離れて「収穫」できました。

水はバケツ中央の白いカップの中だけ
[水はバケツ中央の白いカップの中だけ]

 熟した実に皺がよっていますが、生ってるときからで、まだ追熟する前の状態です。ほかの実と混ざると紛らわしいので、別にしておきます。あと少し追熟すれば食べられるでしょう。

 まだ5個生っています。そのうち2個は少し色づいてきました。収穫までは厳しそうですが、この状態でしばらく様子を見ることにしましょう。何事も経験です。

2025/07/13(日)パッションフルーツの根がスカスカ

 数日前から葉っぱがしんなりしてきたパッションフルーツの株は、根に問題ありとみて対処法を検討したものの、原因が特定できないことには手の打ちようがありません。

 プランターの土を少し掘り起こしてみました。原因がコガネムシの幼虫であれば、すぐに見つかるはずです。このくらい大きな株の根を食い尽くすほどだと十匹以上は居るでしょう。

 幼虫が出てこないので思い切って株を掘り返すと、ひげ根がほとんどないスカスカの状態でした。これでは水を吸い上げる力は残ってなさそうです。

スカスカのパッションフルーツの根

 この暑い時期、植え替えに耐えるとは思えないので土を落とし、水を張ったバケツに浸けました。水耕栽培みたいですが、ひげ根がないから蘇生は無理だと思います。

水を張ったバケツに浸けてみた

 一晩経っても回復のきざしはありません。皺がよった実や余分な蔓や葉っぱも剪定し、バケツの水を替えてもう少し様子を見ることにしました。少し色づきかけた実だけでもなんとか収穫できないか?との淡い期待からです。

 選定した蔓から作った差し穂は、水に浸けておいたら葉っぱがピン!としてきました。収穫前のこの時期に剪定はしないから、来年用の苗が早めに手に入ればそれがせめてもの救いです。

2025/07/10(木)水切れの症状は根に問題ありか?

 例年なら梅雨の真っ最中なのに、今年は早々とあけて夏真っ盛りです。鉢植えの植物には朝夕2回の水遣りが必要ですが、あまりの暑さに2回目はパスしてます。その代わり、朝はたっぷり補水するようにしています。

 今朝の水遣りでパッションフルーツに異変があるのに気づきました。台所の南側に植えた2鉢のうち、東側の株の葉っぱがしんなりしてうなだれた状態です。まだ青い状態の実に皺がよっているのは水切れのサインです。

手前の株が水切れ状態

 上の写真のように手前の株の葉っぱがしんなりしてうなだれています。左上の実に皺がよっているのがわかります。奥のほうに見えてるのは隣のプランターの株で、葉っぱも実も元気です。

 同じ大きさのプランターに同じ培養土を入れ、朝の水遣りは同じ量の水を与えています。それなのに片方だけが水切れになるのは、水量以外に原因がありそうです。

左側のほうが乾きが遅い

 上の写真は午後3時ごろの土の状態です。右のプランターは表面が乾いた状態ですが、左のほうはまだ湿っています。左の株の根に問題があるとみていいでしょう。

 根腐れか、それともコガネムシの幼虫に根を食べられてしまったのか……。あまりの暑さに土を掘り返すのはやめました。とりあえず様子見ですね。
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