スーパーハイビジョンはいつ?2011/06/05(日)
先月、NHK とシャープが共同で開発した、スーパーハイビジョンのディスプレーを発表しています。従来のハイビジョンの 16 倍の解像度だとか・・・
映画館では、ハイビジョンの4倍の解像度がある「4K2K」という規格が実用化されています。スーパーハイビジョンは、それのさらに4倍の解像度があります。
7680x4320 dot ということは、3318 万画素に相当します。デジイチの画像を 16:9 の横長画面いっぱいに表示するには、約 4000 万画素が必要です。静止画でもかなりハイスペックなのに、動画でこんなサイズが可能なんでしょうか?
開発段階では、800 万画素のセンサーを4個使って合成していたそうですが、実用段階では単一センサー(または3板式)になると思われます。金に糸目をつけない業務用だから、3板式ですかね。(将来的には3層構造か)
ギガビット単位の情報をどうやって送信し、再生するのか興味があります。圧縮技術が成否を握っているのでは?
今回発表されたディスプレーは、横幅が 1.9m もある大きなものでした。一般家庭向きではないですね。価格も未定です。
NHK の試験放送開始は、2020 年の予定というから、まだ先でもありもうすぐでもあります。そのころには、デジイチの画素数は 4000 万画素クラスが当たり前になっているかもしれません。
プリントサイズではなく、ディスプレーで表示するために高画素化する時代がくるとは、予想外の展開です。どうなりますやら・・・