2013/03/02(土)動いていたフィルム現像機
一般ユーザーではなくて、事業所でフィルムを使っているところがあるそうです。証拠能力が高いのが使う理由というところをみると、官公庁に出入りしている建築土木関係でしょうね。
カメラはすでに潰れてしまっていて、写ルンですを使っているそうです。1件いくらでコストがはっきりしているから、かえってそのほうがいいみたいです。
話の途中で来客があって、社長が中座しました。廃液処理の会社です。いままで廃液の回収に来ていた地元の業者が、やめてしまったので、隣の県から来てもらうことにしたそうです。名前を聞いたことがある大手の産廃処理業者でした。
警察本部が銀塩式のプリンターを使っていて、そこも廃液の処理に困っているみたいです。その大手業者に頼めばいいように思いますが、県内に事業所のある業者でないとダメだと言います。このご時世に堅いことばかり言っていると、そのうち廃液タンクの山になります。困った末に、警察が不法投棄じゃ示しがつかないから、なんとかしないといけませんね。
店にある小型のネガ現機は、ブローニーが流せるタイプでは一番小型の機種です。それでも1時間に 135 の 27EX が 26 本処理できます。
最盛期には1時間に 100 本処理できる大型機を置いていました。それが 50 本機になり、いまでは一番小さなネガ現機でも時間を持て余しています。
いま使っているのは、同業者がフィルム現像をやめるときに譲ってもらった同型機だと言ってました。前に訪ねたときに置いてあった機械は、部品取りのために倉庫に保管してあるそうです。
この店は、まだまだフィルム現像を続ける決意のようです。