2023/05/10(水)ジャンボ系ニンニクの"芽"を収穫

 ニンニクは(品種にもよりますが)春になると花茎が伸びてきて花を咲かせます。リーキの仲間のジャンボ系ニンニク(エレファントガーリック等)も同じです。こちらはほぼ全株が抽苔します。

 そのまま放置して花を咲かせてしまっては鱗茎が育ちません。ある程度伸びたところで収穫します。ハサミで切ると感染症の心配があるので手で折るのが無難です。簡単にポキッと折れます。

 一般的に「ニンニクの芽」と言いますが正しくは花茎です。主に茎の部分を食べます。花房は食べないという人もいますが、もったいないので縦半分に切って一緒に煮物・炒め物などに使ってます。

 ニンニクには農薬指定があるけど「ニンニクの芽」にはないから、無農薬でないと市場に出荷できないというのが原則です。あまり目にしないのはこのためでしょう。おいしいんだけどね。

 去年は全滅状態でほとんど抽苔しませんでした。分茎して鱗球に育つ株は抽苔し、抽苔しない株は一球もので終わるみたいです。今年は豊作の予感がします。

 「超人」先生のところにも届けておきました。2年ぶりです。天ぷらにするんだとか。

 ジャンボニンニクのあとは無臭ニンニクです。少し遅れてこちらもほぼ全株、花茎が出てきました。茎が細めなだけで同じ姿です。

 グリーンスワンミャオも抽苔しました。来年用の葉ニンニクにするために収穫しなかったのが10株ほどあります。こちらもほぼすべて花茎が出ましたが、くねくね曲がって花芽が下を向いてたので気がつくのが遅れました。

 葉を収穫したほうの株は鱗茎の育ちが悪いせいか、ほとんど抽苔しませんでした。ジャンボ系よりは早く枯れるみたいで、今月中に掘り上げる予定です。

 去年まで葉ニンニクにしていた紫々丸は、手元に残っていた小さな鱗片を植えて、葉を収穫せずに放置していました。品種を引き継げればとの淡い思いでしたが、ちょっと難しいかもしれません。

 まともな鱗茎は去年、ニンニク大好きの「超人」先生のところに届けました。ジャンボ系が不作で、お詫びのしるしに持って行ったかたちです。しばらくの間しのげたと喜んでましたっけ。

 紫々丸もグリーンスワンミャオも今月中に掘り起こす予定です。ジャンボニンニクと無臭ニンニクは6月に入ってからになりそうです。ちょうど梅雨入りの時季と重なるので、晴れが続く日があればいいけど、こればっかしはそのときの運ですね。
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