1等星と同じくらい輝く流星でも、砂粒程度のチリだと言います。小石ほどあれば、さぞかし明るい流れ星になるでしょうね。
あまりお目に掛かったことがないところをみると、宇宙に漂うダストの大半は、皆チリやホコリ程度の大きさのようです。
恒星よりも明るい流星を「火球」と言います。大きいものだと周りが一瞬明るくなります。毎日夜空を眺めている人でも、そう頻繁に見ることはないでしょう。
ましてや満月よりも明るい大火球となると、一生の内に数回お目に掛かれるかどうかです。私も見たのは一度だけです。
見たのではなく「感じた」と言ったほうが正確かもしれません。望遠鏡をセットしていて、周りが急に明るくなったので、空を見上げたら火花が散っていました。満月ほどの明るさはあったと思います。
かなり長い距離を流れたようで、最後に爆発するように弾けるところを見ることができました。よく見ると、そのあたりに雲のようなものが・・・
この「雲」を「痕(こん)」と言います。大きな流星がバーストした後でたまに見られます。一応、大気圏の中の現象だから、痕は時間とともに移動します。
痕が現われたら、写真を撮っておくとよいでしょう。恒星が点で写る程度の露光時間で、何枚か連続で撮影します。痕の動きを記録するためです。
火球がバーストするときに音が聞こえた、という人がいます。何十キロも上空の現象だから、仮に音が伝わったとしても、到着するまでに相当な時間が掛かります。バーストと同時に聞こえるわけがないのですが・・・
私が見た大火球は、音がしたような気がしました。「パッ!」という音です。気のせいなのか、電磁波を音として感じたのか、原因はよくわかりません。
音は聞こえないというのが定説ですが、ひょっとするとフォースを感じたのかもしれませんね。