2011/04/15(金)軒下に地デジアンテナを設置

 いよいよ地デジアンテナの設置です。軒下にストロボ用の天井吊下金具を付け、そのポールにアンテナ付属の金具で固定する作戦です。
 落下防止には、ダボの留めネジを利用することにしました。金具のボルトが緩んでも、これが引っ掛って、スポンと抜け落ちることはないでしょう。

 設置にあたって、アンテナ側のケーブルに接栓を取り付けます。ネジ止め式だから、緩んだり抜けたりすることはありません。20m の 5C ケーブルを引き摺りながら、設置予定場所までフラットアンテナを持って行くと・・・
 テレビ画面に「電波が弱いか放送のない周波数のため受信できません」と表示されました。つい先ほどまでバッチリ受信できていたのに・・・

 同軸ケーブルをクネクネさせると、受信したりしなかったりします。どうやら原因は接栓にあるみたいです。外して長さを測ったら、心線の長さが規定より 2mm 短くなっていました。たったこれだけのことで、まったく映らなくなるとは・・・
 地デジで接触不良は命取りです。ケーブルの品質ばかりに気をとられて、コネクター類を疎かにしてはいけませんね。

 古い家屋だと、屋内配線やブースター、分波器や分配器のスペックが低かったり、経年変化で劣化したりしていて、アンテナを更新しても地デジ放送が受信できないことがあります。
 従来の共同配信の配線はそのままにして、新規にケーブルを引き込むことにしました。既存の引き込み場所が遠いのと、室内の端子より前がどうなっているか不明だからです。この前買い直した分配器のところで入力側をつなぎ替えれば、自家アンテナに切り替わります。

 有料化まであと3ヶ月程の話ですが、それまでは共同配信の配線をそのままにしておくつもりです。自前のアンテナでは受信できない隣県の放送も映ることだし・・・
 これでやっと「地デジ難民」にならずに済みそうですね。

2011/04/14(木)地デジの電波はシビア

 最初の室内テストで、かろうじてでも全局映ったので、アンテナを屋外に設置すればいけると踏んだのですが、とんだ誤算でした。地デジはそんなに甘くなかったようです。

 お隣の建物が鉄筋コンクリートなので、我が家は電波の陰になって受信しづらいことは覚悟していました。お隣の2階には南北に抜ける窓があります。効率のよいアンテナならどこでも適当に拾うだろうと、安易に考えていたのですが・・・

 地デジの電波は直進性が高いとは聞いていたものの、これほどシビアだとは思いませんでした。電波塔から 10km 程度と比較的近いことや、お隣の建物とは 7m 程しか離れていないことが、関係しているのかもしれません。
 ちなみに、電波塔の直下にある施設は、CATV で地デジを視聴しているそうです。「灯台もと暗し」とは、よく言ったものですね。

 お隣の窓から抜けてきた電波とはいえ、拾える場所が見つかったのはラッキーでした。フラットアンテナの一部が、明かり取りの窓にかかるのは辛いけど、通常の生活には支障のない場所です。
 受信可能な範囲が幅にして 1m もないから、この際贅沢は言ってられないですね。軒下に吊れるだけまだマシだと思わないと・・・

 アンテナの固定には、ストロボ用の天井取付金具を使う予定です。写真店が証明写真用のストロボを吊下げるのに使っている金具です。大きさの割にアンテナ本体は軽いから、台風が来ても大丈夫でしょう。取扱説明書によれば、付属の固定金具は、風速 45m 対応となっています。
 念のために、落下防止のワイヤーを取り付けたほうがいいかもしれません。もしものときの「おまじない」です。

 ブースターをかます場合は、同軸ケーブルを室内に引き込んだ後にするつもりです。室内まではケーブル長が 7m 程度なので問題ないでしょう。
 居間と台所の2分配だけだから、ブースターなしでいければラッキーですが・・・

2011/04/13(水)不安定な地デジ受信

 同軸ケーブルや接栓など、地デジアンテナのパーツをホームセンターで買ってきて、いよいよ地デジアンテナの設置です。
 余裕をみて用意した 20m の 5C-FB ケーブルの両端にF型コネクターを付けて、テストしたときの 1.5m と交換してみました。

 レベル低下は予想していたけれど、一気に受信可能なレベルを下回ります。まともに映るのは NHK 総合くらいです。あとはボロボロの画面か、まったく映らない状態でした。
 これがブロックノイズというやつか・・・

 コードは 20m あるから、家中どこへでもアンテナを持っていけます。まずは設置を予定していた屋外の物干台に移動してと・・・
 ところが、改善される様子はほとんどありません。上に持ち上げたり、左右に移動させたりしても、正常に受信できるレベルにならないのには往生しました。設置場所を変更しないと・・・

 40~50dB の受信レベルでは、ブースターをかますかどうか以前の状態です。なんとか 60dB 程度で受信できる場所がないか探していたら、西隣の台所でレベルが一気に上がりました。
 他県への混信を避けて出力を3分の1に抑えているテレビ愛知でも、MAX で 70dB まで上がります。20m のケーブルを引き摺ってこれなら、ブースターなしでもいけそうな感じです。

 あと少しで自宅の西端です。その 1m 先は道路です。家屋西端ギリギリのところまでアンテナを持って行くと、受信レベルが下がりました。(なんで??)
 我が家は、電波塔との間に隣の鉄筋住宅があって、直接電波を拾うことができない状況です。道路まで出ればギリギリ拾えるはずですが・・・
 先ほど受信レベルが一気に上がったのは、お隣の2階の窓から抜けてきた電波を拾ったのかもしれません。

 そういえば、最初に室内にアンテナを置いた場所は、お隣の次の窓の位置と符合します。だから室内でも映ったんですね。
 南隣の建物で南北に窓が抜けている場所は、この2ヶ所のほかにはなさそうです。台風でお隣が雨戸を閉めたときは・・・
 そのときはテレビを諦めるしかなさそうですね。
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