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2020年02月25日の記事

2020/02/25(火)枯れたパッションフルーツ撤去中

 2月になって寒さが戻ってきたせいで、生き残っていたパッションフルーツが一気に枯れてしまいました。例年なら1月にはこの状態だから、今年はやはり暖冬傾向ですね。一時は全株越冬かと思いましたが、甘かったようです。

 去年は冬越しして生き残った4株をそのまま育てたために、大幅な減収となりました。新芽が育つのが遅く、遅まきに咲いた花が結実せずに落花してしまったからです。今年は温室で育てた株にすべて更新するつもりです。

 お外の株は、葉が枯れてきたので順次剪定して撤去の準備を進めています。生ってた実はその都度収穫しました。多少は色づいてたから追熟すれば食べられると思います。今回は温室の越冬株がほとんど実を付けていないので貴重な存在です。

 例年は、秋に開花した花を結実させ、そのまま温室に入れて育てていました。収穫できるのは3月ごろです。一度開花した弦には花芽は付きません。新しく芽吹いた弦を伸ばして、そこに花芽がつくのを待ちます。5月下旬から6月上旬の開花です。それが夏に収穫を迎えます。

 そんなサイクルが、去年から崩れてしまいました。まぁ、実を付けてるか付けないかの違いで、温室で冬越しさせた大苗は大事な戦力です。問題はいつ定植するかですね。遅霜がない、八重桜が開花するころが目安だそうです。焦る気持ちを抑えながら、4月中旬までは温室で大事に管理します。

 ここで気を付けないといけないのが温室の温度です。快晴の日は、午前中の早い時間から室温が 35 ℃を超えます。さすがに 40 ℃を超えるとヤバイですね。朝起きたら温室の換気口を開くのが日課になります。ピーカンの日は、温室の裾も開けてやらないといけません。これで 30 ℃ 台に抑えるのががやっとです。

 ビニール温室の上はポリカーボネートの雨除けがあります。霜が降りる心配がなくなったらビニールの被覆を外してしまったほうがいいかもしれませんね。よほど冷え込まない限りは結露したり霜が降りたりすることはないでしょう。

 3月中旬になったら、ヒーターの電源を切り、上部の換気口を開けるところから始めますか。寒波の来襲がない限りは、フレーム内の株が枯死することはないと思います。
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