2011/03/01(火)ツァイスのプラネタリウム
直径 35m のドームは、外から見ると巨大な球形です。お台場にあるテレビ放送局みたいな建物です。
いままでのプラネタリウムは、ドームの直径が 20m だったから、今度のはデカイですね。世界一というだけあります。変わるのは大きさだけでなく、投影機も最新式のものに替わります。
従来は、カールツァイス製4型を使っていました。1962 年に導入された機械です。中学生のころからお世話になりました。年間 25 万人が利用しています。
今度新しく入る投影機もツァイス製です。五藤光学かコニカミノルタあたりかな?と思っていましたが、テレビ番組で紹介されたシーンで、投影機に Zeiss のロゴマークが入っていました。調べたらユニバーサリウム 9 型だそうです。
直径 35m ドームに投影するとなると、従来機ではいろいろ問題が出てきます。星像が点にならず、ぼやけてしまいます。最新技術では、光ファイバーを使い、シャープな星像になるよう改良されているそうです。
明るい星と暗い星を像の大きさで表現するのではなく、個々の星の色もリアルに再現できる工夫がされているとか・・・
あとはドームの構造ですね。完全な球形にするのは相当難しいと言います。自重によるたわみを考慮して施工されているようです。
早く見たい気持ちはありますが、オープン当初は混みあうこと間違いなしです。少し落ち着いた頃を見計らって、見学するつもりです。