2008/11/27(木)WEB写真コンテスト

 ウェブアルバムに載せる写真の質が高くなれば、それを元に作る写真集の出来栄えもよくなるはずです。
 集まった写真のコンテストをやるのもひとつの方法です。

 ウェブアルバムの利用料金はそれほど高くないから、運営業者が賞品を出すのは無理かもしれません。無料サイトならなおさらです。
 コンテストの賞品は、結婚した当事者が用意するのが一番いいでしょう。審査結果を云々されるのが嫌なら、審査をサイト運営者に任せれば問題はクリアできます。
 審査を請け負うだけなら、引き受けてくれる業者はいると思います。写真の質が高まれば、サイトの格が上がるし、写真集の制作が楽になるからです。

 こういう提案は、ウェブサイトの運営者に相談してみないと実現しません。利用者側の意見や要望には、大抵の業者は耳を傾けてくれるはずです。
 「賞品はこちらで用意するから・・」と言えば、断る理由はないと思います。もし、「そんなサービスはしていない!」と冷たい返事なら、他のサイトを探したほうがいいでしょうね。商売一本槍のサイトは、ウェディング向きではありません。

 せっかく賞品まで用意するのだから、ゲスト全員に事前に告知するのは言うまでもありません。
 目的は、リキの入った傑作をたくさん集めることです。結婚式が済んでから告知したのでは、賞品を用意する意味がありません。
 賞品は、積極的に撮影をしてもらうための「ご祝儀」みたいなもんです。

 何を賞品にするかは難しい問題です。披露宴の余興や二次会のビンゴゲームで、景品に頭を悩ませたうえに写真コンテストです。魅力のないものでは効果薄だし・・・
 一点豪華主義よりは、参加者全員に渡せる図書カードみたいなものが、無難かもしれませんね。金額の調整も楽にできます。

2008/11/26(水)素人相手の写真集

 ウェブアルバムにいっぱい写真を載せて、友人・知人が自由に閲覧できる時代がきました。パソコンでインターネットをやっているひとなら、簡単に見ることができます。

 ダウンロードできるサイトなら、焼増しした写真をいちいち配らなくても済みます。各自で勝手にプリントしてもらえばいいことです。
 デジタル時代になって、写真を紙にする・・という「常識」は希薄になりました。画面で見られる状態なら、写真を渡したことになります。Eメールやケータイメールの影響でしょうか。

 ウェブアルバムの運営サイトのなかには、集まった画像データを元に写真集を作成してくれるところもあります。
 前回紹介のウェブアルバムサイトは、もともと写真集を制作する会社が運営しています。目のつけどころがいいですね。画像データを握れば、写真集の注文が期待できます。

 一般のひとから写真集制作を請け負う企業はたくさんありますが、見栄えのするブライダルアルバムを作れる業者は限られています。画像処理とデザインがネックになっているからです。
 素人の画像データから見栄えのする写真集を作ろうとすると、相当な編集能力を要求されます。コストのなかで一番高いのは人件費です。手間ひまがかかるぶん、どうしても割高になります。

 パソコンで画像処理ができるひとは、自分でデザインすれば安くあげることができます。いわゆる「完全データ」で渡せば、業者はただ印刷して製本するだけです。請け負う業者の数が多く、選択の幅が広がります。
 しかし、見栄えのするデザインは、写真を撮るよりもはるかにハードルが高い作業です。普通のひとは、ブライダルアルバムなんて、いままでやったことがないしね。

 あとで「所詮 素人・・」と言われるのがオチかもしれません。
 少々高くても、デザイナーを抱えている業者に制作を依頼するのが、一番無難な方法でしょうね。請け負う業者の数が少なく、選択肢が狭いのが難点ではありますが・・・

2008/11/25(火)手作りの婚礼写真

 結婚トレンド調査の話が続きました。結婚に関する統計は少ないので、毎年ゼクシィのデータが報道関係で話題にされます。
 ゼクシィの購読者で、膨大なアンケートに積極的に答えたひとたちのデータです。そこそこ派手に結婚式を挙げたひとの比率が高いと推察します。

 トレンド調査のデータでは少数派だった「友人知人に依頼(7.7%)」という数字は、実際にはもっと多いと思います。業者に依頼していても、「写真お願いね」とゲストに頼むケースは、かなりあるでしょうね。

 業者へ依頼した比率が高いのは、写真集の問題があるからだと思います。素人に期待するのは難しい・・というのが一般的な認識です。
 でも、本サイトの記事を読めば、素人でも本職並みの写真集ができそうな希望が湧いてくるでしょう。若い世代のなかには、デジタル写真の取扱いに慣れているひとが結構います。一度チャレンジしてみれば、やってやれないことはない・・とわかるはずです。

 写真集向けの撮影は、それほど難しくはありません。元になる画像データさえあれば、デジタル加工や編集次第で、そこそこ見栄えのする写真集を作ることができます。
 ヘタな鉄砲も何とやら・・・ とにかく、元データの数を多く手に入れることですね。撮影スタッフは多いに越したことはありません。

 たくさん画像データを集めるのに有効なのが、ウェブアルバムです。自分達の撮った画像が、インターネットのサイトで自由に閲覧できるサービスです。
 事前にゲスト全員に案内しておくことで、撮影意欲と参加意欲を盛りたてます。ひとり数十カットでも10人集まれば数百カットになります。写真集を作るには十分な元データです。

 ウェブアルバムについては、下記のサイトで確認できます。参考までに。
http://www.web.albumcafe.jp/%3c/a
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