2009/12/25(金)パネルテレビの話

 サンタさんからのプレゼントを心待ちにしていたのに、朝起きてみたらそれらしいものは何もありませんでした。我が家には煙突はないし、よい子もいないし・・・
 「一見よい子」のLANカードはいるけど、悪童だったのがバレてお蔵入りです。

 そういえば、ペン2マシン(500MHz)のBIOSをバージョンアップしたら、80GBのハードディスクを認識しました。やはり原因はBIOSでした。
 MS-DOSの起動ディスクを作って、AFLASHを立ち上げて・・・ 久しぶりの作業です。IO.SYSにMSDOS.SYS・・・懐かしいですね。

 世の中、歳末商戦も終盤です。最近はクルマだけでなく、パネルテレビのCMにも「子供店長」が登場して、やれエコポイントがどうだの売り込みに懸命です。
 立体テレビが必要なければ、いま買い換えてもいいけど、パソコンとの連携を考えるなら、もう少し様子を見たほうがよさそうです。前回話題の著作権がらみの問題です。

 録画した番組が、その機器でしか再生できないのは不便です。テレビ1台だけというならいいけど、複数のテレビとパソコンで共用しようと思うと、いろいろクリアしなければならない課題があります。
 ダビング10でメディアを使い回すか、ネットワークを組むかで、機器の選択が変わります。

 著作権の問題をクリアしていないパソコンで、地デジ番組を録画したり配信したりすることはできない仕組になっています。HDCPに対応していることが条件です。
 放送のデジタル化で、データの取り扱いが簡単になるかと期待していましたが、著作権の保護という問題をクリアするために、かえって複雑になってしまいました。

 ネットワークを組む場合、規格として外せないのは DTCP-IPです。まだ対応しているテレビが少ないので、現時点では選択肢が狭くなります。我が家のように、これから地デジ対応に切り換える場合は環境が統一できますが、すでにパネルテレビを導入済だったら、そのテレビはネットワーク化できない可能性があります。

2009/12/24(木)デジタル映像と著作権

 写真も放送もデジタルになって便利になった反面、不自由になった点があります。著作権がらみの問題です。
 アナログと違ってデジタル画像は、複製したときに画質が劣化しないから、著作権をどう保護するかが問題となります。コピーできないようにすればいいわけですが、それならアナログのままのほうがよかった・・ということになりそうです。

 ホームページの写真画像は、データが小さいから、プリントしても大きな画像にはなりません。モニターで見るだけです。あえてコピーガードをかけるまでもないでしょう。
 一方、動画は元々モニター画面で見るコンテンツです。複製されて困る場合は、何らかの防止方法がとられることになります。著作権のある映画や放送がこれにあたります。

 テレビ放送が地デジになって、視聴に制限が掛かるようになりました。地デジチューナーにはB-CASというICカードが必須です。地デジ専用チューナーには青いカード、BS(CS110°)チューナーには赤いカード、ケーブルテレビのSTBならオレンジ色のカードがついているはずです。
 無料が原則の地デジ放送に、B-CASカードが必須というのは、何か解せませんね。地デジ対応がなかなか進まない原因のひとつだと思います。

 録画にも問題があります。パソコンで録画した番組は、そのパソコンでしか再生できないという制約がありました。いまはダビング10で、ブルーレイディスク(BD)やDVDに落とした画像をプレーヤーで再生するのが、一般的な方法です。

 DTCP-IPという規格が登場して、パソコンで録画した画像データをネットワークで配信できるようになりました。ただし、機器がDTCP-IPに対応していることが条件です。パネルテレビも含めて、対応機種はまだ少ないようです。

 来年には3D(立体)テレビが登場するそうです。早く地デジで見たい気もしますが、アナログ放送の停波ギリギリまで待ってから切り換えたほうが、得策かもしれませんね。
 今夜、サンタさんが地デジテレビをプレゼントしてくれるというなら、ありがたく頂戴しますが・・・

2009/12/23(水)パソコンで地デジ

 アナログテレビをどうする?と検討していて、パソコンで地デジを見る・・なんて不謹慎なことを考えてしまいました。画像処理の専用マシンを作る・・と格好のいいことを宣言しておきながら、思わぬ方向へ脱線です。

 昔のアナログ放送用のキャプチャーカードは、値段が高くて高値の花でした。地デジのチューナー内蔵カードは、数千円からあります。ついでにパソコンで録画することも可能です。デジタル放送の恩恵ですね。
 とはいうものの、テレビ放送を見るために、いちいちパソコンを立ち上げるのは、面倒だし不便です。省エネ時代には推奨されない視聴方法です。

 調べていたら、パソコンとテレビに同時に信号を送れるチューナーが出ていました。同時に3画面まで対応し、価格も1万円以下と手頃です。
 自宅のテレビは2台だから、ちょうどピッタリだし、パソコンの電源が入っていなくても、モニターをテレビ代わりにできるのは便利です。コードの引き回しをどうするかで、置き場所が制限されるのが最大のネックです。
 仕様表のどこにも書いてないけど、内蔵チューナーは1台だけのようだから、これが最大のネックかもしれませんが・・・

 アスペクト比は、4:3と16:9の切換が可能です。ただし個別に設定することはできないそうです。その点はちょっと不便です。
 今度新調するパソコンは、ツインモニターにしないなら、ワイドタイプにするつもりです。せっかくだから、16:9で見たいですね。
 アナログテレビは、2台とも4:3です。ほかの家族が見ているときは、チャンネル権以外に「チューナー権」が発生しそうです。

 テレビとパソコン、各1台ごとにチューナーを設置するのが、手っ取り早くて便利な方法です。コードの引き回しを考えなくていいし、見たい番組とアスペクト比を自由に変えられます。予算的には兼用タイプより高くなりますが、差額は数千円の話です。

 写真だけじゃなく、テレビ放送までデジタル化されて、画像とパソコンの関係は、ますます密接になっています。どこまで関連付けるのか、きちんと考えないといけない時代になりましたね。
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