2018/01/08(月)NUC6CAYS をセットアップする
この機種は USB3.0 のドライバーが Windows7 に対応していないので、Windows10 か Linux になります。それなら OS 別売のベアボーンよりも最初から Windows10 がプリインストールされているモデルのほうがお得です。同じくプリインストールされている 2GB のメモリーはオマケですね。
実際に使うかどうかわかりませんが、内蔵用 SSD も手配してあります。一日遅れて届くようです。時間があったので、OS のアップデートを先に済ませておくことにしました。導入画面では OS は最新とか表示されたけど、そんなはずはありません。Windows Update を開くと案の定、更新プログラムの山でした。
回線が遅い関係で1時間ほど経ってようやく 84% まで更新が進んだところでした。突然エラーが出て更新作業は中止になりました。仕方がないので再起動をかけたら、暗黒画面と砂嵐の繰り返しで立ち上がりません。やむをえず強制終了です。(なんてこったい!)
しばらく待って電源ボタンを押すと、今度は正常に立ち上がりました。とりあえずやれやれです。ところがアップデートを再開しようとしてもエラーになります。インターネット回線につながっていないとの警告です。そんなバカな、LAN ケーブルはちゃんとつながっているし、アクセスランプも点いているのに…
無線 LAN がまだ設定していなかったので、こちらを試してみることにしました。11ac 対応だから 5GHz の SSID を選びます。再び Windows Update に戻ると、更新の初期化をしているとメッセージが出ました。どこまで進んだのか知らないけど、途中からやり直しみたいです。それでもいいわ、前に進めば…
何回か再起動のあと、40 分ほどして Windows10 が立ち上がりました。デバイスマネージャーで異常がないのを確認してから、この初期状態で回復ドライブを作ります。一旦シャットダウンして電源を切りました。USB メモリーを挿してから電源を入れます。OS が立ち上がったところでウィンドウスキー + R で検索窓を出し、wscui.cpl と打ち込んで「セキュリティーとメンテナンス」を開きます。あとは「修復」「回復ドライブの作成」と順番に進めます。
回復ドライブを作成するための準備は数分で済みますが、USB ドライブを選択して「回復ドライブを作成中」の画面なってからが長いです。ここで2時間ちょっと費やしました。USB 3.0 だからもう少し速いと踏んでましたが甘かったですね。作成作業全体では3時間ほどみとけばいけるでしょう。
USB メモリーは eMMC と同じ 32MB のを用意しましたが、5.72MB しか使っていなかったので 16MB でもよかったみたいです。回復ドライブは保険です。使う機会がないことを祈るのみです。
2018/01/07(日)監視カメラ用に小型 PC を導入
映像入力ができる機器でいま家の中にあるのは、21 型ブラウン管式テレビ、19 型液晶テレビ、23 型 PC モニターの3台です。ほかにプロジェクターもあるけど仕舞ってあるので番外です。ブラウン管式テレビは IP カメラや NVR を接続する端子がないから、テレビ放送専用です。最近はビデオも見ないしね。
液晶テレビは台所の食卓のそばに置いてあり、もっぱら家内専用です。チャンネル権は家内が握っているので、必要な時に監視カメラに切り替えられないのが難点です。小型テレビは 1080P のフル HD じゃなくて 720P だしね。そんな事情で PC モニターで監視カメラの映像を見るように設置しました。
モニターと NVR レコーダー2台は信号ケーブルでつながっています。さらに NVR と IP カメラはイーサネットケーブルでつながっています。カメラが8台だから LAN ケーブルも8本です。それに AC アダプターやなんやらで、モニターの周りはもう配線だらけです。これをよそに移すとなると大騒動です。
監視カメラの映像を見るのは、同じ LAN 上のパソコンでも可能です。しかもすべてのカメラの映像を任意に見られる管理ソフトがあります。NVR は4チャンネル式だから一度に見られるのは4台までですが、パソコンの管理ソフトなら NVR 2台分の映像を同時に映すことができます。だったら、常用しているノート PC で見ればいいんじゃないの?
ところが問題があります。1080P の映像を8台同時に表示させると CPU の稼働率が高すぎて、それ以外の作業ができない状態に陥ります。しかもノートは無線 LAN だから動作が不安定で、肝心な時に時間が止まって映像が動かないことがしばしばです。これじゃあ監視カメラにはなりませんね。日ごろ使っていないデスクトップ PC は CPU が旧式だし、TDP が高くて電気代ダダ漏れです。NVR を2台まとめるためだけに動かすのは非効率です。
そこで考えたのが、省電力・省スペースの小型ベアボーンです。INTEL から NUC という小型 PC のシリーズが出ています。その中で、メモリーや OS がすべてプリインストールされている機種を購入しました。オンボードの CPU 以外は別売の機種もありますが、それより1万円ほど高いだけで、2GB メモリー、Windows10 Home 64bit が付いていて、すぐに動かせます。
実際には 2GB のメモリーでは寂しいので 4GB を1枚追加しました。スロットは2つだから 2GB を引っこ抜いて 4GBx2 で 8GB にするのが理想ですが、ここは予算をケチってとりあえず1枚増設です。CPU の Celeron J3455 という名前がなんとなく低スペックを感じさせます。でも一丁前に4コア4スレッドで、前モデルの Celeron N3050 に比べてかなり速くなってるそうです。
まだ通電してません。SSD とシステムバックアップ用の USB メモリーが届いてから、じっくりやる予定です。この小型 PC をどこでどう使うかは、まず動作テストをしてからですね。
2018/01/06(土)我が家の IT 環境をどうするか?
ひょっとしたら向こうのテスト機では正常に動いているのかもしれない… そんな気がしたので、指摘された箇所のモニター画面を撮って送りました。ついでに、問題点を整理するよう指摘しておきました。対処の仕方が間違っていると思ったからです。カメラの画像が映らない症状は、ひとつ前のバージョンに戻せば済む話です。
中国の新年は日本と違い、休みはほとんどありません。あちらは旧暦の春節が正月休みです。2日に年賀状が添付されたメールが届きました。もうやってるみたいです。こちらの言ってることがわかったとみえて、ひとつ前のバージョンをメールと一緒に送ってきました。カメラの映像は正常に戻りました。残る「色彩調整」のバグ修正は長期戦ですね。
監視カメラの導入を機に、我が家の IT 環境をどうするか検討中です。日常的な作業はノート PC でやってますが、Windows10 にしてから強制的に再起動する症状が出て不安定です。モニターのヒンジ部分は壊れてグラグラだし、かといって買い替えるのはもったいない気もするしで、我慢の日々を送っています。
デスクトップ PC は非常用です。CPU は AMD のデュアルコアで、いまとなっては旧式です。TDP は高めで電気を食うから、サーバーには不向きです。たまにアップデートのために電源を入れるくらいで、普段は止まったままです。早い話が、忘れられた存在ですね。
このデスクトップ用のモニターに監視カメラの NVR 2台をつないでいます。D-SUB 端子と HDMI 端子は NVR。DVI-D 端子に PC をつなぎ、すべての入力端子が埋まった形です。以前はデジタルチューナーを HDMI 端子につなぎ、モニターでもテレビ番組を見られるようにしていましたが、外してしまったのでいまは映りません。
普段見ているテレビは 21 型のブラウン管式です。地上波の内蔵チューナーはアナログ式だから、デジタルチューナーと RCA アナログケーブルでつないで使っています。なにをいまさらのスペックですが、個人的にはアナログ式ブラウン管の映像が好きで使い続けています。解像度は劣るものの、家内が使っている台所の「世界の亀山モデル」より映りはいいと思います。
このテレビを買うときに、家内からさんざん文句を言われました。もっと安いのがあるのに一番高い SONY にしたのが気にくわなかったみたいです。そんないきさつから、このテレビは壊れるまで使うぞ!と固く心に誓った思い出があります。(だからちっとも買い替えられないんだわ!)
こんなレベルでウロウロしているようでは、IT 環境の再構築なんていつになることやら…