2010/11/21(日)パソコンは専用機で
1台であれもこれもと欲張ると、ロクなことはなさそうです。パソコンは目的に合った専用機にするのがベターです。
画像処理をするつもりなら、Windows 7 は Proffesional 64bit 版がいいと思います。使える拡張メモリーの容量が違います。32bit 版では、4GB が限界です。将来的には、これでは不満が出そうです。
いまのところデジタル一眼レフを買い換える段階ではないので、まずは汎用機を先にするつもりです。互換性を考えると Proffesional 32bit 版が無難な選択でしょう。XP モードが使えます。製品版なら 32/64bit 両方ついてますが、DSP 版はどちらかに決めないといけません。
今回ふと思ったのですが、Windows と LINUX のデュアルブートは考えものですね。別々のハードディスクに入れた場合は、サブの HDD を外すと立ち上げることができなくなるはずです。相手先が見つからないからです。外す場合は、ブートローダーを書き換えておく必要があります。
外付けの USB ディスクの方にブートローダーを書き込んで、LINUX を使うときだけ USB から立ち上げるのが賢明な方法です。(BIOS で設定可能ならの話ですが・・)
SATA 接続の HDD が複数ある場合は、IDE 接続のときとは少し勝手が違います。プライマリー/セカンダリー、マスター/スレーブという概念がないからです。
今回は、IDE 接続でデュアルブートにした HDD 2台をそのままにして、トラブルを起こした HDD を増設しました。セカンダリーのスレーブが空いていたからよかったものの、ふさがっていたら面倒なことになるところでした。
溺れた人を助けに行って、自分が溺れるハメになっては格好がつきません。うっかりすると二人とも御陀仏です。古くてもいいから、遊んでいるマシンが1台要りますね。修復専用の・・・
2010/11/20(土)ニューパソコンのOS
というよりも、何を買っていいのかわからなかった・・というのが本音かもしれません。OS が 64bit 版だの、グラフィックスが CPU 内蔵だの、いまどきのパソコンは選択肢が複雑です。
パソコンの構造やパーツのスペックに疎い一般消費者は、スペック表を見ても何が書いてあるのかわからないと思います。ついつい外観のイメージで決めたりします。ケースは唯の箱なのに・・・
スリムタイプのパソコンを買った人は、この手のタイプでしょうね。ロープロファイルなんて、何のことか知るよしもありません。
どの機種がいいか聞かれたので、一応調べてみました。自分が事務用に使うなら、この程度のスペック・・という基準はあるので、それに近いものを探します。
BTO のパソコンは安いですね。パーツを買い集めて作ったのでは、とてもこの価格ではできそうもありません。ハードは何とかなるとしても、OS の価格を足した途端に予算オーバーです。
マイクロソフトは、PC メーカーにいくらで OS を提供しているんでしょうか?
OS をどれにするかは迷うところです。一般的には Windows 7 でしょうが、Home Premium と Proffesional、ほかに Ultimate があります。32bit 版と 64bit 版のどちらにするかも迷います。
製品版は、Home Basic 以外は 32bit 版と 64bit 版が同梱されています。2つ使えるのではなく、どちらかを選択します。OEM 版と DSP 版は片方だけだから、どっちにするか決めないといけません。
PC の修復を頼まれた先は、Home Premium か Proffesional の 32bit 版が無難でしょうね。プリンターなど周辺機器のドライバーが、64bit 版に対応していない可能性があります。年賀状ソフトなんかも動かないかもしれないし・・・
Proffesional 32bit 版は、XP モードが使えます。互換性を重視する場合は、こちらがよさそうです。
2010/11/19(金)生き返ったパソコン
たかだか 160GB でも時間が掛かります。これが 2TB もあったら「4万年」の世界です。
ハードディスクを元の筐体に戻します。リカバリーディスクからの再インストールは、スンナリ済みました。再フォーマットするわけでなし、プロダクトキーの打ち込みを求められるわけでもなしで、拍子抜けです。ほかのマシンに流用できないシステムだから、ハードルを低くしているのかもしれません。
ハードディスクの不良セクタは、うまく回避できたようです。自己診断ソフトがあったので試してたら、エラーは検出されませんでした。(やれやれ)
あとは救済したデータを元に戻す作業です。顧客データや写真ファイルがドッ!とありました。ギガバイト単位です。これがパーになったら大変でしょうね。
個人情報や企業秘密には、あまり関りたくないけれど、メールアドレスなどは戻しておいてやらないと、「あとはご自分で・・」というのも気の毒です。(多分できない)
やれることはすべてやっておくか・・ということで、マシンの検診を兼ねて1日がかりで、データを元の場所にリストアしました。とくにトラブルはありませんでした。
「預かったパソコンは良い子にしてる」とメールで連絡したら、「買い直さずに済んだ!」と、喜びの返事が返ってきました。回復は無理だと決め込んでいたみたいです。「バカにしないでよー」(山口百恵は古いか・・)
せっかく新しいマシンを買う気になったのだから、この際1台新調してほしいですね。ただし、今度はスリムタワーはやめといてもらわないと・・・