2008/08/19(火)WEBで見るアルバム
以前に、WEB上で皆で見られるアルバムの話をとりあげました。
インターネットでたくさん写真が閲覧できるので、若いひとには受けがいいと思います。忘れたころに数枚のプリントをもらうより、ホットな情報が共有できます。
ついでに、自分が撮った写真をWEBアルバムに追加できれば、わざわざプリントして届けなくて済みます。ゲストがこぞって「傑作」をアップロードしたら、かなりまとまった数の画像が集まるはずです。
デジタル時代の写真の楽しみ方は、これからどんどん変わっていくでしょうね。
本サイトのリンク集で紹介している「アルバムカフェ」が、WEBアルバムのサイトを立ち上げたと連絡をくれました。
結婚式の写真データをアップロードすると、仲間みんなでスライドショーが楽しめるというものです。3,675円払って申し込むと半年間も見られるから、写真集よりもウンとお得ですね。写真集をプレゼントする予算がないゲストは、WEBアルバムを活用するのも選択肢のひとつです。
アルバムを制作する企業がこんなことして、採算が合うのかどうかわかりませんが、写真集の注文を取るきっかけになるのかもしれません。
サンプル画像が出ていたので、結婚式の写真の撮り方を勉強するのに役に立ちそうです。興味のあるかたは、一度覗いてみてください。
ウェブアルバム作成-Webアルバムカフェ >「サンプルを見る」へ
2008/08/18(月)アルバムの部品撮り3
普通は誰も細かく注意していませんが、本人にとっては拘り抜いたアイテムばかりです。
資料・情報提供してくれているドレスショップの話では、ドレスを決めるときよりもアクセサリーを選ぶときのほうが、時間が掛かることが多いとか・・・
ほとんどのゲストは、そこまで細かく見ていないけど、せめて写真班だけでも本人の拘りを察してあげないとね。アップで撮らせてくれと頼んでも、嫌がる花嫁はまずいません。
嫌がる素振りを見せても、単に恥らっているだけです。強引に撮ってあげましょう。
ティアラやネックレスは、光が大事です。キラキラ感を出したいのなら、点光源のある場所がいいですね。なくても暗いベタ光の場所は避けます。
アクセサリーの写真は、表情が見えている必要はありません。イヤリングなんかは、表情の見えない横顔のほうがいいですね。
ティアラは正面から撮りますが、コサージュなどのヘッドドレスは大抵サイドです。斜め後ろからのショットも変化があっていい雰囲気です。
ヘッドドレスが生花の場合は、ブーケと同じ花を使っていることが多いので、花嫁に頼んで一緒に写せるよう演技してもらいます。椅子に座っていたなら、斜め後ろから見下ろして、空いた空間にブーケが入るよう持ってもらいます。
ピントはヘッドドレスに合わせます。ブーケはボケても構いません。
花嫁が拘った小物やアクセサリーを一通り撮り終わった時点で、カメラマンの評価は数段アップしているはずです。
そこまで花嫁の気持ちを察してあげるひとは、男では新郎以外にはいませんからね。
2008/08/17(日)アルバムの部品撮り2
文字入りの写真は、アルバム作りに結構役に立ちます。
式場や披露宴会場が上階の場合は、エレベーターの階数表示を撮っておきます。その階のランプが点いたところを撮るわけです。この場面は何階なのかを暗示するのに効果的です。
新郎新婦やゲストが、ちょうど乗り合わせていたらラッキーですね。
披露宴会場には「部品」がいっぱいあります。主賓席や各テーブルの装花、ウェディングケーキ、ゲストの名札など、手当たり次第に押さえておきます。
披露宴が始まる前に、無人の状態の会場全景も撮っておきましょう。誰もいないほうが部品を撮るのに都合がいいしね。
キャンドルやシャンデリアも撮っておきます。光ものは雰囲気を演出するのに効果的です。
本番で、新郎新婦を背景にもってくるにはどの角度がいいかを事前にチェックしておきます。キャンドルにピントを合わせたものと、新郎新婦にピントを合わせてキャンドルを前ボケにしたものと、両方撮る前提で撮影場所を決めておくとよいでしょう。
アルバム用の部品は、会場の造作だけとは限りません。新郎新婦そのものが部品の塊みたいなもんです。
結婚指輪以外に、ティアラなどのヘッドドレス、ネックレス・イヤリング、こだわりのブーケは、それぞれアップで撮っておきます。
新郎が胸に挿しているブートニアは、ブーケと一体ですから、単体のアップとツーショットは外せません。
お色直しのときにブーケが変わることが多いので、うっかり見逃さないようにしないとね。