2010/04/18(日)MS-DOSとLINUX
これなら初心者でも扱えます。しかもパソコンのスペックに応じて、何種類ものディストリビューションから自由に選べるというのは、Windowsよりも融通性があります。
「自由」は「Free」だから、無償という意味も含まれます。OSからソフトまで、すべて無料で済ますことも可能です。なかには、無償でない機能には対応しない主義のディストリビューションもあるとか・・・
そこまで徹底すると不便なこともありそうですが、サードパーティーからパッチが提供されている場合があるから、まったく利用できないわけではないような・・・
MS-DOSの時代には、コマンドでプログラムを起動したり、ファイルの移動をしたりしていました。その前は BASICですね。
「files」(ファイルの複数形)が「dir」(ディレクトリの略)になり、「ls」(リストの略)に命令が変わっただけです。使っているうちに覚えられるでしょう。
Mac OSみたいなWindows環境になってからは、MS-DOSのコマンドを打ち込む機会は少なくなりました。インターネットの接続が不安定なときに、「ipconfig」で調べたり、「ping」で接続を確認する程度です。
コマンドを全く知らなくても、うちの家内みたいにパソコンが使える時代です。GUIへの対応で、一部の技術者向けだったLINUXは、広く大衆に普及するOSに成長しました。
これを試してみない手はないですね。
2010/04/17(土)Ecolinuxは軽い
インストール中もインストール後も、画面がブルブル振動します。これでは1週間と目がもちません。
リフレッシュレートの問題だろうと、画面設定を開いて75Hzまで上げたものの、一向に収まる気配がないのには困りました。これ以上には上げられないし・・・
再起動をかけたら、今度はピタッと振動が止まりました。やれやれです。
デスクトップのGUIは、xfceです。GNOMEでは重過ぎると考えたからです。旧スペックのマシンでもストレスなく動きます。
メニューが上部にあって、何となくMacに似ています。とくに操作で迷うことはありませんが、ドライブのファイル構造がいまいちよく掴めていないので、慣れるまでには少し時間が掛かりそうです。
ディストリビューションは、最小構成かと思っていましたが、いろんなソフトが入っていました。オフィス関係のワープロ・表計算ソフトや画像関係のGINPもあります。
ゲームもたくさん入っています。ゲームはやらない主義ですが、ちょっと遊んでみました。簡単なところで「四目並べ」あたりから・・・
旧マシンといえどもコンピューターは賢いですね。ちっとも勝てません。何回かやっているうちにコツがわかってきて、やっとのことで1勝して終了です。(パソコンには支配されないぞ!)
2010/04/16(金)Ecolinuxをインストール
CPUは Pentium Ⅱ 800MHz、メモリーは 768MBという旧スペックです。余りものの80GBのハードディスクを使います。もちろんSATAではなく旧ATA です。
メモリーは 1GBのはずでしたが、両面実装の256MBチップだと4番目のスロットが無視されるようだったので、オーディオ型の126MB×2と入れ替えました。
スペックからみて Ubuntu(ウブントゥ)は走りそうにありません。もっと軽い Ecolinuxを入れることにしました。俗に言うXubuntu(ズブントゥ)です。
ディストリビューションはDeb系ですね。事務所のAM3マシンは Ubuntuを入れるつもりなので、操作環境は統一できそうです。
LINUXはフォーマット形式がNTFSのままでは不都合がありそうです。マイクロソフトがNTFSフォーマットの詳細仕様を公開していないからだとか・・・
FAT32でフォーマットすることにしました。そのままでは80GBすべてをFAT32でフォーマットすることはできません。別のフリーソフトを引っ張ってきてもよかったのですが、とりあえず32MBだけをFAT32、残りをNTFSにしました。
別のPCを使って、サイトからダウンロードしたEcolinuxを一旦CD-Rに焼きました。このときISOファイルとして処理する必要があるので、ライティングソフトで、「ISOイメージファイルの作成」を実行します。
インストールするPCに焼いたCD-Rを入れ、ISO形式が読める「解凍」ソフトを使って、インストーラーを起動すれば、晴れてLINUXが利用できます。
簡単と言えば簡単ですが、手順を踏まないといけないので、Windowsで動くフリーソフトをダウンロードするよりも手間が掛かります。