2010/02/04(木)モニターをどうする?

 写真とはあまり関係のない OSの話が続きました。OSが新しくなってもモニター上の写真が映えるわけではありません。話題にすべきはグラフィックチップとモニターです。

 今回新たに組み直したPCは、グラフィックチップがオンボードです。RADION HD 4200内蔵のAMD 785Gチップセットが、マザーボードに組み込まれています。
 昔のオンボードチップに比べて、ずいぶん高性能になりましたね。ハイエンドの3Dゲームは無理だとしても、ちょっとした3Dコンテンツなら十分見られるようです。

 PCI Express x16スロットにビデオカードを挿すこともできますが、予算圧縮のために、とりあえずはオンボードチップを使うことにしました。モニターとの接続端子は、アナログのD-subのほかにDVI-DとHDMIが使えます。(デジタル端子は排他使用)

 いままで使っていたモニターは、三菱の17インチCRTです。ブラウン管式だから液晶モニターなら15インチ程度の解像度です。XGA(1024x768dot)で使っていました。
 もっと広い画面を表示することは可能です。文字が読みづらいので実用性はありませんが・・・

 せっかくマシンを更新したのだから、モニターをもう少し大きいのにしようと思い調べてみました。ない!ないんですね、SXGA(1280x1024)の19インチが・・・
 いま市場に出回っている液晶モニターの大半が、フルHD(1920x1020)対応のモデルです。16:9ワイドテレビと同じですね。しかも1万円台からあります。
 しばらく目を離していたスキに、こんなことになっていようとは・・・

 やっとのことで見つけたお手頃価格の19インチのSXGAにするか、それとも激安価格のフルHDにするか・・・
 悩ましい日々がしばらく続きそうです。

2010/02/03(水)後からSA権を購入

 既にWindows 7を買ってしまった場合でも、後からソフトウェア・アシュランス(SA)の権利を購入することは可能です。プレインストールのメーカー製PCの場合は、後からSA権を購入することになります。

 条件が3つあります。Proffesional以上であること、購入後90日以内であること、ライセンス数が3以上であることです。
 ボリュームライセンスは企業向けだから、Home Premiumが対象外なのは仕方ないですね。また、購入後90日以内でも手続きに時間が掛かるので、早めにしたほうが無難です。

 ライセンス数が3つ以上というものの、SA権自体が1ライセンスに相当するので、あと2つです。何も買うものがなければ、前回紹介したVista用のDVD Playback Packを2つ購入する手があります。SA権 約1万5千円のほかに、千数百円ほど余分な出費になりますが・・・

 こうすることで、Windows 7 Professionalを Enterprise(Ultimate相当)にバージョンアップすることができます。2年以内に新バージョンや次期OSが出たら、そちらも無償でアップできます。
 メーカー製PCやBTOマシンを購入するときは、Professionalであるかどうかを確認しないといけませんね。

 パソコンパーツと一緒にDSP版のProfessionalを買った場合でも、前述の方法で後からSA権を購入することができます。もちろん市販のパッケージ品も同様です。
 市販のアップグレード版でも SA権を取得すれば、元のOS(VistaやXP)を削除しなくて済みます。ただし、他のPCに移し替えることはできないことになっているようです。

 まだ7を入手していない場合は、オープンライセンスで SA権付のWindows 7 Enterpriseを購入するのが、一番手っ取り早いみたいです。DSP版は、そのままでは次期OSが出てもアップグレードできないので、後からSA権を追加するくらいなら、初めからEnterpriseにしたほうが賢明でしょうね。

2010/02/02(火)オープンライセンスの取得方法

 オープンライセンスのソフトは、Microsoft製品を扱っているところから購入します。よく知られたところでは、ヨドバシやビックなどがあります。

 同時に3ライセンス以上を購入しないといけませんが、Windows 7を3本買う必要はありません。ほかのソフトを混ぜてもいいことになっています。
 前回紹介したソフトウェア・アシュランス(SA)も1ライセンスとしてカウントされます。SA権付のOSは、2ライセンスということになります。ただし2台で使えるという意味ではありません。(念のため)
 これで残るはあとひとつですね。

 オープンライセンスのソフトは、アップグレード版です。ほかに買うものがなければ、裏技を使います。
 Windows Vista Business Sngl Open Business DVD Playback Pack という、長たらしい名前のソフトを一緒に購入します。価格は数百円です。あるサイトで見積を取ったら、636円でした。

 これからWindows 7を使おうとしているのに、何故Vista用のソフトを?と不審に思われるかもしれませんが、ライセンス数の帳尻合わせです。7自体にVistaへのダウングレード権があるので、不正な注文にはなりません。(多分使わないとは思いますが・・)

 これで3ライセンスが揃ったので、晴れてオープンライセンスのWindows 7が手に入ります。名目上は法人向けとなっていますが、個人でも購入できます。
 インストールするパソコンのOSは、ライセンスのある正規版であれば何でも構いません。ただし、Windows 95以前のOSや98MEは不可です。(98/98SEは可)

 SA権限付の7は、オープンライセンスの場合は Enterprise という名前のものになります。市販品のUltimate相当品です。Professionalのアップグレード版を選べば安く済みますが、購入時にSA権は付けられません。
 SA権付のEnterpriseは、市販パッケージのUltimateを買うのと数千円程度の違いしかないものの、SA権を利用して旧OSを削除せずに使い続けることができます。(見積では31,334円でした)
 1本くらいはマイクロソフトと長くお付き合いしてもいいと思う人にはお奨めの方法です。
OK キャンセル 確認 その他