2011/02/04(金)家庭内無線LANの危険性
一時それが問題になって、役所などで無線 LAN の使用を禁止する動きがありました。セキュリティーがしっかりしていないと、情報が漏洩する危険性があります。
個人情報を扱うところでは、とくに注意が必要です。写真スタジオで、撮影時の画像データを無線 LAN で送っている場合も同様です。
自宅では有線 LAN しか使っていませんが、事務所ではモデムから離れた場所にある1台だけ、無線 LAN を使っています。ルーターを設置した当初に、パソコンの電源を切ろうとしたら、この PC に接続している別の PC がある、という警告が出ました。
えっ、無線 LAN を使っているのは、この1台だけなのに、別のパソコンが? どうやら、ご近所にちゃっかり回線を借用していた人がいたようです。
とくに大事なデータは入っていませんが、第三者がアクセスできるようではいけません。すぐにセキュリティー強化です。それにしても、設置した途端に「野良スポット」になってしまうとは・・・
こういう事例は多いと思います。借用した人に悪意がなくても、回線にぶらさがる PC が増えれば、通信スピードが落ちます。料金に影響がないからといって、無断借用は慎むべきです。
公衆無線 LAN の場合は、利用者同士の PC が LAN でつながらないようにしてあるのが普通です。セキュリティーのレベルがどの程度かは知りませんが、短時間の利用であれば問題ないと思います。
ただし、接続記録はサーバーに残ります。匿名性を利用した犯罪に使われるのを防止する目的です。
2011/02/03(木)公衆無線LANの利用
ただし、ケータイでのネット利用には制約があります。表示されないサイトがあるし、使えないサービスもあります。
ノート PC などパソコンでインターネットに接続するには、公衆無線 LAN などの環境が必要です。俗にいうホットスポットとかアクセスポイントと呼ばれるエリアからのアクセスです。
鉄道の駅や空港、都心の商業ビルなど、サービスを提供する施設が増えました。とはいっても、その多くは有料サービスです。一つの施設に複数の提供業者が「相乗り」していることもあれば、独占していることもあります。
ということは、無線 LAN の環境があっても利用できないことがあるわけです。提供業者の多くはケータイなどの通信業者です。例によって、契約内容は複雑怪奇で、複数のサービスが混在しているエリアでは、定額制でも別途課金される場合があるみたいです。
一方、施設や店舗の利用者に便宜を図る目的で、無料で無線 LAN 環境を提供しているところもあります。対応する機器であれば、自由に利用することができますが、商業施設の場合は利用者に限定していることがあります。例えばホテルの宿泊客とか、飲食店の利用者などです。
地元の施設リストを見た限りでは、一部のホテルを除いて、結婚式場でこのサービスをしているところは、まだないようです。
2011/02/02(水)i Pad をドコモ回線で
他人のふんどしで相撲をとる式で、こっそり始めたみたいですが、ユーザーの選択肢が増えるのはいいことです。そのうち NTT も自前のタブレット PC を出すとか・・・
Wi-Fi タイプを購入したものの、あとから外でのネット使用が必要になった場合、Softbank だと Wi-Fi+3G タイプに買い換える必要があります。B フレッツの契約者なら、Wi-Fi タイプのままドコモの 3G 回線が使えます。
ということは、プリペイドプランで Wi-Fi+3G にしておいてすぐに解約する、という手口を使わなくても済むわけです。
ルーターの使用料は安くても、通信料金が別途かかります。速度の問題もあるし、外でネットをやる必要性が薄いのなら、無線 LAN の届く範囲で使うのが一番安上がりですが・・・
それではノート PC と変わらない・・という人は、最初から Softbank の定額プランが有利です。2年(25 ヵ月)も縛られるのが嫌なら、NTT も選択肢のひとつです。
家では B フレッツ光、ケータイはパケ放題、そしてタブレット PC で +G3、月々いったいいくらの通信料になるんでしょう?
ひょっとして、一般家庭だと水道光熱費の中で、ネット通信にかかる費用が一番高いのではないかと思います。インターネットに関わる世界では、サービスの値段が限りなくゼロ円に近づくと言われているのに・・・