2018/02/21(水)中国の春節は今年は遅かった

 日本の正月休みは新暦(西暦)ですが、中国をはじめアジア諸国の多くは旧暦です。月の満ち欠けを基準に暦を決めるから、新暦の太陽暦とは最大で1ヵ月以上のズレを生じます。今年の旧正月は2月 16 日でした。例年よりも遅めです。

 曜日の関係で、10 日から 25 日まで休むところが多いようです。生産関係だともっと長く休むところもあるんだとか。国土が広いし人口も多いから、帰省するのも大変です。民族大移動みたいなもんですね。そんな影響がネット通販にも波及しています。

 通販サイトから「重要:お客様の注文について」というメールが届きました。出品者から発送済みの連絡がないとの通知です。注文からすでに6日が経過していますが、最短の到着予定日までまだ2日あります。一応、念のため出品者に問い合わせのメールを入れておきました。―「出荷日と到着予定日をお知らせください」。

 すぐに返事がこないところをみると、春節で長期休暇に入っているみたいです。ひょっとするとまだ出荷されていないのかもしれませんね。休みで出荷していなければ、通販サイトに連絡がこないのもうなづけます。注文をキャンセルせずに待つことにしました。

 やっときた返信メールによると、やはり正月休みで、25 日までには発送できるといいます。出荷日はいいとして、到着予定日が書かれていません。もう一つの質問=到着予定日を知らせてほしいと依頼しました。China Post は遅いからね。すぐに返信で、25 日に届くそうです。注文時の到着予定の最終日と同じです。配送は Japan Expree になっていました。(やればできるじゃん)

 中国の出品者にはちょっと無理をさせたようです。そもそも中国からの出品参加を募りながら、春節休暇の対応策ができていない尼損の側にも問題があると思います。パーツを再注文しようとしたら「欠品中」になっているところがありました。それしか対処する方法が出品者にはないみたいです。そういうことに気が回らない出品者は、届きもしない到着予定日を表示したまま長期休暇中です。

 中国の企業と取引のあるところは、春節の休暇が長いことは百も承知です。生産関係の工場では1ヵ月くらい休むところもあるそうです。それを知らない日本の消費者とのトラブルを避けるために、通販サイトは何らかの対処方法を施すべきだと思います。知らぬは仏(消費者)ばかりなり。お客は仏じゃなくて神様じゃなかったっけ。

 監視カメラの件で問い合わせたところからは、10 日から 22 日まで休暇中と言いながら、返信メールが届きました。休みでもメールをチェックしてるんですね(ご苦労さま)。届いた商品が違っていて、尼損に返品依頼したところからもメールが来ました。カスタマーから出品者への評価をチェックしていたみたいです。(いいから休んでてよ)
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