2024/05/03(金)ジャンボニンニクは豊作の予想

 毎年ゴールデンウィーク(NHK風に言うと大型連休)になるとニンニクの抽苔が始まります。真ん中から花芽が伸びてきます。そのまま放置して花を咲かせてしまうと鱗茎が太らないので、開花する前に摘み取ります。

 いわゆる「ニンニクの芽」です。もちろん食べられます。あまり早く収穫してしまうと可食部分が少ないし、遅すぎると開花が始まります。株のいちばん上の葉よりも高くなったころを見計らって手でペキッと折って摘み取ります。

ジャンボニンニクの芽

 普通は茎の部分を食べるそうですが、私は花房も一緒に調理します。ジャンボ系は全体に太く、先端が堅いのでそこだけ切り捨てることがあるけど、ほとんどすべておいしくいただけます。

 ニンニクの品種によっては抽苔しないものや、花芽が出ても目立たないものがありますが、ジャンボ系はほとんどが抽苔します。花芽がつかないのは鱗茎が鱗片の状態に分球せずに一球ものの状態で収穫期を迎える株とみてよいでしょう。

 生育が悪い株や木子から発芽した小さい株は抽苔しないので、経験的にそう判断しています。抽苔した株は鱗片が分かれた状態で収穫できます。鱗球の大きさは収穫してみないとわからないけど、大きな株は大玉が期待できます。

 葉ニンニクのグリーンスワンミャオは、ほとんどすべてが抽苔しました。次期の種球用に葉を収穫しなかった株はもちろん、葉を収穫した株の多くが抽苔しました。細くて柔らかいから食べ応えはないけど味は美味でした。
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