2024/11/16(土)上が130を超えたら高血圧か?

 目の手術を受ける前にやった検査で、血圧と血糖値が高いのが見つかり、内科を受診することになりました。「救急車を呼ぶくらいなら霊柩車を呼んでくれ!」というくらい医者嫌いの私にとっては気の重い話です。

 自宅から歩いて数分のところに内科のクリニックがあり、眼科病院からの紹介状を持って行きました。受診するのはもちろん初めてです。

 血糖値が高いのを薬で治すか食事療法にするか聞かれました。もちろん食事療法の一択です。医者は「大変ですよ」と渋い顔をしてましたが、医者嫌いなのを察知したのか、渋々了承しました。

 それでは商売にならないので、高血圧のほうは薬で下げると言います。今にも脳梗塞や心筋梗塞で倒れそうな言い方でした。今度はこちらが渋々了承です。

 処方箋をもって近くの薬局に行くと、担当のおばさんが「この薬で今夜から飲むように言われたのは相当重症だ」と言います。医者が処方するパターンを経験的に読んでるんですね。

 「血圧はいくつでした?」と聞かれたので「200 以上あったんじゃない?」と言ったら、「ビェーッ!」と驚いてました。実は検査した眼科の病院からも内科のクリニックからも数値の告知はありませんでした。

 目の手術で入院したときにもらった資料には「185」とあったので、それで高血圧と判断されたみたいです。(確かに高いけどね)

 家内が使っていた血圧計があったのを思い出して探したら出てきました。家内が亡くなってしばらくしてから測ってみたら 200 以上の数値が出たので、てっきり壊れていると思い使わずじまいでした。やっとこれで自分の血圧がわかります。

 2週間分の薬が切れたので、測った血圧の一覧表を持って受診すると、今度は1か月分を処方されました。薬局のおばさんは一覧表を見て、まだ血圧が高いと言います。

 ある程度の身長・体重がある人は、標準値よりも少し高めでないと全身に血が行きわたらない、というのが「超人」先生の言い分です。主治医にそう言われたんだとか。

 「体重 50kg の細身で小さな人と 80kg 以上の大柄な人を同じ数値で管理しようとするのには無理がある」と言うと、薬局のおばさんは「それでも 130 以上は高血圧、140 以上は血管に傷がつく」と譲りません。

 どこかの健康茶メーカーがテレビ CM でやってた「130 を超えたら高血圧」「なぬ 130」というのに、皆さんすっかり毒されてるみたいですね。
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