2010/01/17(日)インスタント担当者は今?
風の便りでは、まだその販社にいるそうです。写真業界を対象にした部門は、いずれは消えていく運命です。こういう言い方をすると関係者は嫌な顔をしますが、「ノアのドロ舟」ですね。
銀塩一筋でやってきたから、いまさらほかの部門に行くわけにはいかなかったんでしょう。沈むと判っている船に乗るしかなかったのかも・・・
知り合いの写真屋さんは、この人と仲良しで、「本人はまだいけると思っているみたいだぞ」とか言ってました。
「通った後はペンペン草も生えない」とまで言われた男ですが、これから自分の行く道にはペンペン草すら生えてないことは見えてないみたいです。ある意味では、そのほうが幸せかも・・・
そういえば、自分の手元にもインスタントフィルムを使うカメラやホルダーがいくつかあります。シノゴのインスタントホルダーは、「酸化セリウム」の先生から譲り受けました。何かと交換したんだと思います。
ポラ製で、シートタイプのインスタントフィルムが使えるよう、ローラーの圧着レバーがついています。クイックロードタイプのフィルムも使えるからと思い、まだ残してあります。
シノゴの2眼と、レギュラーサイズの4眼カメラは、使い道がなさそうです。どこかの写真店に頼まれて格安で譲り受けましたが、証明写真でメシを食うわけではないし、掴まされただけでした。
時代が戻って銀塩写真が復活したら、いつでも写真店が開業できそうなシロモノがゴロゴロしています。なくなる前にインスタントフィルムを購入して、家族の証明写真でも撮りますか。