今回、インクジェット複合機が壊れたことで、モノクロのレーザー複合機も買い換えの候補に入れました。コピー機能があれば、どちらでも構わないからです。
難点は、カラーで印刷できないことですが、インクジェットプリンターは他にもあるので、そちらで出力すれば済みます。
モノクロ文書を大量に印刷するなら、レーザープリンターのほうがコスト的には有利です。ブラザー DCP-7060D の場合、トナーが1枚あたり3円弱、ドラムユニットが同1円弱です。ドラム交換は 12,000 枚が目安だから、月に 200 枚程度しか刷らないのなら、5年は交換なしで使える計算です。
やめた理由は、電気を食うことです。待機時で平均 55W、コピー時が平均 445W、ピーク時はなんと 830W となっています。事務所にある家電品がフル稼働しているときにストロボを焚くと、ブレーカーが飛ぶ恐れがあります。確率は低いですが・・・
その点、インクジェット複合機は省電力です。EP-703A は、コピー時で約 14W となっていました。これならブレーカーが飛ぶ心配はないですね。
処理量が少ないから印刷速度は目をつぶるとして、不利なのは印刷コストです。インク代が高すぎます。使わないなら使わないで、電源を入れるたびにヘッドクリーニングでインクを消費します。
本体を安くしておいて、インクなどの消耗品で稼ぐ仕組だから、仕方ないのかもしれません。コピー機と似たようなシステムです。
ま、本体価格の差額もあることだし、少なくとも1年以内に、総コストがレーザー複合機を上回ることはないでしょう。こちらの使い道からすれば、6色インクでなくて、4色インクで十分です。そのぶん容量を増やしてくれたほうがありがたいのですが・・・