2020/03/25(水)不良カメラのモジュールを交換_3
LAN ケーブルセットにも種類があって、差込口やケーブル芯数が異なります。今回はコネクター(ターミナル)に結線されていないタイプを選びました。空のターミナルは2個ずつ入っていてほかにも流用できそうです。
どのケーブルが元の端子の何番からきているのか、説明書らしきものはありませんでした。ケーブルの色を一般的な結線方式を参考に割り振るとハマリます。日本で常識的に使われている RJ45 の結線方式は ANSI というアメリカの規格です。ここで念頭に置いておかないといけないのは、IP カメラの大半は中国で作られていることです。
普通1・2番に使われるオレンジ系がなくて、4・5番に使われるブルー系が1・2番に充てられいるようです。紫は LAN の LED 用、赤は DC12V、黒は GND でしょう。IP カメラの通信速度は最大で 100Mbps だから1・2・3・6番の4本あれば通信できます。
中国のネット環境に Google や amazon がないように、大半が中国製の IP カメラ周りのパーツは米国とは関係のない中華仕様です。カメラモジュールに使われているコネクターは 1/10inch(2.54mm) の半分 (1.27mm) ではなく 1.25mm です。日本の秋葉系通販で探しても見つけるのは難しいかもしれません。
モジュール同士をつなぐ M2 規格のスペーサーも中国の通販サイトで注文しておきました。こういうキワモノはやはり AliExpress が強いみたいです。六角棒のほかに、既製品の防犯カメラによく使われている丸棒タイプもあります。
10 種類で 120 個入りが送料込み 417 円でした。(恐るべし中華サイト)