2020/05/31(日)特別給付金の申請書類が届いた

 忘れかけていたところに特別給付金の申請書類が届きました。「特別定額給付金申請書」とやらいう書類です。全住民に一律 10 万円を支給するそうですが、コロナ禍で本当に困っている人に補填するはずだったのが、途中で変質してしまったみたいです。

 世帯全員の分を世帯主の口座に振り込むことになっていますが、身分証明書のコピーを添付しろとか、通帳のコピーを添付しろとか、うざこい注釈がついています。免許証のコピーは裏面まで必要というのがいかにもお役所仕事です。現住所が間違いないかどうかは、免許証の裏よりも住民登録ほうが正確です。住民登録に基づいて書類を送ってきたんじゃなかったの?

 書類の中に「受け取らない」というチェック項目がありました。そういう人もいるでしょう。でも受け取らなれば国庫に入るだけです。私には 10 万円の給付金は必要ないけど、とりあえず受け取ることにしました。イージスなんとかみたいなことに使われてもなんだしねぇ。

 さてどこに寄付しましょうかね。一括でまとまったお金を寄付する手もあるけど、分散して寄付したほうがよいような気がします。たとえ千円でもありがたいと思ってもらえるところへ小分けに寄付するほうがよいのでは? という思いもないではありません。

 そういえばアベノマスクとやらいうのはまだですね。布マスクはそのままではほとんど役に立たないそうだから、PM2.5 用の不織布フィルターは用意してあります。ないよりはましでしょう。それにしても全世帯にばらまくとは、まったく無駄な浪費をしたものです。不要だからと寄付する人が後を絶たないとか…

 ある教育委員会では子供たちにアベノマスクを学校にしてくるよう通達を出したそうです。してこなくてもカバンには必ず入れるようにとの念の入れようです。何を考えてるんでしょうね。いや、何も考えてないからできる仕業です。

 このところ教育関係者の動きを見ていると、お上に従順で子供たちの教育を受ける権利を守る姿勢に欠けているケースが目立ちます。大人には子供たちの権利を守る義務があります。だから「義務教育」なんじゃなかったですか? ま、国の責任者が自分の果たす義務がわかってない国だから、しかたないかもしれませんが…

 一方、これぞ教育者の鏡というべき人もたくさんいます。自分が果たす義務が何かをわかっている人たちです。苦しかったこと、悲しかったことを大人になっても忘れないように、異口同音に子供たちに諭します。子供の権利を踏みにじるような大人になっちゃいけないよね。

 ところで、特別給付金の書類を返信用の封筒に入れようとして、そのままでは入らないのには閉口しました。封筒の大きさが一回り小さいからです。三つ折りになった厚手の申請書をもう一度たたみ直さないと入りません。なんで返送用の封筒に入るよう最初からたたんでおかなかったんでしょうね。役所が気がないのか、下請け業者の知恵が足りないのか、おざなりもいいところです。(この程度のことでイラつくとはストレスが溜まってる?)

 申請日の翌月末までに振込むと書いてありました。一日遅れるとひと月あとになるかもしれません。早速ポストに投函しておきました。さてどこに寄付しますか。買い物よりも頭を悩ませそうです。

2020/05/23(土)世の中 コロナがどうしたって?

 世の中、コロナ、コロナで大騒ぎです。自覚症状がなくても他人に感染させるとあって、迷惑千万、厄介な感染症です。身を守るためには(他人に感染させないためには)、人との接触機会を減らすのが最善の防御策だとか…

 緊急事態宣言で人との接触が制限されると、いろんな人から電話が掛かってきます。なぜか同じ日に立て続けに掛かってくるところをみると、皆さん痺れを切らすサイクルは同じみたいですね。「そちらはどお?」とか「マスク送ろうか?」など、会話自体はたわいもないものです。

 どなたも「そちちらに行きたい」、あるいは「こちらに来ない?」といった口ぶりですが、このご時世にウロチョロするのは憚れます。結局、また落ち着いたらね…ということになります。不要不急の外出は控えないとね。

 ところで、現在の生活環境は籠城生活そのものです。外出といえば、近所へのゴミ出しと食料品の買い出しくらいです。徒歩圏内の食品スーパーへは歩いて行きますが、ちょっと離れた店には車で行くから、人との接触はほとんどありません。「三蜜」とは無縁の生活を送っています。

 一方、現役世代で働かないと生活できない人は大変です。テレワークなんてしゃれた働き方ができる人は少ないからね。いつどこで感染するか不安の中で働く人もいれば、職を失って働きたくてもできない人もいるでしょう。しわ寄せはいつも無辜の民にいくものです。

 収入が激減した、あるいは職を失って収入がなくなった人に補填するはずだった国の給付金は、なぜか全住民へ一律 10 万円に変更されました。当初の案は手続きの煩雑さや支給時期の遅れなど制度の不備はあったとしても、本当に困っている人に救いの手を差し伸べる本来の趣旨とはズレてきたように思います。

 ズバリ言って私には 10 万円の給付金は不要です。コロナの影響で収入が激減したわけではないからです。家内が病気になってから営業活動は控えてきたし、亡くなってからは開店休業状態でした。もう落ちるとこまで落ちても今は年金があります。決して楽ではないけど生活できない状態ではありません。国から 10 万円もらう筋合いはないわけです。(国に代わって有効な使いみちを考えないと…)

 乞食と与党は3日やったらやめられない…?? 私は乞食ではないし、いま国に恵んでもらうつもりもない、本当に困っている人を救うにはどうしたらよいか、次の世代に付け回しせずに済む方法はないかなど、無い知恵絞って頭を悩ます日々の連続です。

 政治家の話やマスコミの論調にイマイチ説得力がないのが、さらに悩みに拍車をかけます。新型コロナも怖いけど、本当に怖いのは私たち人間とこの社会だというのに気づかされました。いまは冷静に自分たちの心の隙と社会の歪みを見つめ直す機会だと言い聞かせたい心境です。

 コロナなんかに負けないぞ! でもコロナとの闘いは、結局はこの社会も含めて自分自身との闘いなんですね。

2020/05/13(水)パッションフルーツが開花した

 この春に定植したパッションフルーツが今日2輪開花しました。植える段階で花芽はついてましたが、それにしても早いですね。朝見つけたのは、つい先日に鉢替えしたばかりの株です。余った苗が一番乗りでした。もうひとつは地植えした株です。水遣りのときに見つけました。

一番開花
[左が鉢植えの株。右が地植えの株]

 写真左の雌しべは開いて下を向いています。これが正常です。一方、右の花の雌しべは立ったままです。午後になっても変わりません。こういう花は人工授粉しても結実しないことがほとんどです。株に負担をかけないよう、摘み取ることにしました。

 パッションフルーツの花は寝坊すけで、開花が始まるのは 10 時頃です。音がするかと思うほど一瞬でパカッと開きます。このとき3本の雌しべはまだ立ったままです。それが徐々に開いて下を向きます。雄しべの花粉が熟成して授粉可能になるのは 11 時くらいですかね。

 咲いた花は1日限りです。昼頃に人工授粉します。5つある雄しべの一つをもぎ取り、3本の雌しべに花粉をつけます。日本は大型の虫が少ないせいか、自然に受粉するのは1割くらいだと言われています。実を収穫するつもりなら人工授粉は欠かせません。

 受粉しなかった花は翌朝まで咲いていることがありますが、そこで人工授粉しても手遅れです。咲いた日の夕方に受粉させて結実したことはあるけど、確実なのは昼頃から午後3時までのようです。受粉しなかった花は萎んで数日後には落花します。成功した花は子房が膨らんでくるから、結果は2~3日でわかります。

 私は酸っぱいのが嫌いだから食べませんが、収穫を待ってる人が何人かいます。今年はいくつ獲れますかね。
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