2009/12/28(月)DP激減で撮影に転進
従業員もそのままいて、何とかやっているみたいでした。
最盛期には月5000本以上あったフィルム現像は、いまでは10本ない日があるそうです。デジカメプリントがあるとしても、厳しい数字です。
ポストカードの追い込みで、従業員は夜遅くまで残業していました。貼付機を持っているから自家処理です。こちらも年々厳しくなっているようです。
伸びているのは撮影だけだと言ってました。年配の写真館が廃業して、学校写真の引継ぎ話があったり、貸衣裳店から成人式の前撮りの依頼があったりで、撮影の仕事は増えているとか・・・
「まだフィルムを使ってるの?」と聞いたら、スタジオ写真はデジタルに切り替えたそうです。集合写真はフィルムで撮影することがある・・と言ってました。人数によって・・ということでしょうね。
写真業のほかにアパート経営もしていて、家賃収入が店の赤字補填で消えていると嘆いていました。入居者からは「地デジをどうする?」と言われているそうです。共同アンテナを立てるか、ケーブルテレビを引くか?ですね。
ケーブルテレビは、交渉次第では家主の負担は軽そうですが、入居者に視聴料が掛かります。地デジのアンテナは安いから、ブースターと分配器を用意して、自前で配信するのが無難な方法です。
自宅の地デジ対応は、ギリギリまで待つそうです。写真業界の人は、待機派が多いみたいですね。業界人じゃないけど、私も待機派です。
「倉庫にBSアンテナが転がっているが持っていくか?」と言うので、「それってアナログ用では?」と聞いたら、「BSにも2種類あるのか」と驚いてました。この調子では、アパートの住人が無事に地デジ放送を見られるかどうか・・危ういですね。
2009/12/27(日)地デジ対応はまだ?
地デジテレビは、もう少し後にします。テレビを買い換えるのなら、来年以降のほうがよさそうです。立体映像やDTCP-IPへの本格対応はこれからです。新機能がなくてもよければ、現行機種が旧型になった時点で値下げが期待できます。果報は寝て待て・・ですね。
それにしても、地デジをはじめデジタル放送は、著作権保護などややこしい問題で息が詰まりそうです。何回ダビングしても画質が落ちないデジタルの持つ宿命でしょうか?
ダビングしまくりのアダルトビデオかと思ったら、「若乃花ー!」の掛け声が聞こえてきた・・なんて話もありました。アナログ時代は ほのぼのとしてよかったですね。
まずはパソコンのモニターで地デジを・・という思惑もハズレです。地デジチューナーカードを増設しても、パソコンのスペックが低すぎて実用性はなさそうです。メーカーサイトから適合チェックソフトをダウンロードしようとしたら、Windows2000は対象外でした。チェックするまでもないみたいです。
地デジを見るなら、パソコン自体を替えないと・・・
まぁ、アナログ放送の停波までには、新しいパソコンを入れるだろうから、とりあえずモニターで見られるようにするか、地デジチューナーを買っていまのテレビにつなぐか・・ですね。
ビデオデッキは VHSも8mmもほとんど使ってない状態だから、録画機能はどうでもいいような気がします。あとで見たいと思うほどの番組もないし・・・
「酸化セリウム」の先生は、民放の番組はほとんど見ないとか言ってました。吉本みたいな下品なお笑いは趣味に合わないんだとか・・・
そう言われれば確かに、ひとをこきおろして笑いものにする類の番組が多いように感じます。受信料はタダですが、それを見るための機材に何万円もかけるのは、ムダな出費かもしれません。
2009/12/26(土)ややこしい映像端子
パソコンとモニターをつなぐ端子は、CRT時代は D-Sub15ピンのアナログ端子でした。液晶モニターの普及で、DVI 端子が登場します。このDVI 端子は、デジタル信号で映像を送るもので、アナログよりもきれいだとされています。
これからは、DVI 端子のビデオカードが主流になるでしょう。
DVI 端子には DVI-A(アナログ)とDVI-D(デジタル)、それにDVI-I(デジタルとアナログ)があって、話をさらにややこしくしています。いずれにしても、デジタルからアナログへの変換は、アダプターや変換コードを使えば可能ですが、アナログをデジタルに変換することは簡単にできないので、ビデオボードの端子の種類は、きちんと確認しておいたほうがよさそうです。
ビデオボードがアナログ端子で、液晶モニターがデジタル端子のみだったらアウトです。
D-Sub15ピンでもDVIでも、映像は送れますが音声には対応していません。音声は別にRCAピンジャックかミニジャックで送ることになります。スピーカーを内蔵していないモニターなら、映像信号だけで事足りますが・・・
日本独自の規格で D端子というのがあります。映像を送るための端子です。名前は「D」でもデジタル信号ではなくてアナログ信号です。これにもD1~D5の種類があります。
D端子はアナログなので、画像の著作権保護がきちんと担保されていません。最近では、著作権が保護されたデジタル式のHDMI 端子が主流になってきました。
地デジ対応テレビの登場で、HDMI 端子が普及しています。映像と音声を同時にデジタル信号で送る規格です。これにもバージョンがあって、互換性が確保されているわけではないそうだから、話がますますややこしくなってきました。
テレビにS端子があるとかないとか言ってた時代が懐かしいですね。