2024/08/14(水)日照り続きに夕立は恵みの雨

 連日 35℃超え(36~39℃)の猛暑と晴天が続き、庭の植物はもうバテバテです。午前中は日陰になっている玄関脇の千両は、地植えなのに上のほうの葉っぱが枯れかけてきました。このところ2日置きくらいに水遣りしてたのにこのありさまです。

 プランターや鉢植えの植物は朝晩の2回は水遣りしないと持ちません。地植えのゴーヤも毎日、ブルーベリーは2日置きにジョーロで水撒きです。もう水の要ること。ほかの植物や庭木まではとても手が回らない状態です。

 こんなときに一雨ほしいなと思っていたら、今日は午後から雲が出て早めの夕立です。雨雲レーダーを見ると、ほんの狭いエリアだけに雨雲が涌いています。雨が降る降らないは、雲(うん)だけじゃなくてモロ運ですね。

 あわてて洗濯物を取り込みました。午前中は晴れてたから速乾状態です。朝方、庭の雑草に除草剤をかけておいたけど、雨が降るならやめときゃよかったかも。でも台風の影響で、明日は不安定な天気になりそうです。やれるときにやっておかないと。

 暑さと日照りでゴーヤの実が変です。下だけ膨らんでるのは水不足でしょう。曲り果は整枝せずに放置したせいだと思います。あばしゴーヤは元々強いのか繁茂しています。その一方で長れいしと白ゴーヤはあまり実がならず、なっても大きくなりません。

育ちが悪いゴーヤの実

 曲がっている小さい実は、あばしゴーヤです。数センチのうちに間引きで採りました。細長いのは薩摩長れいしです。もっと長く(30cm くらいに)ならないといけないのに、採った次の日には一部が黄変してました。育ち切れずに隣のあばしゴーヤに完全に負けてます。

 今年は定番のあばしゴーヤ1本でいけそうです。ぱっと見で 10 個以上の実がなっています。「超人」先生の好物だから、よしとしましょう。不出来の長れいしと白ゴーヤは我が家でいただきます。

2024/08/11(日)アホエンオイルを常温で作った

 もう何年も前から自家製のアホエンオイルを料理に使っています。料理といってもサラダにかける程度のことです。アホエンは 80℃以上の高温だと分解してしまうので、加熱料理には使えません。

 アホはスペイン語でニンニクのことです。材料はニンニクとオリーブオイルだけで作ります。潰したニンニクを2時間ほど放置してから油に入れ、55℃でさらに2時間ほど湯煎します。

 すり潰した時点で細胞が壊れ、無臭のアリインが臭いのあるアリシンに変わります。常温で2時間ほど寝かすのは、アホエンが発生しやすい状態になるまでに少し時間がかかるからです。

 湯煎の温度は 55℃~80℃です。80℃以上だとアホエンが分解してしいます。なるべく低めの温度がよさそうです。電熱器の保温モードがちょうど 55℃なので、いつもそれを使います。

 今回は湯煎せずに常温で作ってみました。2時間放置してから油に入れ、常温で5日間寝かしたものがアホエンの含有量が多くて安定していると、青森県の研究機関が発表しています。

 湯煎したものは時間の経過と共にアホエンの含有量が減っていくそうです。常温で寝かしたほうは減らないんだとか。それ以来、世間では湯煎よりも常温で作るほうが主流となりました。

 いつも無くなってから慌てて作るもんだから、我が家は湯煎ばっかりです。ちょうどいい温度の電熱器もあるしね。でも今回は在庫があるうちに常温で作ってみました。

アホエンオイルを常温で作ってみた

 オリーブオイル 200g にニンニクが 37g です。常温で5日間寝かしてからニンニクを濾し取り、アホエンオイルだけにします。

 使ったニンニクは、今年掘り上げた葉ニンニクの鱗茎です。葉を最後まで収穫せずに鱗茎を太らせたものの、やはり小粒なので剥くのに苦労しました。ジャンボニンニクや無臭ニンニクはアリシンの発生量が少ないので、アホエンオイル作りには不向きです。
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