2024/10/06(日)何種類か混じっているジャンボ系

 秋雨の間を縫いながらニンニクの植え付けを終えました。時期は例年通りです。天気の良い日でも 30℃を超える真夏日はなさそうな気配です。

 一昨年から旧ジャンボ系ニンニクの復活に取り組んでいます。全滅に近い状態でしたが、わずかに採れた鱗茎や一球ものと木子から復活させました。

 今年採れた中で明らかにエレファントガーリックとわかるのは、分球した鱗茎1個と大きな一球もの数個だけでした。あとはもう1年育ててみないと、エレファント系かジャンボ無臭系か判別できない中途半端なサイズです。

 復活させたいのは、ホワイト六片種の 2L サイズより大きめの「ジャンボ無臭にんにく」です。鱗片数はおおむね6片で、見た目はホワイト六片と変わりません。アリシンの発生量が少ないので、量を気にせず料理に使えます。

 旧品種の鱗片は 5g 程度の小さいものまで食べずに残しました。品種が混在しているので育ててみないと判別できないからです。木子が発芽して小さな一球ものになった後で、再び植えて育てたものもあります。

小さな鱗片でも形が違うものが混在している
[小さな鱗片でも形が違うものが混在している]

 いちばん右の先が尖った鱗片2個は、外皮をむくと中からもう1枚固い皮が出てきます。こういうのは「つるつる植え」にしないと発芽が遅いかもしれません。一方、いちばん左のコロンとした2個は、薄い皮にヒビが入っていて、そのまま植えてもすぐに発芽しそうです。

 ジャンボ系ニンニクを栽培し始めたころは、何種類かあったように思います。大きさの違いのほかに、鱗片数が6片前後のものと、8片以上のものがありました。最初に買った種球が鱗茎ではなく鱗片の状態だったので、品種が混在していたかもね。

 最初のころは鱗片数の多いものから先に食べちゃって、種球としては残ってませんが、木子から育てた中に混じっている可能性があります。木子は子孫を残すためのもの・・・なるほどです。

 

2024/10/03(木)秋花がまだなのは温暖化のせい?

 もう10月だというのにパッションフルーツの秋の開花が始まりません。例年は8月末か9月頭には咲き始めるのに今年はまだです。花芽が見当たらないのも不思議です。

 9月は夏の延長みたいなもんで、猛暑日の連続でした。お彼岸を過ぎて少し気温は下がりましたが、それでも真夏日の日があります。10月も 30℃超えの日がありそうです。

 パッションフルーツは南国の植物ですが、花が咲くのは夏じゃなくて春と秋です。気温が 30℃を超える日が続くと春の開花が終わります。秋の開花も気温が下がらないと花芽自体がつきません。

 今年は暑さに強いはずのゴーヤが不作でした。作物は気温以外に土作りなどほかの要素もありますが、株が育ち、これからというときに実が大きくなりませんでした。小さいうちから黄色くなってしまいます。生り始めのころは立派なのが採れたのに・・・

 万願寺唐辛子もダメでした。こちらは野菜用の大きな鉢で育てているので、土作りは関係ないと思います。いつもどおりにやったのに2株とも枯れてしまいました。去年は、撤収しなかったらいつまで続くの?というくらい晩秋まで青々としてたのに・・・

 ジャンボ系ニンニクは例年どおり9月下旬に植えました。まだ暑いからと、のんびり構えているうちに一気に涼しくなって出遅れるのを心配したからです。葉ニンニク以外のジャンボ系は、ほとんど植えました。これが吉と出るか凶と出るかは運次第です。

 パッションフルーツは新しい苗を温室に入れて冬越しさせ、株を毎年更新しています。病気や線虫の予防には有効な方法ですが、春になってから育ち始めるため収穫面では厳しいやり方です。

 今年は秋の実が生っていない状態なので、蔓を切り詰めて大株の状態で越冬させようかと考えています。鉢に植え替えするなら今月やらないといけません。

 例年は収穫優先で、本来の目的であるグリーンカーテンが貧相な状態でしたが、来年は収穫と日除けの両方とも期待できそうです。何事も前向きに考えないとね。

2024/09/29(日)悩ましいニンニクの植付け時期

 例年は秋のお彼岸過ぎにニンニク類を植付けています。ジャンボ系ニンニクと葉ニンニクです。9月下旬から10月上旬が植えどきですが、温暖化の影響でいつ植えるかの判断が難しくなりました。

 気温がある程度下がらないと発芽の条件が整わないのに、9月中旬になっても真夏日が続いてました。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言うものの、この調子ではしばらく夏が続くのではないかと心配でしたが・・・

 えらいもんですね。お彼岸を過ぎたら少し暑さが収まり、にわかに秋らしくなってきました。それでも日によっては最高気温が 30℃を超えます。ニンニクの植付けは10月になってからとのんびり構えてたけど、例年通り9月中に植えることにしました。秋が来ないうちに寒くなるのを警戒したからです。

 とりあえずジャンボ系から植え始めました。一昨年から外皮をむいて植える「つるつる植え」をテスト的に始めました。今年はほとんどが「つるつる植え」です。皮つきのまま植えるよりも発芽が少し早くなります。

 2年かけて復活させたエレファントガーリックとジャンボ無臭ニンニクは、食べずにすべて種球として残してあります。一昨年、種苗会社から追加した島根県産と群馬県産の「ジャンボにんにく」はエレファントガーリックだと思います。念のため今年も畝を分けて植えました。

 ずいぶん前に農協のマーケットで買ったジャンボ無臭ニンニクは、エレファントガーリックほど大きくなくて、ホワイト6片種の 2L サイズよりも少し大きいくらいの品種です。使い勝手がよいので、こちらを復活させたくて食べずに残した次第です。

 期待のジャンボ無臭ニンニクは、とりあえずひと畝だけ植えました。種球の数が多くて、新たに開墾した場所が整い次第、残りを植える予定です。うまく育てばかなりの数が収穫できます。たくさん採れたら、来年の黒ニンニクはこれで作るつもりです。

 ジャンボ系ニンニクはリーキの仲間でアリシンの発生に時間を要しますが、2週間ほどかけて熟成させる黒ニンニクなら普通のニンニクと成分的に大差ないと思います。味はマイルドでフルーティー、おいしいです。
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