2021/11/07(日)ジャンボ系ニンニクが発芽した

 9月末に鱗片を植えてから1ヵ月経っても発芽せず、気をもんでいたジャンボ系ニンニクは、11月になってようやく芽が出始めました。昨日・今日は続けざまに4~5個ほど発芽しています。

 この調子でいけば、今月中にほぼ芽が出揃いそうです。冷蔵保存した鱗片は発芽せず全滅、というブログ記事を見つけて意気消沈してましたが、少なくとも全滅だけは免れたみたいです。

ジャンボ無臭ニンニクの芽
[ジャンボ無臭ニンニクの芽]

 発芽したての芽は先端が尖っていて、全面に張った黒マルチを持ち上げ、三角テントを張ったみたいに盛り上がります。そこを手で破って芽を露出させます。

 2年前からこのやり方に変えました。既製品の穴あきマルチは穴の間隔がジャンボ系には狭すぎます。大した面積じゃないけど、穴を手作業で開けるのは億劫です。

 見渡したところエレファントガーリックよりもジャンボ無臭ニンニクのほうが発芽が早めの感じです。エレファントも4個ほど芽が出ているから、これから増えてくるでしょう。月初に一つだけ掘り出してみたら、大ぶりな一球ものに根が生えていました。

 「超人先生」御用達の委託栽培のゴーヤは、このところ 20℃以上の日が続いたせいか、また雌花が咲き始めました。でも、もう終わりです。葉っぱの3分の2は枯れています。

 ここしばらくは発芽したジャンボ系ニンニクの芽出し作業が続きます。最初から穴を開けとけばいいんだけど、芽出しするのも楽しみのひとつなんだわね。「また出た」なんてね。

2021/10/30(土)ニンニクの種球は冷蔵しない?

 ニンニクの国内生産一位の青森県では、通年出荷するために冷蔵保存しているのは知られた話です。マイナス2℃くらいの氷温冷蔵が理想的だとか。

 福地六片などホワイト六片種の話ですが、ほかのニンニクでも長期保存には有効なやり方だと思います。常温保存に比べて過乾燥・カビ・腐敗のリスク軽減と、冷蔵中は発根・発芽を抑えられます。

 家庭菜園で作っているジャンボ系ニンニクは、去年は発芽が揃わず今年の収穫は散々でした。種球の過乾燥が原因だと推察します。その反省に立って、今年は新聞紙に包んで冷蔵庫で保管しました。

 野菜室です。収穫後の自然乾燥が終わってからだから、冷蔵保管したのはひと月くらいですかね。9月上旬に取り出し、常温に戻しました。播種したのは9月末です。

 播種から1ヵ月経つのに一つも発芽しないのは、この冷蔵保存が原因ではないかと考えています。ニンニクは真夏を過ぎ気温が下がりかけた8月下旬ごろに休眠から目覚めます。その前に冷やしてしまったことで、休眠打破のタイミングがずれたのではないのか?

 ネットでググッても播種前の冷蔵保存についての記述は少ないですね。種球は常温保存が原則との意見は多数でてきますが、冷蔵保存の影響については僅かに散見される程度です。

 中には冷蔵保存したものを種用にも出荷している業者がいます。でもホワイト六片種だからジャンボ系の参考にはならないかも。黒ニンニク用に取寄せているホワイト六片は冷蔵保存したものだと思いますが、植えたら確かに発芽はしました。(大きく育たなかっただけ)

 参考になったのは、買ってきたジャンボ系の鱗片は発芽したのに冷蔵保存した自家栽培の鱗片は発芽しなかった、というブログ記事です。その後どうなったか気になり記事一覧をチェックしてみましたが、関連する記事は見当たりませんでした。

 もうひとつ、冷蔵保存して冬を経験した種球は春が来たと勘違いして発芽に影響する、との意見です。(確かにそうかも)

 いまさら新たに種球を買ってきて植え直すわけにはいかないので、播種した鱗片が発芽するのを待つしかしょうがないですね。

2021/10/26(火)無臭ニンニクを掘り出してみた

 ジャンボ系ニンニクを播種してから明日で4週間になります。まだ一つも発芽してません。1ヵ月経ったらマルチをはがしてチェックするつもりでしたが、待ちきれずに一部だけ掘り出してみました。

 無臭ニンニクの一球ものです。直径は 4cm ほどあります。洗ったら外皮はツルッと剥けました。中身は腐っていません。根が出そうな気配はあるもののまだのようです。

掘り出した一級ものの種球
[まだ根が出ていなかった]

 かさぶた状になっている古い根の痕を引っ掻いたら、ポロッと取れたのでその状態で埋め戻しました。土は適度に湿っています。

 雨が降る前に先の尖ったペグでマルチに点々と小穴をあけておきました。芽が出るまでは全面マルチなので、ひと月近く放置すると土の状態が心配です。昨日の雨で水分が補給されたみたいです。

 播種してから 30℃近い日が続いたと思ったら、次は 20℃以下の涼しい日の連続です。今日から 20℃以上の陽気が戻ってくる予報です。

 今年の種球は新聞紙に包んでひと月ほど冷蔵庫の野菜室に保管していました。植え付けの3週間ほど前に出して常温に戻しましたが、これが発芽に影響したかもしれません。

 常温保存のほうがよかったのか、来年は2通りやってみようかと考えています。要は、乾燥しすぎにならず、カビや腐敗が防げればいいわけです。

 鱗片を包む皮を剥いて裸の状態で植えるやり方もあるようです。今回掘り出した一球ものと同じ状態ですが、果たして無事に発芽するでしょうか?
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