2021/05/15(土)初代スペーシアを業者に売却した

 いままで乗っていたスペーシアは、今月末が車検です。軽トラとの2台持ちなら車検を受けて乗り継ぐつもりでしたが、買ったのはエブリィバンです。似たような車を2台持つのは無意味だから売却することにしました。

 今回車検を受けたら、もう乗りつぶすしかなさそうです。そろそろメンテナンスやなんやらで費用がかさむころです。7年落ちでも走行距離4万5千キロ以下ならいくらかにはなるでしょう。値がつくうちに売るのが得策です。

 新車のエブリィと下取り交換する手もありましたが、年式の古い旧型はおそらく査定が二束三文です。一般的にディーラーは、残存年数の短い車は評価しないといわれています。

 中古車屋に直接持ち込んで査定を受けるか、インターネットで一括見積査定を申し込むかの二択です。家内の車を売るときは、中古車屋を3店ほど回りました。病気で療養中の自宅に業者が次から次と押しかけてこられたのでは、たまったもんじゃありません。

 今回は一括見積査定を利用しました。大した金額の車じゃないから、気のない業者もいます。一括サイトに紹介手数料を払ってまで見積に参加したくない業者は、リストに載らないようにしているみたいです。全部で 10 店なかったのは意外でした。

 覚悟はしていましたが、申し込んだ途端に電話が鳴りまくりです。依頼先をとりあえず3店だけにしといて正解でした。この程度なら一人でも相手できます。3店ともその日のうちに査定に来ました。

 全国ネットの買取業者の中には、従業員ではなく請負人を派遣してくるケースがあるみたいです。一件回っていくら…の請負業ですね。最初に査定に来た店がそんな感じでした。マニュアルどおり事務的に作業してましたね。それ以降は、なしのつぶてです。

 2店目もチェーン店ですが、こちらは店の従業員みたいです。年式の新しい高級車が得意のようで、年式の古い低価格車は安く買えればめっけもの的な見積でした。オークションで業者に転売しても損しないレベルの金額です。その後も熱心に電話がかかってきました。

 3店目は地場の業者です。自分の店で売る前提で査定すると言ってました。バンパーの他にもへこみ傷があって、板金代分はマイナスの査定です。後日もらった見積はちょっと渋めでしたが、この業者に売ることに決めました。現状渡しで 30 万円超えれば売りです。

 こちとら車の売買で飯を食ってるわけじゃないし、次のオーナーに引き継いでくれればそれで満足です。1円でも高く売りたいと、あちこちの業者に声をかけるのは、自分の主義じゃないからね。

2021/05/03(月)ドライブレコーダーの取付け方_3

 初めは、カメラ分離式ミラー型の前方カメラを前席から後ろに向けて「後方2台体制」にしようかと考えていました。前方は単体のドラレコにして、記録さえ残っていればいい……という発想です。

 そうすることで、車の両サイドまで視野が広がります。リアガラスに付けた後方カメラはあくまで車体から後ろの映像です。後方カメラ2台のミラー型モニターと、元からあるルームミラーを併用すれば、後部座席から後ろの視界はバッチリです。(考えたでしょ)

 カメラ分離式のミラー型ドラレコを探していて、カメラが3台接続できる機種を見つけました。前方カメラ、室内カメラ、後方カメラの3台です。これなら前方用に単体のドラレコを買わなくて済みます。室内用は夜間は赤外線 LED 照明でモノクロ画像になります。

分離式カメラが3台のミラー型ドラレコ

 結果は狙い通りでした。前方カメラは安全ブレーキユニットのカバーに付けました。ほぼ中央です。フロントガラスに貼ってもいいけど、剥がしたときに樹脂カバーのほうが跡が目立たない気がします。

 室内カメラはエブリィバン特有のオーバーヘッドシェルフに取付けました。フロントガラスに付けると運転手の顔まで映りますが、ここなら画面の隅に頭の一部が入る程度です。自分の間抜け面を映してもしょうがないからね。

室内カメラの画像とルームミラーを併用
 室内カメラはクリップで留めてあるだけだから、左右どちらにも移動できます。後部座席の脇に車や自転車がいてもモニターでわかります。このオーバヘッドシェルフは伝票や資料ファイルなどを入れるための棚ですが、配線を隠すのにも役に立ちました。

 後方カメラは室内側に付けました。いちおう防水ですが、取付け位置がナンバープレート脇だと車のライトをモロに受けます。レンズが汚れるし、耐久性に一抹の不安があります。(やっぱり室内だわ)

 いちばん苦労したのは、元からあるルームミラーを殺さずに、ミラー型モニターと併用することです。現場合わせでやったから試行錯誤の連続でした。ルームミラーのアームに取付けたので、クランプが緩んで外れても落下することはないでしょう。

ルームミラーの上にクランプで固定

 ルームミラー基部の室内ランプが隠れてほとんど役に立たない状態です。別のライトをオーバーヘッドシェルフあたりにでも付けますかね。

2021/05/01(土)ドライブレコーダーの取付け方_2

 ミラー型のドライブレコーダーにもいろいろあります。一般的な前方カメラ内蔵タイプは、カメラ位置が右寄りと左寄りの違いがあります。運転席から見て左寄りのカメラは、安全ブレーキユニットがモロ映ります。

 右寄りのカメラでもモニター画面の左上にユニットが映り込みます。ちょうど信号の位置と重なったら証拠になりません。ここはやはり前方カメラ分離タイプの一択です。

 内蔵タイプでも気になる機種がありました。前方・後方のほかに左サイドが映せる3カメラ式です。助手席側の扉の前側、ちょうどドアミラーの下あたりに小型のカメラを取付けます。将来的には左右に付ける4カメラ式が出るかもしれませんね。
左サイドが映せるドラレコ
[左サイドカメラ付のドラレコ。360°カメラ付もある]

 超ワイドの後方カメラの特性を活かし、追い越してくる車を感知してミラーの左右に点滅シグナルを表示する機種もあります。見えないところ(死角)が見えるような宣伝文句ですが、実際には見えてるわけではなくて、おそらくこの位置にいるであろうという予測に基づいてシグナルを出します。
追い越し警告が出るドラレコ
 追い越しかけて「やーめた」という車がいたら誤情報になるかも。それとレビューを見る限り、シグナルが出ないケースがままあるようです。やはり自分の目で確認するのがいちばんです。

 ドライバーの視界の左側で点滅信号があれば気づく可能性はありますが、バックミラーを常時見ているわけではないから、この機能はなくてもいいように思います。ルームミラーの反射像と違い、ミラー型モニターの画像は至近距離です。頻繁に見ると年寄の目には負担が掛かりそうです。

 バックミラーを模したモニターで前方を見ることは稀です(私はまず見ません)。分離型の前方カメラを後ろ向きの室内カメラに流用し、前方はカメラ型のドラレコで単独利用する手もありそうです。
OK キャンセル 確認 その他