2017/11/30(木)中国から送って翌日届く訳がない
10 日ほど待つつもりなら通常便は無料(業者負担)ですが、お急ぎ便は有料です。注文者の負担は今回 360 円で、到着予定日は通常のアマゾンと同じ中一日になってました(お急ぎ便は国内から?)。注文翌日にメールで「(本日発送した)お客様の商品は中国郵政でお届けします」という案内がありました。到着予定日は発送日の翌日になっています。おぃおぃ、中国から送って翌日に届く訳がないだろう!
案の定、翌日には届きませんでした。途中経過も表示されません。「伝票番号で配送状況を確認できるようになるまで、お時間がかかる場合があります」とか「配送拠点を通過するまで配送業者による荷物の追跡はできません」という注釈はありますが、到着予定日を過ぎて次の日になってもまだ表示されないのは変です。注文を取りたい一心で業者がサバを読んだのか、それともアマゾンの返信システムのバグなのか。(深圳からだと最短でも4日はかかるはず)
予定通り発送の手配はしたから後のことは知らない、では困ります。例えわずかな金額でもお金を取る以上は、初めに提示した到着予定日に責任を持たないとね。座布団一枚没収です。(もともと座布団など一枚も敷いてないから「貸し」だわ)
そんなに急いでいるわけではないけど、困るのは到着予定日にはなるべく外出を控えるようにしていることです。せっかく配達してくれたのに不在じゃ悪いからね。できるだけ再配達とならないよう気を遣っています。荷物が来ないなら来ないで、はっきりしてもらわないと…
そんな気遣いから外出する機会が減るのは困りものです。心置きなく出かけられるよう、宅配ボックスの設置を検討中です。いろいろ物色していますが、結構高いもんですねぇ。セキュリティーの問題などあるからでしょうが、荷物を受け取るのに何万円もかけるのは考え物です。ここはやはり得意の DIY でいきますか。
玄関前はひさしがあって雨ざらしにはならないので木造でもよさそうです。ただの木の箱では宅配業者も不安だろうから、せめてナンバー錠でいいから施錠できる構造にしないといけないでしょうね。それと、ボックスごと持ち去られないよう、固定方法をどうするか?です。
ちょうど防犯カメラもついたことだし、セキュリティーはそこそこ担保できそうです。そんなに頑丈な作りでなくてもいいでしょう。体裁さえ整っていれば、宅配業者にとってはないよりましです。箱がヤグイから入れるのをやめた… なんてことにはならないと思いますがねぇ。
2017/11/29(水)低価格 PTZ カメラの落とし穴
画面に変化があった時だけ録画するようにすれば、記録できる時間をもっと延ばすことができるように思われがちですが、あまり実用的ではなさそうです。調べた範囲では、モーション録画は一日の作動回数に制限(カメラ1台ごとに 128回までとか)があるらしく、風が強い日や雨降りの日にはすぐに制限回数に到達してしまい、記録されない時間帯が出てしまいます。とくに夜間は虫の飛来が LED に反射して、頻繁にセンサーが働きます。やはり常時録画が無難なようです。(ただしメールアラート機能は働かない)
超広角の単焦点レンズを搭載した IP カメラ4台で、自宅の周りを監視するように設置しましたが、やはり画面に映らない死角が何か所かあります。自宅の周りをもれなくカバーしようとすれば、8チャンネルは必要でしょう。カメラの台数が増えれば記録媒体(HDD)の容量も増やさないといけないし、消費電力もバカになりません。どこかで妥協しないとコストが増すばかりです。
そこで重点的に監視したい場所だけ別のカメラでフォローすることにしました。カメラの映せる範囲を変えられる PTZ カメラで広範囲をカバーすれば、カメラ台数が少なくて済みます。PTZ とはパーン・ティルト・ズームの略です。電動でカメラを上下左右に動かし、電動ズームで画角が変えられれば便利ですね。
ところが、低価格品の中には PTZ を謳いながらどれかの機能が欠けているものがあります。本来ズームレンズは画角を変えてもピントが移動しないものを指します。画角を変えるとピントがズレるものはバリフォーカルレンズと言います。バリフォーカルは価格的に安く済むのが利点ですが、オートフォーカス機能で自動的にピントを矯正しないものは、画角が変わるたびにピントをマニュアル操作で調整することになります。
ズームと言いながらバリフォーカル式が多いのは、まぁ許せる範囲のことですが、低価格品のなかには焦点距離とピント調整を設置時に手動で決め、カメラアングルだけ電動化しているものが目立ちます。画角を変えたいときは脚立に上って手動で変えないといけません。一方、焦点距離は電動で変えられてもカメラ位置が動かせないものもあります。画面の真ん中だけ拡大縮小される方式です。どちらにせよ、こういうのは PTZ とは言えないのでは?
原因はこうした低価格品の生産国が、英語を母国語としない中国などの新興国であることにあるようです。PTZ がパーン・ティルト・ズームの略だということをちゃんと理解していれば、ズームが手動とか、パーンやティルトが手動とかいう製品に PTZ を謳うことはないでしょう。実際には、仕様表示を丹念に調べて、明示されていないことはできないことと読み替えないとハマります。
一般的に2万円以下で売られている 1080P の IP カメラで、パーン・ティルト・ズームがすべて電動化されているものはほとんどないのが実情です。もちろん国内メーカーの PTZ カメラは画素数が低い安価なものでも数万円、一般的に十万円以上するから、どれかの機能が手動であったとしても文句を言う筋合いではないかもしれません。でも PTZ を謳う以上は、すべて電動であってほしいと思うのは、決して間違ってはいないと思いますがねぇ。
そんな中で、2万円以下でパーン・ティルト・ズームがすべて電動の IP カメラを見つけました。さすがに PoE 機能まではありませんが、LAN ケーブル接続のほかに WiFi も使えるから、電源さえ確保できればケーブル配線が省略できます。性能的にあまり過大な期待は禁物だけど、いろいろいじって遊べそうです。とりあえず注文しておきました。
2017/11/11(土)ただのフレームから温室に変身!
春から骨組みだけになっていた「温室」にビニールカバーを被せました。よく「ビニール温室」と言いますが、暖房設備のないものはただのフレームで、温室とは言わないそうです。ウチのはちゃんとヒーターがあるから、押しも押されもせぬ温室です。外側はビニールだから押せばへこむけどね。
ペラペラのビニール1枚では寒かろうと、内側にプチプチを張って二重構造にしてあります。床は地面に接していないので、12mm のコンパネの上に 4mm のポリカ中空パネルを張り、その上にシルバーシートとビニール袋で防水した電気毛布を敷いて床暖房にしました。タイマーで夜だけ温めるようにしてあります。床下には砕いた炭を敷き詰めました。目的は虫除けですが、少しは遠赤外線効果があるかも?
ヒーターは 250W の対流式です。念のために 30cm 角のレンガタイルの上に載せ、サーモスタットで温度をコントロールします。昨冬は、霜が降りる気温より高ければいい…くらいのつもりで 10 度Cにセットしていました。8度くらいになるとヒーターが入り、 12 度あたりで切れる設定です。うんと冷え込む日でも5度を下回ることはなかったようです。
去年は、越冬させるのがパッションフルーツだけでした。今年はペピーノが増えたくらいです。同じでもよさそうですが、実をつけた株が多いのでもう少し温度を上げようかと考えています。去年の設定だと、収穫できたのは春になってからでした。できれば2月、遅くても3月中には収穫して、苗の成長を図りたいところです。室内で越冬したときは1~2月に収穫できたから、温度が高いほど早くなりそうな気がします。
日照時間は、朝のうちは入り口のある東側は全面に太陽光が当たりますが、昼近くになると南側の上半分くらいとなります。これが冬至が近づくにつれ屋根部分しか当たらなくなります。仕方がないので北側にシルバーシートを張って、レフ板効果で光を戻すようにしています。いずれにしても真冬は日照不足です。
少しでも光を当てようと、気休めで水耕用の LED ライトを吊るしてあります。昨年は太陽光が当たらない午後から日没まで点けました。床の方は厳しいけど、上の棚の苗にはある程度効果があると踏んでいます。真冬は日昼でも気温が 10 度ない日が続きます。晴れていても外に出すわけにはいかないので、この LED ライトが頼りです。