2021/12/30(木)コロナ"尾身"株の流行について

 予想されてたとおり、新型コロナウィルスの変異株「オミクロン株」が猛威を振るいつつあります。一般的にウィルスは、感染力を増しながら毒性は低下していく方向に向かうというのが定説です。このウィルスはどうでしょうか?

 テレビでニュースを見ていたら、久しぶりに尾身会長が出てました。感染が拡大すると登場するイメージがありますが、まさにそういう状況なんでしょうね。オミクロン株、略して "尾身株" なんちて。

 海外渡航者からの感染を完全に防ぐのが難しいことは、今回のケースに限らず、ある程度認識されていました。市中感染までの時間稼ぎでしかないことは織り込み済みです。

 世界では、新しい格差や差別が生まれています。けだし、ワクチンを打った人と打てない人と。

 ワクチンを2回接種した人は海外に行けるし、スポーツやコンサートなどのイベントにも参加できます。飲食店での外食もできれば、多人数での飲食もできます。

 ちょっと待った! オミクロン株の感染者はワクチンを2回打った人が大半です。海外渡航者の大半はワクチン接種をしているはずです。でないと飛行機に乗せてもらえません。ワクチン接種者は、感染しても重症化しにくいだけの話で、感染を媒介しないわけじゃないのよね。

 私は医者嫌いで、コロナワクチンは打ってません。病人が集まる病院や診療所に近寄るのは、かなり危険な行為だと敬遠しています。外部の人との接触はほとんどないし、私にとってはワクチンを打ちに行くのが最も危険な行為です。

 私は最後でいい。打ちたくても打てない貧しい国の人たちに先に回してあげてちょうだい。

 テドロスさんじゃないけど、経済的に脆弱な発展途上国でのワクチン接種が、遅々として進まないのはもどかしい限りです。海外からの部品の供給が止まって経済的な打撃が無視できない状態なのに、供給元のワクチン接種はちっとも進まないのが現状です。

 フランスなど、ワクチン接種をしない国民への処罰を検討している国は、金にものを言わせてワクチンを買い占めてるんでしょうね。でないと、そんな強気な姿勢に出られるわけがありません。

 イスラエルみたいに4回目のブースター接種を進める国もあります。自分たちさえよければいい……こういう風潮が支配するようだと、人類滅亡へまっしぐらかもね。

 この調子じゃ、コロナ禍の勝者はコロナだけかもしれません。
OK キャンセル 確認 その他