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2009年03月20日の記事

2009/03/20(金)袋入の菓子を撮る

 透明な袋に入った菓子は難物です。ライトが映り込むからです。
 袋の表面が複雑な曲面になっていて、ライトの位置を変えてもなかなか解消できません。

 アマチュアは、反射を抑えるというと、すぐにPL(偏向)フィルターを想いうかべますが、単純な平面でないから使えません。アチラを消してもコチラが消えない…という事態に陥ります。
 透明体の撮影は車と同様、全体をディフューザーで覆って行いますが、ライティングが難しいので素人の手には負えません。

 周りを黒ケント紙で覆えば反射はなくなります。あとは照明をどうするかです。点光源を使えば、光の反射は最小限に抑えられます。映り込んでも小さな点で済みます。
 影の処理は、下地を無反射の黒にすればごまかせますが、中の商品に強い影が出るので、照らす位置には制約があります。

 一番簡単な方法は、薄曇りの日に屋外で撮ることです。空全体が巨大なスカイライトになります。映り込みがあったとしても、均質で柔らかい光だから、強い照りは出ません。
 多少の映り込みがあっても、透明な袋に入っているというのがわかって、違和感は少ないはずです。

 袋入の菓子は、商品の単価が安いので、町工場レベルの企業では、商品撮影に多額の費用をかけることはできません。近所の写真店に依頼する企業が多いようです。
 商品写真に不慣れな写真屋や写真館では、思ったような仕上りは期待できないでしょうね。自前で撮影するのとあまり変わりません。

 そのうち嫁入りの菓子撒きでもあったら、菓子を並べて記念に撮りますか。うまく撮れれば、近所の菓子工場から撮影の依頼がくるかもしれません。
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